2024年3月19日火曜日

毘沙沢林道、春の除雪

 春の毘沙沢林道除雪。
今週末、3月23日(土)との連絡です。

雪が少ない年ではありましたが、春先の除雪は昨年よりだいぶ遅いですね。
天候不順の影響でしょうか。

除雪後の大きな降雪が無いことを祈ります。

ついでに、17日の演奏会、福島民友の昨日の新聞記事。




2024年3月18日月曜日

なかなか来ない毘沙沢の春

 ここ数年は、今頃の時期林道除雪が終わって車が入れる状態でした。林道除雪が毘沙沢の春ですが今年は未だ春が来ていません。
3月に入って時に雪が降るため、先延ばしになっています。

とはいえ、3月も後半に入り、そして町の議会議員選挙の投票日が24日と迫りましたから、今週中にはお願いしたいものです。

昨日、会津田島で行われた吹奏楽フェスティバルに1年ぶりで参加しました。
柏からの参加でした。ホテル1泊のトンボ返り。
事前に送っていただいた楽譜で練習をしていましたので、何とか、そんなに迷惑にならない程度には音も出ていたと思います"(-""-)"が、そろそろ限界でしょうか。

でもお誘いいただけることは嬉しいし、参加できることは喜びでもあります。
懐かしい沢山の顏にお目にかかれて、、、お世話になりました。



この間の都会での出来事を記録に残します。

●2月21日  都立大学南大沢キャンパス設計チームの同窓会は新宿中村屋

●2月24日  北柏松ヶ崎城址公園の河津桜のお花見


●2月26日   三井記念美術館「三井家のおひなさま」展で日本橋へ




●3月3日   我々の高校ブラバンの後輩、田中さん指揮の八王子由井吹奏楽団の定期演奏     
       会を聴きに八王子へ

●3月5~6日   藤森さんのお誘いで、外房ぶらぶら旅で鴨川へ
        むかしの仕事、ミレーニア勝浦と誕生寺を久々に尋ねる。


鴨川のホテルにて

ミレーニア勝浦

誕生時祖師堂

祖師堂内部

毘沙沢、次世代への引継ぎの件、少しずつですが前進しています。
契約が出来ましたら、改めて皆さまにお伝えしたいと思います。

2024年2月18日日曜日

地域の暮らしを次の世代に引き継ぐ

 私達のように他県からの移住者は、正確にはその地域の引き継ぎ手ではないのかもしれない。
事実私達は、昔からこの地に暮らした人々の暮らしとは直接のつながりを持たない(もちろん交流はあり見聞きはしたが)。

一時期毘沙沢集落の生活文化は途絶え、そこに私達は新たな生活スタイルを作ってきた。
そして今、次の世代に引き継ごうとしている。

そこには家があり山があり小川が流れ、かつての人々のくらしの証でもある山林・田畑・住居跡の痕跡も残る。

私達は今、そうした過去からのバトンを次の世代へつなげる作業をしている。
幸い、町の空き家バンクを通じて3組の希望者が手を挙げてくれている。
厳しい環境の中に新たな価値を見出してくれる若い人達がまだまだいることが嬉しい。

林道を歩いていただきました
私はこの場所で出迎え

我が家の前で
手前は案内役の和子さん

先日、厳しいと言われる冬の毘沙沢を案内する機会を作り、ご訪問いただいた。
例年になく雪の少ない毘沙沢ではあったが、雪国の生活の雰囲気は体感いただけたと思う。

この地で、楽しく新たな価値を見出して頂ける次なる世代の引継ぎ手、雪の無くなる春までには方針を出さなくては、、。

2024年2月11日日曜日

林道圧雪情報ー4

 今年は雪の少ない年で助かります。
明日午前中、林道に圧雪除雪でブルトーザーが入ります・・との連絡がありましたのでお知らせします。

2024年2月5日月曜日

雪の少ない年になっています

 1月23日~27日の降雪で、只見町の積雪が17㎝から100㎝(今現在は53㎝)となり、町のビックイベント雪祭り(2月9日~11日)の大雪像がなんとか形になったようです。
良かったです。

1月31日の雪まつり会場

私達は30日から2泊3日で家の周りの雪を片付けてきました。
天候に恵まれ快適な雪上歩行が出来ました。

家の前に到着
屋根の雪が落ちていてホッとします

林道はこんな感じ

このように雪の少ない年は、家の周りの除雪は必要ないのかもしれません。
でも雪国の人は、いつまたドカンと降るかが心配で、積もった雪はすぐに片すのです。

自然に積もった雪は簡単に飛ばします

屋根から落ちた雪は硬くて大変です

30年近いここでの生活から、私達はすっかり雪国の人になってしまったようです。

一方、軸足を都会に移しつつある今、都会の生活に馴染むための機会を見つけ、次なる展開を見出す努力もしています。

松葉町で柏市の在宅医療についての勉強

しぶや木工塾の訪問

木工塾の皆さんと


2024年1月28日日曜日

林道圧雪情報ー3

 23日から降り始めた雪が落ち着きました。
積雪量は、只見地区で27日に100㎝を記録しましたが、例年からはだいぶ少ない年になっています。

1月30日(火)午前中までに林道の圧雪除雪を行うとの連絡がありましたのでお知らせします。


軸足を少しずつ都会へ

 1月11日、穏やかな関東平野に戻ってから、しばらく奥会津の雪も静かでしたが24~26日と少々降り積もり、只見町の積雪が1メートりに届きました。
まだまだ例年に比べれば可愛いものですが、来週様子を見に出かける準備をしています。

次なる世代に毘沙沢を引きつぐためには、この雪の時期を見て頂いてから、、、との予定は2月の中頃、雪の様子を見て、と考えています。もうしばらくお待ちください。

家具の事、毘沙沢・只見町・奥会津の事しか考えてこなかった20数年の山の中の生活から、都会の生活への回帰はなかなか興味深い体験です。
少しずつですが昔の都会での生活を想い出し、足を運び、人と会い交流することで興味の視点が広がっています。

新年会で昔懐かしいふるさと巣鴨へ

木工・榎本教室の仲間と

日本設計の仲間との親睦会に呼んでいただいて荻窪へ

柏市松葉町・ふるさと協議会の会議にて

柏の葉キャンパスにて日本設計の後輩と

三井記念美術館と汐留美術館のはしごで
新橋と日本橋へ

柏の葉アーバンデザインセンターにて
学生の演習科目の公開講評会

車の移動だけから、バスや電車での移動が増え、知らない人の中に身を置くことにも少しずつ慣れてきました。

でも、冷たい北風の吹く日には、昔の出稼ぎのおじさんのように、雪に埋まる故郷を思い出しています。

書斎のパソコン画面には只見町のライブカメラの映像

そして、忘れないように少しだけ家具の作業もしています。


20年前に試作で作ったデニッシュ
座を張替え、背を新しくしました

裂き織りも場所を変えて少しずつ再開しています。

2024年1月13日土曜日

新しい年になりました

 能登半島の大きな地震で始まった新年。
多くの建物が崩れ、大地が歪み、多くの方が亡くなったとの報道に心を痛めています。
一日も早い日常が戻ることを祈らずにはいられません。

奥会津の雪は、今年も少ない1月になっています。
2020年、2016年も1月の初めには毘沙沢に車が入っていますから、そんなに驚くことはないのですが、気候の変動、温暖化がこのような環境の変化を引き起こしているとしたら、恐ろしさを感じます。

1月9日、到着時の毘沙沢

仮設の融雪池も機能していました

とはいえ、このままでは終わらない只見町、今後の大雪が心配で1月9日から2泊3日で出かけました。

家に周りの、屋根から落ちた雪も大したことはなく、1日で除雪は終わりました。

寒いので到着後すぐにストーブに火を入れます

除雪機は整備したので順調

遠くまでよく飛びます


林道にはこのブルトーザーが走ります

布沢集落では色々な方とお会いしました


2024年1月8日月曜日

林道圧雪情報ー2

 新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

昨晩から降り出しました、今朝8時現在只見で39㎝です。
林道圧雪除雪、明日9日(火)の午前中にブルが入るとの連絡がありました。

2024年1月3日水曜日

只見で生まれた家具(シリアルナンバー・2330、2331)

 書斎に置かれるデスクの製作依頼
◆NO.2330  特注サイズのデスク   寸法:W1200  D800  H700
             制作:2023年10月
             素材: 天板:タモ  脚:クリ、桜   仕上:オイル
             所有:福島県福島市  赤塚氏

確認図面

製作中の写真

 ◆NO.2331   サイドテーブルの脚4点  寸法:W400 D400 H360 
             制作:2023年12月
             素材:クリ タモ   仕上:オイル
             所有:福島県只見町  ふざわ食堂(番号記載なし)


           


只見で生まれた家具(シリアルナンバー・2328 / 2329)

 デスク用の椅子として制作
◆NO.2328    食卓椅子    寸法:W470  D435  SH430
            制作:2023年10月
            素材:ミズナラ   座:シートウイービング
            所有:福島県福島市  荒川氏

◆NO.2329            SH500   他の仕様はNO.2328に同じ
            所有:福島県只見町  平山氏




2023年12月29日金曜日

16回目の年末の一言

 皆さまお元気でお過ごしでしょうか。
私達も幸い元気に過ごしています。
そして、毘沙沢での生活も29回目の冬を迎えることが出来ました。
幸せなことです。

これは、この地の生活に興味を持って訪問いただき、共に遊び、また遠方にて温かいまなざしで見守っていただいている皆様のお陰と感謝しています。
工房で製作した家具や裂き織を購入いただいた皆さま、ありがとうございました。

来年はこの地に巡り合って足掛け30年という年に突入です。
昨年来情報発信してきましたが、今年2023年はこの地を次に繋げる準備の年になりました。
幸い興味を持っていただく方々とも巡り合え、明るい希望が見えてきています。

11月25日の毘沙沢

過疎末端の地に光を当て、明るい未来につなげたいとの想い。
昔の人達が大切に守ってきた風景を家をそして心を次の世代へつなげたいとの想い。

来年はそうした想いの先を具体的にご報告出来ればと思います。
お楽しみに、、、そして皆さま良い年をお迎えくださいませ。