2019年10月29日火曜日

毒ぼっこ

この季節になると石垣に色の綺麗な実が成ります。
この実が「がん」に効くなどと噂され、遠くから取りに来る人がいるとか。


でも、この地方では「毒ぼっこ」と呼び、昔は決して食べるなと聞かされたという話もある。

果たしてどうなのかは定かでないが、正式?には「ノブドウ」だとか。

いずれにしても何やら身体に良さそう・・・気になるので収穫し、昨晩焼酎に浸けてみた。
1年後に、薬だと思って飲んでみることにしよう。

秋の収穫の季節。
麻衣ちゃんがご夫婦で訪問。
東京に新居を建て、幸せそうで何より。

2019年10月23日水曜日

マエストロ稽古

12月15日の「南会津で第九をうたう」に向けて、昨日マエストロ稽古がありました。
指揮者、高橋裕之先生の指導は、こちらの出来具合を見ながら速いテンポで次々と指示を出します。
ここは大事という場所、出来ていない個所を素早く見つけて想いを伝えます。

この難解なベートーベンの第九は、今もなを多くの演奏者に課題を試練を与え続けているようです。
指揮者と只見町参加者の2人

3時間の稽古は高齢者には大変でしたが、楽しいひと時でした。
慣れてきてドイツ語表現がいい加減になっている、3年ぶりで音程が確かでない。
本番までに修正しなくては・・・。

2019年10月19日土曜日

少し昔の毘沙沢ー12

そういえば最近、毘沙沢の白山神社の様子を見ていない。
いや、正確には神社跡地。

家のすぐ前なのに社が無くなって、手入れをするお年寄りもいなくなって・・・。
思い立って草を刈り、木を切ったりしました。
昨日の白山神社跡
石のお社


神社の建っていた場所は草に覆われていますが、基礎が残っています。
石灯籠も何とか雪に耐えている。

白山神社がこの地を離れ(合祀)たのが平成18年12月2日。
あれから13年・・・この間にだいぶ変わったような気がする。
2006年12月2日の合祀の儀式



儀式の参加者


2019年10月18日金曜日

ヘルスメイト講習会

若い頃大都市で生活して、退職を機に故郷へ戻る人を見ていると、奥さんを都会に残して・・・週末奥さんのもとへ・・・そうした生活・・・何組か見ています。

富美恵は、婦人会に参加したり、森林の分校ふざわで地元の皆さんと一緒に調理をしたり、地元のコーラスに参加したりしてきました。
しかし、それらも歳を重ねると共に遠ざかっています。
移住者で「ポツンと一軒家」生活者は、地元との密度がどうしても薄くなりがちです。

しかしそんな中で、気に入って続いているのが「只見町食生活改善推進員会」。


今日「ヘルスメイト講習会」なるものが行われました。
郡山市「ホテル華の湯」の料理長を迎えて「料理の基本」なる講義を戴いたようです。
目的は、町の各地区で開催する「いきいき・ふれあい教室」で料理指導をするための勉強会との事です。

レベル高いですね。
楽しみながら・・・良いことです。

2019年10月17日木曜日

建築を巡る・2

今回は、天気が良いので思い立って「六十里越」を越えて「上越市立水族博物館」「新潟県立近代美術館」へ日帰り。

これらの建築は共に日本設計の仕事。
上越の水族館は2年ほど前のオープンですが、近代美術館は1993年開館です。
ですから、いまだポストモダンの影響を受けているように見えます。
バブルが1991年崩壊ですからその直後の竣工。
信濃川へと続くロケーションを生かし、建物を一部地下化し、屋上緑化が川の緑地につながる計画です。
新潟県立近代美術館



川側の展示施設は土の中に埋まっています

近代美術館に並んで建つ「長岡リリックホール」こちらは伊東豊雄さんの設計で、1996年竣工。
「丘のような屋根」当初は屋上緑化を考えていたようです。
建物を緑の丘にしたかったのでしょう。
長岡リリックホール

上越市立水族博物館の設計者は、「アクアマリンふくしま」の設計者でもあります。
経験を生かして、コンパクトな建物の中に深海水槽や日本海につながるプールの演出、巧みです。
写真の様なイベントが開催されています。
このほかに、バックヤードツアーもありました。
時間の関係で参加できませんでしたが魅力的です。


水族博物館の外観

ドルフィンパフォーマンス

日本海の海

シロイルカファンタイム

ペンギンフィーディング

地の利を生かして、今後も日本海側の建築探検を続けたいと思います。


2019年10月13日日曜日

台風19号報告

大きな台風の直撃は山の中の生活には脅威。
しかし毘沙沢は山の中の小さな尾根の上にあります。
それでいて山々に囲われた谷底でもある。
ですから台風には強いという自信が、少々ありました。

一方只見町は只見川、伊南川、そしてその支流の流域に多くの方々が生活しています。
ですから、大雨による災害はたびたびこの地を苦しめてきました。

昨日も午後の明るいうちに、警戒レベル3・・高齢者等避難開始。
そして17時50分、土砂災害警戒情報が出ました。

その後、県が19時20分大雨特別警報、町は20時06分、警戒レベル4、全町民避難勧告を全町に防災無線放送。

その頃は毘沙沢も雨が激しくなり、不安ではありましたがすでに避難は危険。
ひたすらパソコンで雨雲の動きを確認していました。
21時15分の雨雲の様子

幸い、奥会津の雨量はさほど多くなく、大きな被害は出ていないようです。
助かりました。
毘沙沢の24時間の雨量は260mm

今朝、布沢区の役員が林道確認で毘沙沢にも来ていただきました。
林道は被害なし。

台風一過のお昼前に、前からの約束で朝日地区の龍泉寺を見せて頂きました。
改修されたという事で、小沼さん、整さんに説明戴きました。
大きな屋根が象徴的です。
その下に、この地の300年に及ぶ歴史がぎっしり詰まっていました。
この町の貴重な文化財ですね。
改修された今日の龍泉寺


明日の田島でのそば祭りは中止、田島吹奏楽団の演奏がなくなりました。
これ、大変残念・・・でも台風には勝てません。

2019年10月11日金曜日

毘沙沢林道の路面補修

路面の痛みがひどく、雨が降ると水たまりだらけの林道でした。
その路面補修作業が入りました。
工事前

工事中

路面改修後

また、数年前の布沢豪雨の時に傷んだ路肩擁壁の改修工事が15日から始まるようです。
10日間ほどの工事期間で、その間も通行は可能との事です。
ご報告。

林道にこのように手を入れて頂けるのは、とても有り難いことです。

建築を巡る

建築家などという人種は、旅行というと建築を見て周ることになります。
私も、そんな建築馬鹿の一人ですが、最近は頻度が落ちていた。

でも、そろそろ、歩けるうちに・・再開することにしようか。
まずは近場から、という事で。

山形県
〇鶴岡市
・SHONAI  H  SUIDEN  TERRASSE  設計/坂茂
エントランスアプローチ


ホテルロビー

・加茂水族館  ・・可愛いクラゲ鑑賞と5年で300万人の入館者数実現の秘密を探る

9時30分からクラゲの講義があります

寿命が1年足らずですから
展示クラゲはこの館内で繁殖したものです

〇酒田市
・土門拳記念館 設計/谷口吉生
懐かしい外観


石彫はイサムノグチ

・山居倉庫・・観光
「おしん」で知られた米倉庫


〇山形市
山形美術館・・絵画鑑賞目的
多くの作品が出稼ぎに出ていて、残念ながら寂しい展示でした。
今回は、実は富美恵の誕生日イベントでした。
駆け足旅行でしたが天候に恵まれて、久々に日本海も見れて満足な旅になりました・・・感謝。


2019年10月4日金曜日

薪ストーブ(モルソー1510)の修理

20数年前から使ってきた薪ストーブ、モルソー1510がだいぶ傷みました。
補修を終えて

内側の天井の仕切り版、バッフル(1325)が大きく変形してしまったのです。
この状態で数年は使ってきましたが、危ないと・・・。
左が新しいバッフル
新しいバッフルを取り付けた内部
耐火材が割れていますが大丈夫でしょう

モルソーの1510はすでに廃番となっていましたが、ストーブ屋さんにお願いして部品を探していただきました。
この部品が無かったら鉄板で作ろうかとか、新しいストーブにしようかとか考えていましたので、見つかって助かりました。

この機会に、気密の悪い隙間を耐火パテでふさぎ、さびている場所の錆を取って耐熱塗料を塗りました。

開いた目地を耐火パテでふさいで塗装

そして、煙突の掃除。
断熱煙突との継ぎ目から・・・
試運転終了

これでこれから迎える冬は・・・安心です。