2010年4月30日金曜日
カメムシ
暖かくなると、どこの家でも現れるのがカメムシ。
今の時期は、家の中に越冬したものが冬眠から覚めて外へ出ようと窓へ集ります。
我が家では小屋裏とつながっている工房に多くが集るようです。
そんな中に、ひときわ大きな通称サシカメがいます。
正式名称は忘れましたが、口の代わり?に釣り針のように曲がった針を持っていて、これに刺されると大変です。激しい痛みが一週間ほど続くのです。
私は最初知らずに手で捕まえてその洗礼を受けました。その後も一度何かの折に痛みを経験しました。
このサシガメは不思議とカメムシと行動を共にしています。そして、カメムシを写真のように前足で捕まえて針を刺して体液を吸うのです。
カメムシにとっては恐ろしい相手なのですが、なぜか仲良しのように見えるのが不思議です。
他にも同じような行動をする天道虫がいます。2つ星です。つぶれるといやな匂いがします。
春のこの三種類の虫は、工房でうろうろする実に嫌な存在です。
2010年4月29日木曜日
のこぎり
2010年4月26日月曜日
トトロの森
昨日は日曜日。只見の自然に学ぶ会のお楽しみ会で月田農園に行ってきました。
親の代から「ひめさゆり」の栽培で有名です。
そんな禮次郎さんは自然が大好き、山の案内人でも有ります。
そして山の中に月田ワールドとも思えるステキな場所を作っています。
トトロの釜に火を入れて我々を出迎えてくれました。(美味しい焼き芋を作って頂きました。)
雪の残る裏山?を散策。池には水芭蕉が写真のように、珍しい花も咲いていました。
ナラの新しい屋外のテーブルで昼食。
その後、少し音楽会もしました。
禮次郎さんは、杉の根曲がりでホルンを沢山作っています。これは私が演奏。
最近、キノコが少なくなったと聞きました。酸性雨・雪の影響だとも話しています。気になります。
今朝、我が家でウグイスの初鳴きを聞きました。
2010年4月25日日曜日
2010年4月21日水曜日
アクティブに前向きに
17日、季節はずれの雪は、只見より東京に近い会津田島でより深雪です。
小学校の桜の木には綺麗な雪の花が咲いていました。
田舎暮らしはアクティブに、と最近考えています。
只見で活躍する為にも都会の感覚を忘れないように、そして都会での人間関係を維持する為に東京へ出向くことをおっくうがらないようにしています。
今回の上京では、たびたび只見を訪れている駒込小学校のクラスメートとの再開、横浜中華街で食事、山手地区で西洋館巡りもしました。
この時期、天候に恵まれ、多くの方が春を満喫しています。
こんな時、これは若い時に秋田に転勤していた冬に感じた日本海側の「ひがみ心」が頭を持ち上げます。
吹雪の中を東京に上京するとまぶしいばかりの太陽がさんさんと・・・・なんだこの差は。
雪の中を出向いた今回の横浜山の手は、私にそうした思いを回想させていました。
そして、ついつい雪国の過疎を愚痴ります。
いけないけない、アクティブに前向きに。
その後多くの方にお会いしました。古巣の事務所で若い建築家と家具の打ち合わせもしました。仲間とも語りました。
そして、桜の開花は鬼怒川まで来ています。
只見ももうすぐ花の季節、アクティブに前向きに。
2010年4月17日土曜日
2010年4月14日水曜日
消防
2010年4月11日日曜日
2010年4月7日水曜日
環境にそくした暮らし
今の時代は、山の中で暮らすといっても自動車はあるし、電気も電話もインターネットだってつながっていますから、都会育ちでも生活できる訳です。
でも、数十年前はまるで状況は違っていたのでしょう。
この地で生まれた和男さんは、小学校生ですでに雪の日も学校まで往復5キロを歩いていたようです。
ですから、75歳を過ぎた今でも熊撃ちで山を歩く時、誰にも負けないと聞きます。
そんな和男さんの木の切り方、運搬の仕方はすごい。
1人で全てをこなします。運搬用の雪道を勾配を見ながら作り、簡単な運搬機1台で何回も何回も運びます。
自然と一体で働くことで身体が元気になるようです。
当然、食事も酒も美味しい。
こうした労働の喜びは今時の仕事の中には少なくなったような気がします。
勿論、鍛えた身体があってのことですから、スクールバスで通学している今の子供たちには無理でしょう。
環境にそくした暮らし方があっても・・・・と少し考えます。
昨日、消雪池を片付けました。
中に1匹のカエル。きっと水源から200mのパイプの中を旅してきたのでしょう。
裏の池に放しました。すでに仲間が卵を産んでいました。
2010年4月5日月曜日
春は忙しい
2010年4月3日土曜日
小走り
聴き慣れない言葉「小走り」は布沢集落では今でも使われています。
小走りって何ですかと聞くと、集落内で回覧板とか地区や町の印刷物を各戸に配布する係りのことをそのように呼ぶ、との事。
なにやら、いにしえの匂いがする言葉です。
毘沙沢は集落からさらに山へ入るので、こうした印刷物の配布は大変。
私の所を担当している真さんは、軽トラで週一回発行される町の広報や諸々の印刷物を届けてくれます。
車が入らない冬は、簡易郵便局に置いてくれる。
そんな真さんは、昨年来病気で通院している。それでもニコニコと印刷物を届けてくれています。
今時、インターネットでも十分伝達は出来るはずだとは思うのだが、こうしてたまにはお茶をしたり、トマトを届けてくれたり・・・・パソコンでは頂けない情報も付いてくる。
ありがたいものである。
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