2014年6月29日日曜日

吹奏楽のこと

「柏の葉吹奏楽団」は千葉県の「さわやかちば県民プラザ」が主催で、今年で18回目のワークショップを開催しています。
柏の葉の個人練習

毎年新たに結成し、1年の事業で終わる・・これは昨年のお蔵入交流館の「第九をうたう」に似ています。
「第九をうたう」は記念事業でしたから継続していませんが、「柏の葉吹奏楽団」は18年続いているようです。

田島吹奏楽団は常設の任意団体ですから途切れませんが、柏の葉は1年ごとに結団式を行う。
それが特徴にもなっています。

地元住人(他県でも)でなくても参加可能とのことで、今回参加しています。
柏市と只見町の交流関係も少し意識して。
さわやか県民プラザホールでのワークショップ

秋のコンサート(10月12日)と新春のコンサート(1月18日)が県民プラザのアゴラで予定されています。

吹奏楽は私の中学、高校の思い出の活動でもあります。
そして、写真の東京文化会館での演奏が、その後建築の世界に身を置くきっかけの一つでもありました(駒込から上野は近いので、家族で文化会館のお隣、西洋美術館などへも時に出掛けていました)。
東京文化会館大ホール・駒込中学三年の時(中央のトランペット)

大きなブランクの後に、再び吹奏楽に戻るということで、昔を思い出そうとしているのかもしれません(若い人たちに混じるということでかな)。

2014年6月26日木曜日

黄金狭

前々から気になっていて、読んでいなかった本「黄金狭」。
先日、ある方からの話で思い立ち、早々図書館から借りて読みました。

昭和34年8月から「週刊東京」に5ヵ月にわたって掲載されたもので、昭和35年2月に単行本として中央公論社から刊行。

舞台は、只見ダム建設時の田子倉集落。
小説では「只見」は「物見」と「田子倉」は「戸倉」となっていますが、まさにこの地を舞台にした物語です。
勿論小説ですからフィクション、しかしながら当時の様子を垣間見る思いで一気に読みました。

ダムに沈む集落の移転補償費が・・・・金銭が人間を変えていく、ということに焦点を当てています。

金目当てに群がる人々と、この地を離れたくないとの想い、それを説得する発電公社の人々の織りなす人間模様。

私も、毘沙沢という離村集落に住んでいます。
昭和44年の災害で離村した「吉尾」「野々沢」「毘沙沢」など湖底に沈んでいない集落と、2度と大地の踏めない田子倉集落との違いを少し考えたりしています。

2014年6月25日水曜日

山の中は良い季節

山の中に暮らしていますから、そして家までのアプローチが長いので、日々自然との関わりが生まれています。

草薙だけではなく、林道の両サイドの障害となる木なども、危険のない範囲で取り除いたりします。
運動不足解消という意識と、山の中に住んでいるのだからという喜びが背中を押してくれるのです。
危険な作業はお隣と2人で

運動と言えば、散歩は林道を歩くことになります。
これもまた、誰も歩かないような道を歩く優越感と、道の両サイドの大自然・・・・の景色が心を和ませてくれます。

両サイドの森はほぼ原生林

夕立の雨上がり、深い緑の山がとても綺麗です。
勿論空気も鳥のさえずりも・・・・・川のせせらぎも・・・。

厳しい冬の見返りですから・・・・お許しを。

交流

只見町では、いろいろな交流が行われています。

昨日富美恵が参加の「ヘルスメイト講習会」・・・前々から参加の食生活改善推進員会なのですが。
今回は山形県長井市の皆さんとの交流会でもあったようです。
講習会

長井町の皆さんと

会場は只見中学校 家庭科室。
私も、残り物をお土産に少しいただきましたが、只見町郷土料理とても美味しいですね。

2014年6月22日日曜日

行政単位を乗り越えて

今日は、第17回南会津合唱交流会でした。
今回は、下郷町ふれあいセンターが会場。

参加団体は全部で6団体、下郷町1団体、南会津町は合併前の田島2、南郷1、伊那1の4団体、それに只見町のコーラスはなみずき。
合唱交流会

記念撮影

私達はここ数年参加しています。
昨年、第九に参加したおかげで知り合いがグンと増えています。

そして、交流会終了後、「南会津第九の会」の設立総会。
昨年末の第九演奏を今後も続けていく、さらに発展していくための組織作りです。
南会津第九の会設立総会

中心は、南会津町ですが、下郷町、只見町からも参加者がありますから、南会津郡にまたがる大きな組織となっています。
町という行政単位を乗り越えたこうした活動が素晴らしい。

2014年6月21日土曜日

この季節は・・・

雪国はこの季節が忙しい。
朝から、7月末の発表会に向けての練習日。


歌と、器楽の最後?の全体練習。
皆さん忙しくて、予定が合わない・・・今後発表会直前まで集まれない。

仙台から来ていただいている佐野さんが、「ふれあいコンサートinNIKKO」の映像をDVDにしてくれました。
早々観て聴いた・・・思い出します・・・良い記念になりました・・・ありがとう。

映像も音も良い感じ

今日は、ブナセンターで「ひめさゆりの講演」、さらに自然に学ぶ会の総会もありましたが、欠席・・・あ、吹奏楽の練習にも行けなかったのだ。
明日、南会津合唱交流会が下郷で有るのです・・・朝から出かけます。

2014年6月20日金曜日

運転免許書更新

5年に1度の免許書更新は、朝日振興センターで行えます。
優良の免許者は30分の簡単な講習だけでOK。

午前中手続きをしてきました。

会場には30人ほど居たかな・・・ここでも高齢者の姿が目立ちました。
私の隣の男性は、密かに書類を覗いたら、大正13年生まれでした。
え~90歳。
さすがに視力検査で苦労していましたが、孫のような警察官はとても優しく扱ってくれていました。

都会では、免許書返上しても生活できますが、こちらでは、車は唯一の足ですから・・・事情が違います。
簡単には手放せない。

私も次回の更新は70歳ですから・・・簡単ではない。

昨日「おしゃべり会」でした。
女子パワーがすごい。

2014年6月18日水曜日

ペンキ屋

只見町には職人の歴史があります。
そんな中で現在も身近に仕事をしているのが、大工と屋根屋。

屋根は、茅葺きに変わって板金屋根葺きとなりましたが、ペンキ屋などが新たな仕事として生まれました。

今回我が家の屋根のペンキをお願いした長次さんは、1人ですべてをこなしています。
季節の良い時に、ガンガン働いて、仕事の出来ない季節には趣味に生きる。
最後の手直しで仕事は終わりました

ペンキ屋の傍らで抜刀道、居合道などを行い、刀剣の研ぎをもう一つの仕事?にしているようです。
この生き方は・・・これもまた里山資本主義的かな。
長次さんが自ら研いで試し切りに使っている刀・・・怖~~~

只見町の民家の屋根はすべて鉄板だから、仕事はサスティナブル。
大工はハウスメーカーに押され気味だけど、ペンキ屋は地元が強い。

高い所に登れる山好きの若者なら、数人で起業に最適な仕事かもしれない。

2014年6月16日月曜日

山の暮らし

梅雨の合間の晴れ間が何日か続いています。

爽やかな空気が心地よい・・・・外の作業に最適。
家の周りの気になっていた作業、片付けなどをしています。

17年ほど前に実生から育てた、数本の木々が日陰を作ってくれています。
椅子を持ち出して、時々休憩。
風が抜け、アカショウビンが鳴き・・・ウグイス、ホトトギスも。
山の中で暮らす喜びを感じるひと時です。


2014年6月13日金曜日

ここ数日

雨が降ったり止んだり、日が照ったり雷が鳴ったり。
山の中で静かに、暮らしています。
ここ数日アカショウビンが良く鳴いています。
緑も空気もとても綺麗です・・・そして静かです。

この間数日の写真。
緑に囲まれています

「きらく」の練習

林道の草払いは今が・・・励んでいます

先人が残した庭先のシャクヤク

野菜分けていただく交流開始

今年も毘沙沢産キャラブキに挑戦

我が家の野菜はキューリだけ


2014年6月9日月曜日

民具を伝承・活用する人材の育成

「ふるさと只見・人材育成講座」が第6期生を募集しています(応募締切6月13日)。


現在施設建設検討中の只見町の「民具収蔵展示施設」を念頭に置いた講座です。
「将来的に民具の実演、解説、体験活動などを提供できるサポーターの育成」とあります。

今年度は7回の講座、来年は各自のテーマを深める(実践的な研修)と書かれています。

これはとても良い試みだと思います。
箱モノだけを作っても良い運営は出来ない・・・・人材育成が同時に進むのは素晴らしい。

定員は10名程度。
若い人に参加してもらいたいと思います。
町外の参加が有ればさらに嬉しい・・・と思いますが、町外者も参加資格あるのかな?

町に問い合わせいただいて、多くの町外の民具に興味のある若者に参加いただけたら良いな~と思うのですが。
そして、近い将来移住などと言うことになればさらに良い。

2014年6月8日日曜日

昔の人が残してくれた

梅雨に突入でしょうか・・・午後からしっかりと降り出しました。
こんな時、昔の人が残してくれたしっかりとした、たっぷりの空間と、それを守る大きな屋根に頼もしさを感じます。

200年を超える人々の営みを支えてきたこの屋根を、今後も守らなくてはいけないと思う瞬間でもあります・・・感謝しつつ・・・です。

豊かな空間と豊かな時間です。
只見町には今だに多くの古民家が残っていますが、見捨てられている物もあります。
生かさなくては・・・と、思います。
屋根の塗装が終わって落ち着いたトーンになりました

天井高さは4メートルほどあります

夕方が好きです



2014年6月6日金曜日

あしなが育英会・石巻レインボーハウス

昨日、石巻まで出掛けました。

天板固定作業中
前日、白石温泉に1泊し・・・ですから、時間的には楽勝と思いましたので一般道をちんたらと向かいました。
途中の3・11後の状況なども見たかったのです。

仙台市の東側を回り込み、観光名所・松島を通過・・・などで時間を取られ、目的地にはだいぶ遅れて到着。
幸い、温かく迎えて頂いたスタッフの皆さまのおかげで無事仕事は終わりました。
そして、素敵な建物の案内までして頂きました。

この場所で使われます・・・椅子はこれから購入との事


建物は、私の古巣、日本設計の設計監理であります。
とても使い良さそうな、そして日本設計らしいこだわりの建物でした。
外観(外構は施工中)

子供たちが過ごすメインホール

石巻レインボーハウスは、3・11で親などを失った子供たちに寄り添い支援していくための施設と伺っています。
スタッフは若い3人の女性と、地元のサポーター数人で運営していました(これから本番)。
生き生きと張り切っている皆さんの姿が素敵でした。


2014年6月3日火曜日

明日、北上します

蒸し暑い関東平野に居ます。
午前中、ちば県民プラザで練習。
昨日の個人レッスンの疲れからか、高音が出ない。
それでも、会津田島、柏の葉…両吹奏楽団の演奏予定曲を何回か・・・。

昨日、あしながのテーブルが現地に運び込まれたとの連絡を受けています。
重たいので手間取った様子が伝わってきました。
工事関係者が居てくれたおかげで、何とか所定の位置に設置との知らせ・・・・夕方に・・・ホッ。

明日、我々は石巻の手前まで移動予定。
5日、石巻レインボーハウスのテーブルセッティングに出掛けます。
我がテーブルとの29日以来の再会です。

2014年6月1日日曜日

仕事の合間?に音楽三昧

29日に、大きなテーブルの出荷を終えました。
運送屋さんは運転手1人ですから、ペンキ屋さんと、岩瀬さんにお願いして、男4人でトラックの荷台へ運び込みました。
通常の仕事は1人で片付けますが、さすがに今回のテーブルは重い。

昨日、義理の母が施設を変わりました。
柏市内の、新しくできたグループホームに移動。
簡単な引っ越し、青息吐息の我が愛車が頑張りました。
柏市のグループホーム・個室

最近は音楽・・・歌とホルンに時間を使っています。
「コーラスはなみずき」は、6月22日の南会津の交流会に向けて練習を始めました。
7月27日の潤子さんの教室の発表会では歌とホルンで参加予定。
7月19日には「田島吹奏楽団」がイベント参加で練習中。
5月27日のコーラスはなみずき in旧只見中学校

5月28日・鬼怒川からの来客と共に

そんな中で、今年は新たに「柏の葉吹奏楽団」に参加しています。
「さわやかちば県民プラザ」を舞台に来年1月までに、15回のワークショップと2回の演奏会が予定されているのです。
昨夜、ワークショップに初参加。
ホルン11名、フルート・ピッコロ18名が名を連ねていました。
19曲の楽譜を頂き、8人の指揮者が1人2・3曲を担当して指導という内容です。
刺激になります。

明日は、新大久保でホルンのレッスン。