2022年6月24日金曜日

楽天モバイルの基地局・・・その2

 17日に柱を立てて、その後今日まで少々時間が空きました。

今回基地局を作る場所は、前に土蔵が建っていた場所。
この場所を選定したのは私ではないのですが、推薦はしました。
電柱から近く、電源と光ケーブルとの接続に都合が良いとの理由です。

建設地には土蔵の残材が多少残っていることを、私は知っていました。
それらも含めて、基地局として整備されることを期待もしていたのです。

分別されて出来た袋
想像以上の量でした

今日はそうした土蔵の土と残材の撤去作業。
小型のユンボと人力で、金属、ビン、プラスチック、蔵の梁柱、基礎の石材などを分けながら袋に入れる作業は、想像以上に大変です。
それを、的確に、皆で協力しながらの作業は目を見張るものがありました。
最近の若者、すごい。



種分けは人力

と言う事で一日かけて、沢山の袋が出来ました。
そして、土蔵の後はだいぶきれいになりました。
ありがたいことです。

明日、また続きの工事が行われます。

2022年6月17日金曜日

楽天モバイルの基地局

 毘沙沢には携帯電話の電波が届いていません。
光電話はありますし、光ケーブルが繋がっていますから問題なし。
と考えてきましたが、最近の世の仕組みがスマホ有りきとなって、やはり不便を感じていました。

そんな毘沙沢に楽天モバイルが基地局を作るとの話が昨年持ち上がりました。
そして、私の土地に作るための契約を昨年末いたしました。
そして今日、工事に着手。



なんでこんな山の中に??と、今でも不思議ではあります。
しかし、国は過疎の末端地にまで、くまなく電波網を張り巡らすよう指導してると聞きます。

今、中山間地は人口減で高齢化が進んでいます。
豪雪地の只見では、毘沙沢のような奥山の地に住むことへの抵抗が無いわけではありません。
しかし最近、報道関係のある若い女性から「これからは多様な生活の可能性を広げることが大切。いろいろな価値観の中で生活できる環境を認めることが必要になる」というような話を聞きました。そうした考えが只見町のような中山間地を救う手立ての一つになるのかもしれません。

もしそうだとしたら、毘沙沢の生活スタイルはその大切な実例の一つ。
そして今、国もその方向を支援している。

そんなことを考えて、新たな基地局から勇気を頂いています。

2022年6月14日火曜日

薬用のシャクヤク

 只見町では、漢方薬で使用するシャクヤクの球根を育てている人がいます。
私たちの良く知るお友達。
そんな中で頑張ってる和子さんから、花摘みのお誘い。

球根の成長が目的の場合、花に養分を取られるのは困るのです。
ですから本来であれば小さな蕾のうちに、蕾を取り除くのが良い、と言う事のようです。

でもそれでは可哀そう。
そんなことから多くの人に声をかけて、花摘みイベントを始めました。


私達は、花を部屋中に飾り、その後ハーブティー、薬用として楽しむことにしています。
今は部屋中がシャクヤクの香りで満たされます。


あ、花摘みの後、我が家まで来ていただいてお弁当を食べました。
こちらも華やかでした。

この中のお1人は移住コーディネーターのお仕事でお出で頂きました
私達は移住者の古参

2022年6月10日金曜日

廃材で暖を取る

 ストーブを手に入れた最初のころ、我が家の廃材、あるいは白山神社が解体されその処分などでストーブの薪として利用した経験はある。

その後はナラなど良い薪材を手に入れる機会に恵まれ、廃材には手を出してこなかった。

そんな中、雪で壊れた建物の解体廃材を引き取れないか、との依頼。
材種が薪に適さない?、釘などが入っていて扱いが難しいことなどから気が重かったのが正直な気持ち。
ストックする場所の問題もあるし、薪として積み上げても美しさに欠ける。

それでも・・と、受け入れを決め、手元に置いて少しずつ整理。
建物の解体材も、大きさ長さ材種など種分けをすれば立派に薪として使えるな、と、気を取り直す。

整理して・・中にはケヤキなども

廃材を受け取りに・・・

そして、まだまだ朝は火が恋しい奥山では、梅雨の時期、今朝も廃材で暖を取っています。
何だか得をしたような温かさです。


2022年6月4日土曜日

只見生まれの家具(シリアルナンバー・2323)

 パソコンを使ってリモートで会議などするので、少し高めの机が欲しい、との依頼。
天板の大きさ1200㍉×700㍉と高さ770㍉の指定。

女性であること、自室で使用のことから、強く主張しないデザイン、重々しくない物にしようと考えました。
天板は1枚板の300年生のミズナラを使いましたが、薄く仕上げ軽やかに扱っています。

◆No.2323    ミズナラのデスク
            寸法:W1200  D700  H770
            製作:2022年5月
            素材:ミズナラ、山桜、カツラ、クリ 仕上:オイル、ワックス
            所有:福島県只見町  H氏







2022年5月25日水曜日

毘沙沢・我が家の北のぶな林

 毘沙沢には人に知られていないブナの二次林があります。
今日紹介するのは我が家の北のブナ林。

太く大きなブナも混ざります


我が家から北に200~300メートルほどの元棚田の奥になります。
杉の林を抜けると開けた場所があり、その周囲はブナの二次林。
早朝のブナ林

昔は炭にする͡コナラなども伐採して使用したのでしょう、「あがりこ」と呼ばれる樹形の立派なコナラも見受けられます。

コナラ?のあがりこ

ブナの中に「災害・昭和四十四年八月・・」と刻まれたものを見つけました。

災害と刻まれたブナ


これは想像ですが、災害時集落が孤立した時、何らかの事情でこの尾根づたいの道を使い、災害を記録に残すため刻まれたのではないでしょうか。

このブナ林は、現在は私達の贅沢な庭になっています。

2022年5月21日土曜日

町から人が消えていく・・・その10

 2019年5月に書いて以来3年ぶりになります。
その間の「その8」と「その9」は欠番です。

人口の減少、こうした数字がどのような意味を持つのか?
人が少なくなっても、光るような町であればよい・・心配する必要はない。
楽しく幸せに暮らすことはできるはずだ、とも思う反面、段々と心の片隅が冷えていく気持ちにもなります。

只見町の人口は、この4月1日で3,858人となりました。

 

3年前が4,161人でしたから、この3年で303人の減少でしょうか。
高齢化率は3年前が46.55%でしたが、今年は48.4%。
半分近くの1,867人が65歳を超えています。
私達もこの中の2人になります。

このテーマで最初に書いたのがこのブログの2012年5月ですから10年前。
その時の人口が4,787人とありますから、この10年で929人の減です。

ちなみに今年度の小学生の新入生は21名、中学生は25名でした。

この事は、都会で暮らす皆さん、そしてこの町を故郷とする皆さんにも知っておいていただきたいと思います。

2022年5月20日金曜日

5月のその後

 雪が消え、活動の時期。
林道に放置されていた倒木を集めて、今年も少し薪を作ります。

5月14日(土)、コロナの関係でお休みになっていた田島吹奏楽団の練習が再開。
3月の吹奏楽フェスティバルが中止となってから、私の楽器を持つ時間が少なくなっていました。
これではいけない、と気合を入れて参加・・やはり若い皆さんとの練習は楽しい。

15日(日)は布沢集落の水路普請。
山間の集落には、田や畑に水を引き込む水路が沢山あります。
遠くの沢から、水路を作り数百メートルもの距離を引き込んでいます。
それを今の時期メンテナンスするのです。
今は一部管路となっていますが、それらも倒木や大きな枝などで被害を受けます。
高齢化の中、こうした事がいつまで続けられるのか、とも思いますが、先人の残した努力の跡を何とか残したいと思う集落の人たちの努力には温かいものを感じます。
朝の8時からお昼までの作業はすがすがしくもありました。


山菜・キノコの採集。
布沢区では、地域外からの山菜・キノコの採集を歓迎し「山菜・キノコ採集許可証」を出しています。
看板のある店などで購入すると1人2,000円、採集中に監視員からの購入は2,500円となってます。
私も林道でそうした人に遭遇するので、採集許可証を数枚預かりました。
私のお友達など、遊びに来ていただいた方が我が家の周りで採集するのは、もちろん必要ありませんのでご安心ください。
17日(火)、予定されていた東北電力による林道障害木の伐採作業が始まりました。
2020年年末、多くの場所で、倒木により電線が切断された経験から、今回は大々的に対応が行われるようです。
冬の停電は、奥山の生活にとって厳しいものがあります。
これでしばし安心です。
「福島県民割プラス」が5月も使える、ということで東山温泉に出向きました。
大江戸温泉物語のチェーン店を一度見てみたいと言う事でもありました。
東山グランドホテルは、かつて団体客の多かった時代の大型ホテルです。
懐かしさの中に、高齢者のご夫婦や、お友達の小グループがチェックイン時間前から押しかけていました。
温泉と飲み食いが自由のブッフェ(バイキング)が人気のようです。
私はついつい食べ過ぎてしまうこうした食事のスタイルは好きではありませんが、未だ人気のようです。

朝のビュッフェ
新鮮だったのは、銚子市立の中学生が修学旅行で同宿でした。
2泊し、会津地域を観光し、最終日帰り道でディズニーランドというのが今風です。
銚子中学の4台のバス
18日(火)、福島県立博物館で「よみがえる南郷刺し子の世界」を拝見しました。
只見町のお隣、南郷の原さんご夫妻の活躍は私達も良く知るところです。
原良江さんが、埋もれていた南郷の刺し子半纏に魅せられ、よみがえらせたのです。
そして、地域にその輪を広げた。
私もこの半纏が一つ欲しくなりました・・奥山の景色に似合いそうです。


2022年5月13日金曜日

5月は賑やか

 5月に入って、多くの方々とお会いすることが出来ました。
忘れないように記録します。

5月2日(月)
この冬に壊れた屋根の修理見積を梁取板金に依頼。
来てくれた克昌さんは、この家を出生地とする先代の息子さん。
子供のころ、この家にたびたび遊びに来ていたと、想い出話をしていただきました。

3日(火)
明和小学校に教員として3年間赴任したA先生、将来只見町に住みたいという・・・この町の素敵なフアン、ご夫妻。

4日(水)
「山桜の咲くころに林道を歩きたい」と伺っていたので「如何ですか?」と・・・。
森林の分校のアシスト自転車を借りて、歩かないで!(^^)!来てくれました。



5日(水)
石坂アツシさん、コロナで来れなかった・・と、久々に顔を出してくれました。
映画の製作をしています・・・監督。
コロナで遅れていた映画撮影が終わり、キャンプを楽しんでいるとの事でした。


一年ぶりに水源の清掃をしました。


6日(金)
デスク製作の原盤を加工…300年生のミズナラ。

蛇の季節
シマヘビ2匹

7日(土)只見の自然に学ぶ会の春の鳥花観察会(黒谷川)に参加



8日(日)
布沢区の林道普請で、林道の溝の清掃やら、倒木の始末など・・。

お昼ごろ、麻衣子さんご夫妻、ご依頼のクリの椅子を受け取りに東京から来ていただきました。

自宅での写真
家に戻ってから送っていただきました

10日(火)
突然、懐かしい深井さん現る。カワサキバイクの修理では世界的に有名な深井さん。
仕事を息子さんに引き継いでも、未だ現役だそうです。
釣りと山菜採集で毎年この時期に奥会津を訪ねています。
工房毘沙沢の家具・裂き織りの愛好者。

深井さんと加藤さん

午後、布沢に作業拠点を置いた田賀先生来宅。
東北芸術工科大学との関係で竹内先生とも繋がりました。
色々とお話を伺っていて、故芳賀沼整さん、福島大の大黒先生と共通するものを感じました。
今後の奥会津での活躍が楽しみ。



12日(木)
毘沙沢林道の環境改善、冬季間の毘沙沢での生活改善のため、布沢区から町と議会に陳情が出ています。
この日は、議会の担当メンバーによる現地視察。
区の皆さんと共に説明に努めました。

毘沙沢及び林道沿線の冬の生活の状況など
説明させていただきました

布沢区の皆さん

皆で林道を歩きました
13日現在、デスクの製作に励んでいます。