2010年3月30日火曜日

今日の毘沙沢






寒い日が続いています。
昨晩の雪が、この冬最後の雪?そんな期待を込めて、今日の毘沙沢です。

車は林道脇に止めています。
家までの20メートルほどは雪の道。長靴に履き替えて歩きます。

雪上の足跡はうさぎです。明日から暖かくなりそうです。

山梨県明野に再び






共に仕事をした長岡君が、京都から明野に遊びにみえるという事で出掛けました。
10数年ぶりの再会でした。

長岡君と荒木君との思い出は港区芝の開発プロジェクトでしょうか。
新しいオフィスビルのあり方を、郭茂林先生の指導を受けながら、霞が関ビルに席を設けて作業しました。
時々現れる大村先生が提案する低層オフィスビルのモデルはパリでした。
皆、若かったですね。今となると、苦しいことも楽しい思い出です。

早春の明野は南アルプスがきらきらと輝いていました。
かつて甲州人は貧しく、駿河の人々を羨んだと聞きます。
でも今回甲州で感じたことは、会津と比べればとんでもなく豊かです。
他国を羨むようになったということは、私が会津人になりつつあると言う事かもしれません。

藤森さん、楽しい機会をありがとうございました。

2010年3月25日木曜日

木と漆の器展



舘岩で木を削り漆を塗って、いろいろ作っている藤原啓祐さんの個展が、福島市東中央の「民芸うえき」の「和・空間」で今日から始まります。

3月27日にはワークショップも有るようです。
お近く方は是非覗いてみてください。

2010年3月21日日曜日

愛でられる雪



今の時期の雪と、冬の初めの雪では同じ雪でも大きく違います。

今の雪は余裕で愛でられます。
屋根が綺麗です。山の木々も再び白い着物をまといました。

ロビンエンジン EY40DS 



素人のエンジン再生プロジェクトが、やっと先ほど終了しました。
ダダダダ・・・・・と快音を立てて動きました~。

故障の原因は、写真の、ホイールの上についているパルサーコイルという小さな部品でした。
このコイルは、ホイールの外周に埋め込まれた小さな磁石を感知し、回転のタイミング信号を点火装置(KTRユニット)へ送る役割です。

プロであれば、この部品の抵抗値を見ればすぐに判ったはずなのですが、私には原理を理解するのに時間がかかりました。
場所から見て、エンジン温度が上がって止まった当初の症状からも納得がいきます。

怪しいと聞かされていたイグニッションコイルは健全でしたが、KTRユニットは電子部品ですし、頭脳みたいな部分ですから今回新品と交換しました。

時間とお金を少し余計に掛けましたが、妻は「カルチャーセンターでエンジンの勉強をしたと思えば安い物だったんじゃない」と、確かに。
冬期間孤立している生活だから出来る体験でした。

エンジンに詳しい、BYさん、YSさん、B・Tさん情報ありがとうございました。
福島市の整備工場のIさんにも助けて頂きました。

多くの方に心配頂きました。世の中捨てた物ではありません。

2010年3月19日金曜日

林道開通速報





毘沙沢林道をご利用のみなさま、林道が今日お昼前に開通しました。

3月19日の開通は、今までで一番早い春の訪れとなります。

祝・毘沙沢林道開通・・・かな。

2010年3月18日木曜日

林道除雪新記録か





エンジンの部品が届くということで下山。
路面の状態が良いので、小さなカンジキで歩きます。

何の連絡もありませんでしたが、何と、林道除雪が始まっていました。
最初の200メートルほどの杉林の難所を、お昼前に抜けています。
明日は開通するでしょう、春の林道除雪、最早新記録となります。
この冬の越冬はジャスト3ヶ月でした。

エンジンの部品を交換しました。
しかしながら未だ動かず。あ~。
電気系統、という事でテスターを持ち出して他のコイルをチェック。
パルサーコイルが通電していない。
そして、プラグキャップも怪しい。早速再度手配しました。

途中で、修さんから心配の電話。
私、只今勉強中。エンジンが面白くなってきました。

周囲では、今井さんのエンジン、最後は新品になっちゃうんじゃないなんて・・・・。

2010年3月17日水曜日

雪あかり



日に日に雪は融けて行きます。
名残惜しい雪を愛でながら、我が家のささやかな雪あかり。

2010年3月16日火曜日

童話





先日、明和地区センターでこの地が生んだ童話作家山内秋生の童話集「春の野のゆめ」を頂きました。
山内秋生さんは明和地区、二軒在家に明治23年に生まれ。大正・昭和と活躍した童話作家です。

その中の「月の光」素敵です。
現代に欠けているものを、感じます。

写真をクリックすると大きくなりおます。
紹介:http://www.tadami.gr.jp/koho/kouhou2/2007-07/446-2-5.pdf#search='山内秋生'

2010年3月15日月曜日

今日いろいろ





晴天の朝は「かたゆき」、長靴で何処でも歩けます。
そんな景色をお送りします。

バスは毘沙沢終点の粗大ごみ。一時期この辺りではバスを倉庫代わりに使っていました。町役場に処分を働きかけましたが、未だに無くなりません。
杉林の手前が消雪池の水源。この雪の下から潤沢な水が送られてきています。

自家発、怪しい部品(イグニッションコイルを含む点火装置)をやっと手配できました。
福島市のロビンの指定整備工場です。
実は、頼んでいたプロからは手に入れることが出来ませんでした。

その後、修さんから、エンジンの分解図を頂きました。そのあと、小山さんから心配のスカイプ。
いろいろな方にご心配いただいています。勉強になります。

部品は18日にヤマト便、また雪上往復しなくちゃ。

この間を利用して、今までの家具の製作図を整理しています。

2010年3月14日日曜日

明和公民館まつり





今日「コーラスはなみずき」が公民館まつりで歌うことになっていました。
7時半に自宅を出て下山。

久々の合唱、そして雪の為、合同練習に参加できませんでしたので少々不安。
そんな中で5曲を歌いました。

明和公民館まつりは、毎年今の時期に行われます。
春の文化祭という感じでしょうか。
メインイベントは芸能発表会。
主なる出し物は演舞、三線、落語・・・。
そうした中でコーラス、チョッと辛いです。

今日は、12月17日林道に車が入らなくなって88日目。
そして手帳を見たら、その間、雪上歩行16日、10往復していました。
延べ50キロ、5.5日に一回は林道を歩いた事になります。

天気は快晴、布沢川に魚の群れを見つけました。
家の前の南斜面で今年初めて福寿草が咲いています。
昨年のブログと比較すると、福寿草の開花、少し早いような気がします。

2010年3月12日金曜日

ガソリンエンジン


田舎では、都会以上に多くのガソリンエンジンが使われています。
草刈機、チエンソー、除雪機、農機具(これは何種類も)そして車の数は1人1台以上。そして私のように自家用発電まで抱えている人が居ます。

都会で生活していると、ガソリンエンジンに詳しい人は、車やバイクのマニアでしょうか。
そんな訳で、エンジン音痴の私はこちらでは苦労しています。

さらに陸の孤島、毘沙沢での冬のエンジントラブルは大変です。

このまま雪解けまで仕事できなかったらどうしよう。なんて悲観的になります。

私がエンジンで頼りにしている人は何人か居ますが、やはりこうした場合はプロが頼り。
それも車ではなく、バイクとか・・・。

電話でやり取りしながらいろいろ教えて頂き、分解しました。
そしていくつかの、怪しいと思われる部品を注文しました。

イグニッションコイル、パルサーコイル、エキサイターコイルなどという言葉も知りました。
マグネットで発電して、点火装置で高圧電気を作っている仕組みも少し理解しました。

少しずつエンジンの勉強をしています。田舎暮らしには必須課題・・かな。

2010年3月11日木曜日

オカリーナ


銀座のヤマハ楽器のお店が新しくなりました。

開店一週間という事で何だか落ち着いていません。
そんな中で新たにG管(写真上から2番目)のオカリーナを購入しました。

オカリーナは音域が狭いので、アンサンブルには低音から高音までいろいろとそろえると曲に幅が出ます。
メーカーは出来るだけ1メーカーに揃えたほうが良いと言います。でも我が家には3つのメーカの物が混じっています。
チューナーで音を合わせると、それぞれ特徴が有るからですが、これはメーカーが違っても同じ程度と私は思っています。いずれは耳で聞いて音を合わせる力が有るか無いかにかかっています。

今回1つの楽器を選ぶのに5つの中から選ぶことが出来ました。やはり個体差があります。
選んで良い物を手に入れたという満足感も伴います。

我が家のオカリーナはFとGとC管3種類の5種類6つとなりました。
もっとも、沢山持ってるからお上手というわけではありません。

刺激




何日も山の中に居ると仙人みたいに成ってしますので、時々都会に出ます。
勿論普段食べられない物を頂きます、そして文化的な刺激にも出来るだけ触れるようにします。

今回は日本橋三越でNHKハート展、丸ビルで日本クラフト展を覗きました。
銀座のタパスタパスで昼食をいただき、新しいヤマハでオカリナを購入し、山野楽器で預けてあった楽器を受け取り。
勿論、父親に会い、妻は母親の介護に出向き・・・・。

仕事もします。納入先のテーブルと椅子の不具合を確認もしました。後日直しに行きます。

田舎が長くなりました。都会に出ると異国の匂いがします。東京で生まれ育ったというのに・・・お互いに少しずつ変化していることを感じます。
山に戻るとホッとします、とにかく静かです。

この冬は私達が行くと東京に雪が降りました。不思議です。

そうそう、エンジンのプラグを購入してきました。
でも、未だ自家発は動いてくれません。いよいよ重症です。

2010年3月5日金曜日

動いてくれない


昨日、下山して新しいキャブレターを手に入れました。
そして今日、取り付けてみました。
でも動きません。

エンジンのプロに電話で問い合わせ。

ガソリンの経路は全部チェックしました。ガソリンも入れ替えました。
それでも動きません。

あとはプラグ、電気系統。
プラグの火花は?、コードが短いうえに、場所が悪くてチェックがうまく出来ません。
午前中でギブアップ。

今度町に出たら新しいプラグを購入してきます。
それでも動かない時は、勿論プロに頼みます。

でもその前に除雪をしてもらわないと。
早速、町役場に「早く除雪して~」とメールでお願いしました。

2010年3月1日月曜日

シリアルナンバー


工房毘沙沢の家具には、墨書きの製作番号が何処かにあります。
例外的に、小さな物で数に含まれない物も多少ありますが。

現在製作中のテーブルは1185。

当初0001からスタートしています。4桁で始めたのは、将来家具の仕事を終える頃までに1000まで作る意気込みからでした。

しかしながら現実はそんなに甘くはありません。体力の衰えと共に年間製作量が減っています。

という事で、今年2010年からは最初の数字を1としました。下三桁は当初からの通し番号です。

2020年からは2×××となる予定です。
あと10年頑張れる・・のか。