2019年9月30日月曜日

9月も終わりか

遠くの台風の影響からか外の空気が湿っています。
それでも、景色には秋を感じるようになりました。
今朝の毘沙沢

雪国では、収穫の後すぐに冬支度。
私も、少しづつですが冬への心の準備を始めています。

新しい車になってからもうすぐ5か月。
少し慣れてきました。
自動運転などもできますから、前の車より長距離が楽。

そんなことでここ数か月は移動が多い。
そして今回の里帰りは音楽三昧でもありました。
印西でアンサンブル

柏の葉で11月17日に向けて

帰宅道、田島で第九の練習


2019年9月27日金曜日

故郷帰り

生まれ育った東京。
今は私の中で懐かしい場所になっています。

昨日、駒込小学校6年2組の親しい仲間の会が巣鴨で開催・・・参加。

都心に出るついでに、観たいと思っていた「高畑勲展」に足を運びました。
東京国立近代美術館、久々。

日本のアニメ界に大きな足跡を残した高畑さん。
「アルプスの少女ハイジ」「赤毛のアン」「母を訪ねて三千里」・・・など、思い出に残る作品の原画や絵コンテなどを見ることが出来ました。

高畑さんは年齢は少し上ですが、私との時代の重なりや、物を生み出す環境の類似性から、なにやら懐かしさを感じながら拝見しました。
よくまあ、このように沢山の古い資料が残っていたものだと感心もしました。

巣鴨への途中、古巣の駒込を経由。
訊ねるたびに変化はありますが、幸い、思い出の場所があちこちにちりばめられて残っています。
本郷通から

「瀧乃寿し」は母が良く出前を取りました

小さい時に通ったおもちゃ屋は当時のまま
だいぶ前から空き家
子供のころ買い物に来ていた肉屋

幼馴染の店で小休止
これ、有難い事です。

2019年9月22日日曜日

庭木を家具に・・その3

2012年11月に製材したこの町で育った庭のケヤキ。
過去に同じデザインで2つの机を作っています。
そして今回が3つ目。

天板の模様が良いので・・・シンプルに。

3人の娘さんへの嫁入り道具・・・なのかな。

木で家具を作るという事は大変な事ですね。
7年前に製材して、それ以降板として乾燥保管し。
そして今やっと家具として形になるのですから。

7年前の製材風景
この木が今回も使われました

でも、この机はきっと、今後大切に使われて・・・長い歴史を刻むのではないかと思います。

2019年9月17日火曜日

過疎が目の前に・・・

過疎地、人口が減り、高齢化率が上がるという事はどういうことか。
山の中の「ポツンと一軒家」の住人にとっては、町の誰よりも切実に感じられる・・・課題です。

「広報ただみ」9月号に只見高校の定員縮小の話題がレポートされていました。
1学年の定員を現在の2クラス70人から1クラス40人に縮小するという県の考えです。


町の中学からの只見高校への入学者人数は9年先までほぼ明らかです。
全員が只見高校に入学しても年間30人を切るほどの人数です。
現在は「山村教育留学制度」によって、学生の数を確保しています。

南会津高校は田島高校と統合と指摘されています。
コンパクト化。
いずれは・・・でもそれは良くないぞ。

コンパクト化は一見合理的に見えるけど。
過疎地の存在は外から見ると無駄なように見えるけど。
それはきっと間違っている・・・。

2019年9月12日木曜日

建築の記憶

2016年6月に古巣の日本設計からインタビューを受け、最近その内容が文字になり、文面を確認しました。
私が何に影響を受けて建築の世界に踏み込んだのか、その中で少し触れています。

昨日暑い中、上野の西洋美術館に出かけました。
松方コレクション展。

その場で、今まであまり意識していなかったことを知らされました。
西洋美術館が1959年6月にオープンした事、設計者がコルビジュエであった理由。
そしてお隣の文化会館が2年後の1961年に竣工している事実。
1959年西洋美術館開館当時・手前の工事中が文化会館
開館直後の夏の撮影・小学5年(右が私)
昨日の姿・世界遺産

私は今まで、文化会館からの影響は意識していましたし、人にも話してきました。
でも西洋美術館の事はさほど考えの中になかった。
上野の文化会館での演奏体験は1963年(後ろ中央のトランペット2人のうち向かって左側)
文化会館竣工後2年目でした、私は中学3年
昨日の姿・昔のままでそこに在る

西洋美術館から子供の時に受けた影響、今回感じるものがありました。

2019年9月8日日曜日

南会津で「第九」を歌う

3年に1度のベートーベンの第九演奏。
今年は12月15日になりました。

現在合唱参加者を募集中。
私達も参加します。
何方でも歓迎の団体です。
マエストロは高橋裕之先生。

練習日に練習風景をのぞきに来てください。

9月15日 14時~17時 あたご館3階ホール
9月22日 14時~17時 同上
9月29日 16時15分~19時15分 同上
10月6日 14時~17時 同上
10月20日 14時~17時 同上
10月22日 13時30分~16時30分 御蔵入交流館 マエストロ稽古
10月27日 14時~17時 あたご館
11月23日 16時~19時 下郷ふれあいセンター マエストロ稽古
12月8日 13時30分~16時30分 同上  マエストロ稽古

2019年9月2日月曜日

一夜明けて

夏の終盤の一大イベントが終わりました。
直前のリハーサル
田島吹奏楽団・本番

第二部のサックスカルテット




31日(土)朝から若者達は楽器の運搬や会場の準備を始めていました。
我々は、高齢ですから最初から当てにされていませんが・・・ありがたいことです。

11時からステージの上でリハーサル開始。
ホールの照明や音響を担当するスタッフの皆さんに挨拶してから始まります。

年に一度の楽団独自のコンサートですから、過去のメンバーとか外部の団体からの応援なども加わります。
ですから全員がそろっての演奏は、当日の本番直前のリハーサル。

それでもお互いに助け合って曲を組み立てる。
この力は大したものです。
最後は一つになりました。

子供連れのご家族団員も何組かいて、会場を和ませてくれていました。
カンガルーのように子供を前に抱いての演奏もありました。
これ本番です

800人の大ホール。
観客数はまだまだ満席にはなりませんが、このホールがあるおかげで仲間が集まり、このような演奏会が出来るのだ・・・文化が育つのだと、建築馬鹿としては改めて建築の力に感じるものがありました。

お世話になりました。
大家族
我々のホームグラウンド・本番前日の会場