2020年10月12日月曜日

想い出の中に・・・その68

 2007年8月10日、朝から吉尾峠を目指して出かけた布沢の4名の中に私も加えて頂きました。この事は2006年8月11日の出来事として「その54」に一度書いたのですが、実は1年間違えていました。正確には2007年でした(「その54」からは削除しました)。

吉尾峠は布沢から昭和村へ抜ける、過去においては重要な道で、峠の手前には5軒?の集落があり小学校の分校もありました。集落は毘沙沢と同じ時期に離村し今はどなたも居住していません。

暑い夏に道なき道を刈り払いながら前へ進むのは大変な事でしたが、地元の皆さんはごくごく日常の事、のように淡々と・・・でしたね。勿論休み休みでしたが。

途中で休憩

この時の目的は、吉尾峠に残された大山祇神社の合祀に向けた準備、神様の引っ越しのためでした。中には神事の為の道具や札、そして過去の寄進の札などが残っていましたが、これらは毘沙沢の白山神社とよく似ていました。

左から彦衛さん、晃吉さん、章さん、市朗さん

大山祇神社

この石が神様だということでした
そして担いで下山したのには驚きました


この後、8月19日、太田の二荒山神社への合祀は白山神社も同時に、盛大に行われました。

私は氏子ではありませんが、現在の毘沙沢住人として参加しました。



大山祇神社を調べると愛媛県越智郡とありました。白山神社は石川、福井、岐阜にまたがる白山信仰ですよね。こうした神様がこのような山の中の地にも崇められて来たことが、すごいなと思います。


0 件のコメント: