2014年11月30日日曜日

吹奏楽の演奏

田島吹奏楽団が「下郷町芸能祭」に初めて参加しました。

控室でのリハーサル 
下郷町でも神楽、民舞、大正琴、フラダンス、カラオケ、詩吟、太鼓などが盛んなようです。
そんな中に、私達も親しくさせて頂いている「しらかばコーラス」が参加していました。
昨年、今年の第九、さらに交流会などで知り合いが増えていましたから、お馴染みの顔が沢山・・・。
しらかばコーラス

今年の吹奏楽は、柏の葉に参加していてスケジュールが合わなかったため、田島での演奏会は久々。
終わって食事をして、いろいろとお話なんかできて、楽しいひと時でした。



反省会の後のメンバー
最近の田島吹奏楽団は、新しい若い団員が増えて、なんだか良い感じ。
来年3月22日、お蔵入りでの「吹奏楽フェスティバル」の予定が決まったようです。
楽しみが出来ました・・・・また遊んでください。

2014年11月27日木曜日

薪の事など

20年近く薪ストーブを使っています。
その間いろいろな方法で薪を手に入れてきました。

でも石油やガスや電気やペレットのようには簡単に手に入りません。

そんな中で「みなみあいづ森林ネットワーク」の試みが有ります。
薪を事業として昨年から活動している。

そうした活動を支援して、今年、薪を購入しました・・・が・・・・自分で切って割って自ら作りたいとの思いが経ちきれず、無理を言って原木で搬入していただくことになりました。

「みなみあいづ森林ネットワーク」の松澤さんと打ち合わせ。
アウトドア派、筑波大・・芳賀沼製作・・経由で田島で活躍中の若者・・・う~~、頑張れ。

2014年11月26日水曜日

末端・・・行き止まりに住まう

地方の人口は若者から順に消えていく。
これは子を持つ親の気持ちの表れ。
末端・毘沙沢に暮らしているとそうした端部で暮らす人々の不安な気持ちに気が付きます。
端部と書くと怒られそうだけれど、端部と感じてしまう空気が流れてくる。

かって(自動車の無い時代)は、綺麗な水と豊かな山林が富みをもたらす地であり、希望を持って暮らしていた地も、今は生産力を持たない不毛の地と地元の多くの人に感じられている。
都会からのアイターン者以上に地元の人が本音ではそれを強く感じているようにも思えてしまう。

行き止まり道路を頼りに生活する住人は将来への不安がさらに強い。
只見町では、布沢、塩ノ岐、黒谷、叶津などがそうした地に当たる。
東北電力はすごい

叶津は新潟へ通じる国道289の開通を心待ちにしている。
一方が不通で行き止まりになっている只見線の開通願望は、輸送機能以上に行き止まりを恐れる精神的な恐怖が原動力と感じる。
松坂峠トンネル化運動も布沢の冬季間の行き止まりを回避したいと願っている。

広く見ると、国道252が不通になる冬期間、只見町そのものが行き止まり状態の町となる。
町そのものが行き止まり、その恐れから逃れるための只見線と国道289の通年開通願望と位置づけられる。

ですから、毘沙沢のような林道の終点に住まうということは異端・・・・この町の中にも、基本はコンパクト化の思想が根付いているから。
でもそれは、この町そのものが広く見れば末端であり、この町の存在を否定しているようにも思えてならない。

そんな夢の無い事を、雪を前にして考えてしまいます。

一昨日、東北電力の手配で引き込み線の障害となる木の枝を取り除きに来てくれた荒井組、毎日のように配達してくれる郵便そして宅配、プロパンガスの配給、区や町の気づかい。
感謝しなくては。
自分の演奏は聴きたくないね・・でも勉強になる

あ、その後、孝子さんと美恵子さんに、沢山の野菜を頂いたのだった。
一昨日、仙台の佐野さんが、わざわざアンサンブルのCDを届けに来てくれたんだっけ。
行き止まりに住まうのも悪くはない・・・と、思いたい。
豊かな生活は大切にしなくては



2014年11月23日日曜日

田島吹奏楽団

長いブランクの後、管楽器を再開して田島吹奏楽団に入団したのが2009年6月でしたから、5年半が過ぎました。
その間、コルネットからホルンへと変更して3年。
昨晩の練習

ホルンにもだいぶ慣れてきました。
新大久保のウインドクルー(山野楽器)の教室(信岡先生)通いも月に1度のペースは何とか続いています。

少しずつ上達はしていると思うのですが、若い人のようにはいきませんね。
ま、楽しみながらです。

昨晩は、お蔵入り交流会館で練習。
11月30日(日)の「下郷芸能祭」に楽団が初参加。

お近くの方、お出かけください。
下郷ふれあいセンターで・・・田島吹奏楽団は12時半出演予定です。
あ、それから、田島吹奏楽団が開設から来年で10年だそうです。
来年、10周年演奏会有るかもしれません。

2014年11月21日金曜日

便器交換

毘沙沢のトイレは汲み取りです。
新しい便器
とはいえ、昔ながらの和風では厳しいので、当初から洋風便器を使っています。

汲み取り式の洋風便器はTOTOとかINAXではありません。
ロンシール株のLONCLEAN。

当初から使っていたものが、汚れの為か不調。
ということで、新しいものに取り換えました。

前々から、やるぞ~、と思っていたのですが、こうした仕事は後回しになりますね。

始めてみれば、そんなに難しい事でもない。
1時間ほどで終了。
この部分が重要・お皿に水を溜めて下からの臭いを止める機構
取り付け終了


取り外してみますと、確かに歯石のような物が駆動部に付着していて・・・・これでは・・の状態でした。
駆動部の掃除が難しい機構で・・・取り外して塩素など使うのかな・・・取りあえず新しくなって、良かった。
19年頑張った便器、まだ使えそうなので汚れを落として保管します。

2014年11月18日火曜日

スカイプの向こう・・3か月

スカイプの窓からのぞき込む目  fromロンドン・・・・生後3か月

2014年11月17日月曜日

これも毘沙沢の暮らし

14日赤羽の父を訪問、東京でいくつかの用事を済ませる。
15日柏の葉吹奏楽団のハードな練習、その後くら寿司会談で当流谷さん、順天堂大学の岡本先生などと打ち合わせ。
16日4時柏発、9時半から会津若松で第九合同合唱練習。
只見町からは、恵子さん、麻衣ちゃんと我々が参加・・・本番は12月21日。
会津若松での第九の合同練習

留守の間に毘沙沢に初雪。
ということで今日は消雪池に水を引く。

消雪池に水を引きました 
飲料水の水源も確認。

そしてそして、潤子さんからお誘いの、最後の野菜収穫。
新鮮野菜は美味い
葉物を沢山いただきました。ブロッコリーとセロリは初体験。
早々に酒のつまみにしましたが・・・・ありがたや。

2014年11月15日土曜日

ブックススズキ

ロンドンの娘から、日本語の幼児用絵本を送れ、との指示。

柏市の活動拠点の近く、松葉町に「ブックススズキ」が有ることを思い出して、伺いました。
実は、店主の鈴木(榎本)千里さんは私の高校の同期で、私達夫婦とはブラスバンドでご一緒だったのです。

久しぶりにお会いしました。
松葉町には最近まで「青い鳥」という書店が有りましたが、閉店、そして「ブックススズキ」も今は古書絵本専門店になっていました。
若者の文字離れと、電子書籍、あるいはインターネット通販の影響で、町の書店は成り立たないのだそうです。
この場所で読み聞かせの会が行われているようです
楽々会の掲示版

ブックススズキでは毎月第3木曜日に「大人が絵本を楽しむ集い」を開催しています。そして、子供が自由に遊べるコーナーも確保していました。
なんだか、町の図書館のような活動ですね。

そして、東日本大災害の支援の為「楽々会 愛情便」と言う名で、仮設住宅で生活を続ける被災者への必需品の発送を今でも続けている、との事です・・・・とても暖かい空気が流れていました。

2014年11月10日月曜日

消雪池

消雪池が出来ました。
昨年のブログを見ると、11月16日でしたから、今年は1週間ほど早い設営となっています・・・・余裕だな。
水を引き込むのは雪の予報を見てから。
給水パイプは奥の方に見えますが排水パイプは未施工

あまり計画性の無い作り方ですね

そろそろ初雪の時期なのだが、今日はなんだか温かい。

2014年11月9日日曜日

古民家解体から見えてくるもの

昨日、「古民家解体から見えてくるもの」・・ブナセンター講座に出掛けました。

丹後半島の民家の解体による使用材料の識別と、周辺里山環境との関係の調査研究。
ササ葺き屋根組の素材調査とササ屋根の保存。
富山大学准教授・奥先生の講演でした。

なかなか興味深い内容でした。
しかしながら、調査対象が築100年に満たない民家ということと、使用材が広葉樹ではなく松が主、という所に(古民家は広葉樹と思いこんでいる私)広葉樹大好き人間としてはちょっと残念感が残ったかな。


ササ屋根は、奥会津では木地小屋に使われていましたから、そうした奥会津との関係もからめて頂けるとより面白かったと思いました。

いずれにしても、古民家の保存という点に少し触れた講座が開かれたことに希望を持ちます。
この町の古民家を残すための活動につながると良いのですが・・・・。

今日は、只見町文化協会の第十九回芸能発表会でした。
コーラスはなみずきで歌いました。

2014年11月7日金曜日

収穫

毎年、雪の前に野菜の収穫をさせて頂いています。
弘吉さんのお母さんが私達の為に残してくれた野菜です。
潤子さんから・・・「いつでも採っていってください」とお知らせ頂いていました。

雪に閉ざされる前の野菜の収穫はとてもありがたいものです。
頑張って、欲張って収穫しました。


先日恵子さんに分けて頂いた野菜と合わせて、越冬用野菜がそろいました。
ありがとうございました。

家の事など、雪への備えが7割ぐらい終わったかな・・・・あと一息。

2014年11月6日木曜日

つながり・その2

柏の葉吹奏楽団で知り合った繁さんと裕美子さんが毘沙沢訪問。
お二人は、8人でグループを結成し、いろいろな場でアンサンブル演奏会を開催しています。

先日、吹奏楽団の演奏会の後、食事をしながら只見町での来年春の合宿の話題などが出ました。そして、今日の訪問となりました。
田子倉湖・船着き場
久々のガレット

音楽を介したつながりがどんどん広がります。

昼食の後、森林の分校ふざわ、晩秋の田子倉湖遊覧、ブナセンター、只見駅などご案内しました。

来春、グループの合宿が実現することになると、さらに人の輪が広がることになりますね。

久々に出向いて、只見駅・観光まちづくり協会の売店で只見町朝日地区婦人会が作る「EM手づくり石鹸」を発見。只見町でもこうした取り組をされている方々がいることを宣伝します。
環境への取り組みとして、もっともっと広がると良いのにと思いました。
観光まちずくり協会の売店
説明書と石鹸

2014年11月5日水曜日

エコパーク進行中?

町の文化祭に出品すると景品が頂ける。
今年は、写真の手作り「台ふきん」2枚と500円の商品券。
文化祭の景品「じねぇんと」の「台ふき」と、南郷婦人会の石鹸

2枚の台ふきんは、社会福祉法人「じねぇんと」の利用者とボランティアの方々の作成と書かれていました。
これは今までの景品の中では一番よいぞ、もらって嬉しい景品だ。

南郷の道の駅「きらら」に寄ると、存在を確認します・・・南郷婦人会の作る廃油石けん・・・これも嬉しくて買います。

少しずつ、少しづつ変わってきているぞ奥会津・・・数年前の文化祭の景品が合成洗剤だった・・少しずつですが・・・・良い事良い事・・・エコパーク。

2014年11月3日月曜日

あれから20年

1994年10月15日の我が家
毘沙沢に足を踏み入れて20年が経ちました。
当時、私は46歳ですからずいぶんと昔の話です。
すでに取り壊された白山神社


20年の歳月、その間には沢山の事が有りました。
それらは今でも記憶の中にとても鮮やかです。

でも、未だ回想の彼方に追いやることはしません。
まだまだ、この地でやらなくてはいけないことが沢山有るように思いますし、それがこの地で生きるということなのでしょう。

今日は、雪に向けて一気に駆け込む天候の中、只見町の文化祭に出掛けました。
私の出展品を引き取るためでしたが、図らずも、多くの方にお会いできました。

そうなのです。こうした方々とお会いして、楽しく、前向きな話が出来る事、これこそが私の20年なのだと改めて認識いたしました。







2014年11月1日土曜日

茅屋根フォーラム

NPO山村集落再生塾主催、南会津町後援の「茅屋根フォーラム」が南会津町舘岩で行われました。

藤木先生を中心に、水引集落の茅屋根保存の為に「茅刈り」を毎年この時期に行ってきたのですが、今年は合わせてフォーラムが初めて企画されたようです。
フォーラムの様子

パネラーは、秋田県八峰町手這坂、秋田県羽後町、山形県上山市古屋敷、新潟県柏崎市荻ノ島から4名。
それぞれの地域で、いろいろな形で茅屋根を残す取り組みが行われている、そうした内容が紹介されました。

藤木先生によると、全国的に個々の建物では、ある程度の数の茅屋根が残っているとしても、群として残されたものはごくわずかしかないとの説明でした。
家具3点(長椅子、小机、エンジュの椅子)の展示
幸い身近に大内宿、前沢集落、水引集落が有りますが・・・そうなんだ・・・と、改めて認識しました。

毘沙沢の我が家も20年前の当初は茅屋根でした。
しかしながら豪雪と戦う勇気がなく、あっさりとトタンをかぶせました・・ですから、その執念のすごさは良くわかるのです。

只見町にはトタンをかぶせた民家が100近く残っています。
しかしながら、空き家も増え、果たして10年後に何棟残るのか。
誰かが声をあげ、行動しなくては始まらないことは承知していますが・・・。

午前中、町の文化祭の展示を済ませました。
家具を3点出しています。
見ていただいて、感想などお聞かせください。