2008年10月31日金曜日

毘沙沢林道の今日





廃村に住む事による価値は、都会では考えられないほどに地球の一部を独占できるということである。

私の場合は、林道の手前1.5キロほどからこちらはほとんど我が領域という感じ。

もちろん所有権など持っている訳でもないし、お隣のIさんだって居るのだけれど、それでもそのぐらい気持ちは大きくなるのだ。

我が林道は冬に向かって日に日に変化して美しい。これで雪でも降れば完全に独占。

そのぐらいの気持ちでいないと、住んでいられない。これが現実。

水の確保(消雪)





雪の前にやっておくことが沢山あります。

上水は200mほど上流の山の中の湧き水を利用しています。
冬の間はメンテナンスが出来ませんから、昨日点検しました。湧いていました。
周辺をきれいに掃除しておきます。

あと一つ、消雪用の水も確保しなくてはいけません。(写真)

林道の終点から50mほど上流に小さなダムを作り40mmのパイプで引込んでいます。
昨日と今日修理清掃をしました。積もった土を堀出し、新しい土嚢を積んで、パイプの口を網で保護し。

夏の間ほっぽっておいた為か、まだ本調子でありません。不安。

2008年10月27日月曜日

民報サロン-6


地方紙、福島民報の「民報サロン」も私の担当は最終回を迎えました。

不慣れなため最初は結構大変でしたが慣れて来るにしたがい楽しめました。

今回は、冬に向かっての覚悟と、「森林のふれあいコンサート」のことを取り上げました。
ま、私の生活そのものです。

サロンの106期出筆者20人は、この後懇談会に出席して役割を終わります。

森林のふれあいコンサート開催








25日「森林の分校ふざわ」でコンサートが開催されました。
チェンバロ奏者の沼尾美和子さんが1年半前に分校に宿泊された時のご縁から今回のコンサートとなりました。この時のことは25日の民報サロンで少し触れています。

今回の出演者は
沼尾美恵子:電子ピアノ、川田竜司:リコーダー、横山博:ピアノ
只見のコーラス「はなみずき」指揮:佐藤万里子。
馬場玄徳の「ブオーノカルテット」

ブオーノカルテットでは歌以外に富美恵はフルートを少し吹きました。コーラスでは私も歌いました。

最後に会場の皆さんなと「ふるさと」「埴生の宿」を歌って終わりました。

お客さんは只見はもちろんあちらこちらから沢山駆けつけてくれました。ありがとうございました。

夜は出演者全員の親睦会、美味しいお酒を飲みました。

素晴らしい写真をお持ちいただいた「会津親睦会」の皆様ありがとうございました。熊谷さんお疲れ様でした。

また来年も、という声がありました。そうなると良いのですが。

コーラスの写真は私も歌っていましたので有りませんでした。失礼。

2008年10月20日月曜日

森林のふれあいコンサート



今週の土曜日に分校で小さなコンサートが予定されています。

チェンバロ奏者の沼尾さんを中心に地元コーラス「はなみずき」と「ブオーノカルテット」のジョイントです。

今日は沼尾さんも見えてプログラムの最終打ち合わせ。

ブオーノカルテットも我が家で練習しました。指導者は声楽家 馬場玄徳さん。

お近くにお住まいの方は是非お出で下さい。25日 15時会場、15時30分開演です。

2008年10月19日日曜日

ストーブ




朝晩はストーブの火が恋しいですね。

夜はそんなに寒くないのですが薪に火を付けてしまいます。

薪の火は心を暖めてくれるからかな。お酒を飲むのには欠かせません。

今晩もこんな感じです。

薪が沢山あるのでリッチです。山の暮らしを実感する瞬間です。

毘沙沢の初秋






朝晩は冷え込みますからストーブが恋しい季節です。

晴天の今朝は朝露が車の屋根を濡らし、

朝靄が立ち、小鳥がさえずっています。

周辺の緑は黄色や赤に変わりつつあります。

膨大な量の薪もほぼ割り終りました。手前に立てかけてある黄色がかった木は漆の木です。

2008年10月18日土曜日

癒しの森






春にもみえた、我が家のお客さまが再び毘沙沢を訪問してくれました。

前回は恵みの森へ行きましたので今回は癒しの森を歩きました。

毘沙沢はそろそろ紅葉が始まっていますが、癒しの森のブナはまだ紅葉には早いようです。

こんなキノコも有りました。見かけたキノコの種類は15種ほどでしょうか。豊富です。

すがすがしい秋晴れの一日でした。

2008年10月16日木曜日

コーラスはなみずき




只見町には只見、朝日、明和の3つの小学校があります。

今日は只見小学校でコーラスはなみずきが歌いました。

生徒の総勢は70名ほどでしょうか?お昼休みに生徒の前で歌いました。

一緒にビリーブも歌いました。

木を沢山使った素敵な小学校でしたよ。

2008年10月15日水曜日

カマキリ





カマキリは子供の時から気になっている昆虫です。

大きなカマが恐ろしくてなかなか捕まえ難く、子供にはちょっと怖い。

頭が小さいので賢くなさそうですが、よく見ると獰猛な顔。

羽が大きいのですが飛ぶのは得意としていません。独特のプロポーションと色。

今の時期哲学者のようにじっと一箇所に留まっています。鮮やかな緑がだんだん枯れてきます。
狩をするでもなく、死を予感しているのか?やたらと静かです。

写真の4匹は別々の固体です。

2008年10月12日日曜日

訪問者


秋晴れのすがすがしい一日でした。

私のMIXI友達が狭山市のぶどうの会の皆さんとお見えになりました。
昨晩は「森林の分校」に宿泊いただきました。

今回の会津への訪問は、皆さんの狭山市での活動と会津をつなげる為、とのことでした。
こうした交流がいろいろな形で具体的に目に見える物になってくれることは嬉しいことです。

人の輪は広がっています。

午後、私の民報サロンを読んでいただいた三島町からのお客さんがありました。
これもまた嬉しいことです。 

2008年10月8日水曜日

華やかな日




そろそろ山に赤や黄色の色が目立つようになりました。

秋晴れの中、有史以来毘沙沢初?若い女性団の訪問がありました。

毘沙沢見学。もちろん富美恵の友達です。

皆さん只見町の外からお嫁にきたり、転勤で只見に住んでいる若い奥様方でした。

私も、なにやら浮き浮きして、話に首を突っ込んでしまいました。すみません。

子育てで忙しい中、わざわざ只見町の外れまで訪ねていただいてありがとうございました。

また、是非お出でかけ下さい。

2008年10月5日日曜日

木の仕事



8月、9月と木の仕事をしていました。

オノオレは最終的にこんな飛行機になりました。重たくて飛ばない飛行機です。
実際は床の上に横にして使います。重さが必要で2台ペアです・・・あとは企業秘密。

栗の椅子も久々に作りました。来週出荷です。

民報サロン-5


昨日の新聞です。山遊びで疲れて、今日になりました。

今回はちょっときびしい内容になりました。中山間地の現実を
肌で感じています。

人が少ない分、生活の自由度は増して、活動のフィールドは広がるのですから、実は大変過ごし易いわけですが、現実は厳しい。その間を気持ちが振れるわけです。

サロンも残すところあと1回になりました。

山で遊ぶ









昨日、只見の自然に学ぶ会の皆さんと山で遊びました。

まだ紅葉には早いのですがキノコが、との期待から。
残念ながら まえ茸 にはお目にかかれませんでしたが私には栃の実が収穫でした。
昨晩ストーブの火で煮て、今朝天日干し、栗と違い、一つずつ大きさも形も違います。
これが乾いてさらに個性的になります。
食するのではなく、ボタンとかで使います。

ぶなの老木にもお目にかかれました。

只見の自然は本当に素晴らしいとつくづく思いました。