2014年9月28日日曜日

交流都市の吹奏楽団

ふるさと交流都市・柏市を会場とする「柏の葉吹奏楽団」のワークショップに参加しています。
年2回の演奏会の第一回目・晩秋のコンサートが近づいて来ました。

10月12日(日)14時開演   場所:さわやか県民プラザ 「アゴラ」です。


私達は初めてですが、なんとか頑張って演奏に加わります。
お近くの方、お出かけください。

2014年9月24日水曜日

歌うのは楽しい

昨年末歌ったベートーベンの第九、今年は「南会津第九の会」が結成され、「会津第九の会」主催で会津若松での演奏会に出演します・・・・12月21日(日) 會津風雅堂  13時30分開演。

練習は、昨年のように頻繁ではありませんが、個人練習をしています。
そして、只見町在住者の合同練習がありました・・・ま、お楽しみ会ですが。
皆で歌うと楽しい

歌うという事は、楽器とはまた違う楽しさが有ります。

今日は、毘沙沢までお出かけいただいてありがとうございました・・・また楽しく歌いましょう。

2014年9月21日日曜日

羽越しな布

シナの木の皮を織物にする。
古代織の一種などと言うように実にロマンチックなのですが、実はなかなかその製作現場を見ることが出来ない。

新潟県村上市山熊田の「さんぽく生業(なりわい)の里」に出掛けてみました。
毘沙沢から片道230キロほどの、山形県に近い本当に山のまた山の奥の20軒ほどの集落の中に有りました。
糸の製作過程を丁寧に説明頂きました

帯の織の最中

私もシナの木の皮は取り出したことがありましたが、その製作過程は私が経験したものとはだいぶ違っていました。

糸の作り方は単純で、ただただ丁寧に細く裂いて繋げて撚るだけなのですが、自然の素材はアケビでも山ぶどうでもヒロロでもマタタビも皆同じですが、下準備(素材作り)の過程が実は大変なのですね。

素朴なシナ皮を何とか、家具と組み合わせて使ってみたいと考えています。

それにしても、山熊田は、素朴な日本の原風景・山間地そのものでした・・・毘沙沢から見ても大いに脅威・・・・すばらしく山の奥。


2014年9月20日土曜日

もの造りは面白い

工房の家具は、量産ではありませんから図面の製作から始まります。
図面製作の後、木取り用のメモを作りますが、そんな木取り用のメモ・ノートが9冊になっています。
図面と木取り用のノート

現在制作中の長椅子は製作番号1265番、工房での265作目。

個々の部材を組み立てて造る方法を取りますが、上手く組み立てられるかは毎回冷や汗もの。
経験と体力と多少の知恵が必要となります。
長椅子の組み立て

骨組みの組み立て完了

そして、思い通りにくみあがった時の達成感がご褒美(時々失敗も有ります)。
この椅子は、今後スピンドルと座面を作って完成です。

物造りは建築設計の時から続きますから45年を超えました・・・・もの造りは面白い・・・からやめられない。

2014年9月18日木曜日

山の中でも便利

爽やかな季節になりました。
家具の仕事がはかどります。
日向を見つけてお茶、そんな季節です

自宅で仕事をしていますので、合間にホルンを吹いて、お茶をして、時には町の議会中継なども見ます。
そうなのです・・・只見町も議会がインターネット配信されるようになったのです。
議会中継も自宅で

一般質問の最後が明日香さん、「景観に関する意識、整備について」が良かった。
私が日々考えていることが述べられていました。
この町では、なかなか話題にならない、それを議会で話題にして頂けるのは明日香さんしか居ませんね。

エコパーク・・・この町の観光にとって景観がいかに大切なことか、丁寧に説明していました。
早急に、具体的に前向きに取り組んでいただきたい課題です。

インターネットと言えば、またまたスカイプ・・・ロンドンの孫には今だ直接会っていませんが、このように身近に様子が分かります・・・・もうすぐ1か月。

顔に表情が出てきました
便利な時代です・・・山の中で。


2014年9月16日火曜日

新しい試み

何年か前に、薪材として手に入れたコナラを、ブロックでいくつか残してありました。
良く乾燥した様子・・・その1つを机の天板として使う試み。
前面

収納スペース
2つに割ったコナラのブロック

ブロックを2つに割り、それぞれを天板の両サイドに置いて、その間を板厚を利用した物入れとしました。
ブロックはおおよそ形を整えていますが、部分的にチエンソーの切断面のテクスチャーを残しています。

裏側の面

小さな机ですが、存在感が有ります。


2014年9月11日木曜日

二つの建築展

木材を使った建築の展示を2つ観ました。

1つは、NPO法人 team Timberize 主催の「都市木造が2020年の東京を未来につなげる」inスパイラルガーデン。
木造技術の進歩と地球環境を考えながら、都市建築の木造化を推進しているチームです。

今回の展示は2020年のオリンピック関連施設を木造化したらどのような姿になるのかをビジュアルな模型で示していました。
また各地で実現している木造建築の100の事例紹介や、耐火の技術紹介なども有りました。
オリンピック関連施設の木造建築案

只見町にも林業の歴史がありますが、現在は停滞?木材利用の活発な議論がされていないように感じます・・・木材活用の可能性・・・刺激になりました。

もう一つは、TOTOギャラリー・間で開催中の「HUMAN-ARCHITECTURE TYIN テーネステュエ・アーキテクッ展」。
ノルウェーを本拠地に、建築家が地域の人達と共同で、自の手で建築を作る手法で話題になっています。
バタフライハウスinタイ2009年で世界に知られた建築グループと紹介されています。
バタフライハウス模型


建築家は、設計が主な仕事ですが、自ら作ること、作るための組織をマネジメントするこの方法は、日本の大工さんにも共通するものを感じます。
また、茅屋根などの葺き替えの作業が地域の人々の共同作業として行われていた日本の建築の手法とも通じるものが有りそうです。
こちらもまたまた参考になる内容でした。

途中、私が日本設計退社直前まで関係していた六本木の建物を久々に覗いてみました。
隣接地では大々的な再開発の工事が始まっていました・・・あのIBM本社跡地も取り込んで。
十数年前の設計打ち合わせのあれこれを思い出します

2014年9月9日火曜日

古民家が危ない

身の回りで古民家が話題になっています。

先日、南会津町水引集落で茅葺き民家の保存をされている藤木先生から、「茅屋根ホーラム」(11月1日 in舘岩)の案内が届きました。
日本の中でも、群で茅屋根の残る景観は年々少なくなって来ているようです。
そうした状況の中で、当日はいくつかの取り組みが紹介されるようです。

FBで、大内宿での茅葺練習の風景がUPされていました。
南会津町にも前沢集落が有りますので、関係者が見学に出向いた様子です。
大内では、屋根葺き職人を自前で育て、あの景観を保っているということなのでしょう。
素晴らしい景観ですね

大内の宿、屋根葺き練習風景(写真は借用)

只見町では、鉄板の下に茅屋根を隠した民家は未だ100軒近く残っていると思われますが、茅屋根として見える形で維持されているのは2軒だけ?になっていると思われます。

私の民家調査はなかなか進みませんが、先日「空き家になっていて、今後どのように扱ったらよいか・・・壊さざるを得ない・・・のか・・・」との相談を受けています。
是非とも残ってもらいたいと思いますが・・・豪雪地では空き家を維持管理するのは大変です。
何方か住んでみませんか、改築相談承りますが

奥会津では、多くの古民家がここ10年ほどで姿を消すのではないかと心配されます。

ユネスコエコパークの流れの中で、只見町民具展示の場として、多くの民家の保存・移築を町にお願いしています。
このチャンスを逃さず、古民家保存がいろいろな場で検討されることを期待したいものです。

2014年9月6日土曜日

宇都宮大のD-friends

宇都宮大学、農学部、守友ゼミが2010年から?だと思いますが布沢で活動しています。
2012年からは、大学のサークル「D-friends」として活動を継続。

年間を通して、稲作作業、区の普請、お茶会、お食事会などを通して、地域に親しみ、サポートもしています。

実は、私はスケジュールが合わず活動に参加出来ていませんがm(__)m。
元気で明るい4人でした

「宇都宮は近いから」と、昨日はビラ配りに、日帰りの4人。
毘沙沢で、少しおしゃべりなどしました。

9月14日午後、布沢の公民館で「お食事会」が予定されているようです。
こうした若い人たちが、継続して地域に入ってくれるのはとてもうれしい事です。
D-friendsがんばれ・・・また遊びに来てください。

2014年9月4日木曜日

高さへの意識

標高550mから見下ろす林道
車で移動し、エレベータを使うためか、高さへの意識は薄らいでいます。

昨日、秋の早まりを意識して「果たして、毘沙沢の標高は・・・」と、調べてみました。
只見町要図25000分の1、からの読み取です。

毘沙沢550、布沢・太田530、塩ノ岐・間丸貝520、黒谷・黒谷橋483、入叶津412、十島376(海抜・メートル)。
ちなみに、田子倉湖の駐車場のあたりが516mの表示でした。

このように見てみると、毘沙沢は田子倉湖の水面より標高が高く、現在、只見町の居住地では一番の高地ということになりそうです。

世界の建築では、現在、ドバイの828mが最高で、サウジアラビヤでは1000m・167階と言う建築が建設中とか。

ご存知のニューヨーク・1ワールドトレードセンターが541mと記されていますから、毘沙沢はほぼワールドトレードセンタのてっぺんで暮らしていることになります。
スカイツリーが634mだからそれより80mほど低いですね。

ブッポウソウ、9月2日の確認後見ていません、アカショウビンは昨日早朝鳴き声を確認しましたが今朝は聞いていない・・・南への移動が始まったのか・・・だいぶ秋めいてきました。


2014年9月1日月曜日

駒小6年間2組

年に何回かお会いします。
6年間2組の仲間(奥会津の影の応援団でもあります)。
矢崎さん、写真、声かけなくてゴメン

戦後10年後?の入学、ベビーブームの小学校で6クラスありましたが、なぜか6年間クラス替えが無かったのです。

50数人が、同じクラスで6年間生活を共にしましたから、気心が良く知れています。
兄弟は年齢の上下が有りますが、この仲間は同年ですからそうした上下が有りません。
ですから兄弟姉妹のようで、そうした関係を超えているようにも感じます。

昨晩、暑気払いを名目に巣鴨に集合。
たわいのない話やら、深刻な話やら、いろいろとワイワイと・・・。
それだけの事なのですが、心が洗われます。

幹事役の橘さん、三宅さんありがとうございました。
またお会いしましょう。

今日毘沙沢に戻りました。
先ほどスカイプでロンドンと話しました・・・孫の顔を画像で見て、ほっとしています。

あ、ブッポウソウ、夕方1羽確認。