2015年10月30日金曜日

紅葉

昨日、柏に移動しました。
途中、駒止峠や山王峠の紅葉がとても綺麗でしたよ。

そうした紅葉を楽しもうと、他県の対向車が数珠つなぎで会津方面に向かっていました。
そして途中の田島と那須塩原の道の駅の駐車場には車があふれて大混雑。

走りながら「毘沙沢の紅葉が一番きれいだな・・・」などと言いながら・・・・。

林道と布沢城

毘沙沢の東

今回の上京は、柏の葉吹奏楽団の練習と11月8日本番の「ふれあいコンサートin日光」の練習。

その間に、民家再生の為の建築基準法など久々に紐解いています。
あ、そうそう、自家用の木製譜面台が出来ました。
ナラと山桜の譜面台

2015年10月26日月曜日

元気です

佐野さんと麻衣ちゃんが「ふれあいコンサート」に向けて
しばらく書かないと、毘沙沢サポ―ターの皆さんが心配するのではないかと、心配。
てな事で・・・ご心配なく・・・元気で忙しくしています。

数日前から急に寒くなって、冬の風が吹いて・・・いよいよ雪か・・・などと感じてしまう。
そうなると、雪国の人は急に忙しくなるのです。
私も、すっかり雪国の人ですから、そちらが優先します。

それでも24日には仙台から佐野さん、東京から麻衣子さんが遊びに来てくれたし、25日は田島でベートーベン第九の練習に参加したり、毎日欠かさず吹奏楽の朝練は続けています。
第九の練習

そうそう、11月3日の町の文化祭に向けて、準備もしていました。
今回は裂き織を出展させて頂きますが、展示の為の家具を新たに製作した。
これ、なかなか力作。
こんな感じで出展いたします
是非是非、11月3日、町の文化祭にお出かけください。
そして、毘沙沢の作品を観て下さいね。

夜はのんびり、ストーブの火を楽しんでいますのでご安心ください。。
今の毘沙沢

2015年10月20日火曜日

オオウバユリの種

オオウバユリの種が綺麗に出来ました。
開花から70日でした。

強い風が吹くと、ひらひらと飛び散っていきます。
素晴らしい籠(ケース)とタネだ・・・アートだな・・。

籠の中に薄い種がぎっしり重なっています

工房の仕事

工房の仕事は、基本的に受注生産です。

富美恵の裂き織は、織幅を決め、発注者の色の好みに合わせて織ることから始まります。
私の仕事は、製材した大きな材から製作寸法に合わせて木を切り出すことから始まります。

町の文化祭に向けて作業しています。
私と妻のコラボになる予定です・・・お楽しみに。

先日、高校の時からのお友達のY・Fさんの依頼で、バックが出来ました。
裏地は帯地の再利用
皮革の取っ手と留め具は私の仕事

2015年10月18日日曜日

八十里越その2

叶津川上流の紅葉
町の企画で、紅葉のこの時期、今回は福島県(只見町)側から新潟県を目指しました。
紅葉が綺麗だろうね・・・そして、こちら側からの新潟県は近いのかな?などと。

お昼過ぎに役場前を発って、叶津川をさかのぼり、なんと数十分で県境を超えました。
10月4日から2週間後、再び反対側からアプローチして同じ場所に立ちました。
なんとも不思議、2週間前にはあんなに苦労してたどり着いた同じ場所に・・・・・こんなに簡単に。
8号トンネル前・新潟県側です

5号橋梁の説明

5号橋梁の橋脚と6号トンネルの出口予定場所、もうすぐ左上に抜けてきます

八十里越の福島県側は、ほぼ工事が終わっているのです。
ですから、仮設道路を通らずに新潟県に到達できます。

只見町がいかに新潟県と近いのか、改めて体感しました。
今回の視察を終えて再び・・・開通が楽しみです。
参加者の集合写真


2015年10月17日土曜日

山の中に住んでいるのだから、ストーブの薪は簡単に手に入るかと思ったらそうでもない。
この地では、自らが木を切らなくては薪は手に入らないのが今までの習慣。

こんな感じで運搬しました
それでも、ストーブの薪欲しい、と言っていたら、地元の森林組合から知り合いを通して声が掛かった。
今日、軽トラを借りて、せっせと運搬しました。

沢山あるナラ、ほとんどは安くチップとして売られていくらしい。
山と積まれたコナラ

薪産業やりませんかと、担当の●□さんにお話しました。
近いうちに只見町も木質燃料の販売がスタートすると良いのだが・・・・安く薪が手に入る町、そんな町があったら魅力的・・・脱化石燃料の町と言う事だな。

最も、計画的に木を切ることが前提だが。
そして、町民には安く・・・でお願いします

2015年10月16日金曜日

空き家の利活用

今月初めに、5軒の民家の簡単な調査をさせていただきました。
明和地区に残る民家で、空き家の中から利活用して残していきたいと思う建物を選んでいます。

ヒヤリングをしてみますと、同じ空き家でも、それぞれに置かれている事情の違いが分かります。
しかしながら、共通しているのは、今後の取り扱いに苦慮していると言うことでした。
手放すにしても、壊すにしても、残すにしても、ましてや活用するのには・・・誰に相談して、どんな方法で・・・・・・。

調査対象の5つの家のデーターベースを作り、たたき台の提案を添えて、昨晩明和自治振興会・産業振興部会の空き家対策会議で話題にして頂きました。

1ヶ月半ほど前、町に対して「空き家バンク」制度化の提案を振興会から提出しています。
町民が今一番困っていること、悩んでいることの一つに空き家があります。
今後、ますます増えるであろう空き家を、農業新参入者の為に、そして人口減少に歯止めをかける資産として活用しょうと議論を始めています。

先が見えない活動ではありますが、慌てず着実に実りの有る事業に育てていきたいと考えています。。
関心のある方、情報をお持ちの方に是非ともご尽力いただければ幸いです。

只見町に家を探している方、空き家の活用事業化に興味のある方は町の明和振興センター・明和自治振興会まで問い合わせ頂ければと思います。

2015年10月12日月曜日

充実の3日

柏の葉の本番・千葉県民プラザ
山の中に居を構えてるとはいえ、幅広い価値観の中で暮らしたい。
そうした新しい田舎の暮らし方を作りださなくては、若い人達の今後の地方は産まれない。

高齢者ではありますが、柔らかい頭脳を持って田舎で暮らすことの新たな生活スタイルを実践しなくては・・・と・・・ちと生意気。

11日の柏の葉吹奏楽団の秋のコンサート目指して出かけました。
この時期、毘沙沢でもやらなくてはいけないことは沢山ありますが、柏の葉の皆さんとの活動・・・
そこに何か可能性を見出したい、そんな感じかな。
毘沙沢サポーターの皆さんから頂いた花束

11日の本番には、私達の柏市・毘沙沢サポータ?のお友達も来てくれたし、前の職場の同僚も聴きに来ていただきました。
そして打ち上げは、写真のような感じ。
打ち上げ中

柏の葉の仲間

今回は、2日間(柏と田島)に渡って演奏会が続きました。
今朝暗い内に柏を発ち、午前、午後の2回、田島のそば祭りで「田島吹奏楽団」の演奏に参加。
そば祭りの田島吹奏楽団、若い皆さんが素敵

晴天の中、楽しかった・・けど、さすがに疲れました。
田島の午後の演奏は・・・もうろうとしてた・・・スミマセン。

毘沙沢に戻ったら、留守の間に仙台の佐野さんが、田の字の棚田を耕していた・・・う~スゴイ。




2015年10月8日木曜日

馬搬フェス

隣町で、イベント「馬搬フェス」の企画が有ります。

主催の「NPO法人 みなみあいづ森林ネットワーク」とは、我が家の薪の調達や、原さん・日本民家再生協会のイベントや、芳賀沼さん、オグラさん・・・との関係などで親しみを感じています。

事務局で頑張っている松澤さんに「今年の予定が決まったら教えて・・」と伝えてあったのです。

でもでも、開催の10月30日~11月1日は、私、予定が合わない。
されば、「宣伝活動をさせていただきます」・・・などと。

そんな事で、ここで宣伝させていただきます。
興味のある方は、是非予定を立ててお出かけください。

2015年10月6日火曜日

水害のその後

ボランティアセンターにて
9月12日のこのブログで書いた舘岩の水害、4週間がたとうとしている今日、オグラさんへ手伝いに出向きました。
高齢者が出向いても迷惑ではないかと、腰が引けていましたが、ボランティア組織が出来て、時間と共にボランティアが少なくなっていると伺って・・・です。

ボランティアの作業風景

社長にお会いしましたら「夜で良かった。昼間だったら被害を小さくするため無理をして、怪我人が出ていたかもしれない・・・」と。
確かに、あれだけの災害で、けが人が無かったのは幸いだったと思います。

今日の私達の作業は、ひたすら木材の洗浄でした。1枚1枚高圧洗浄機で洗う作業は、確かに人力でないと出来ない・・・手間のかかる作業ですね。

現在、店はオープンしています。
製材工場は、15日からの稼働に向けて作業中でした。
製材所の今日

店長からは、この機に、店を改装・・・などと夢のある話も伺いました。
新たな出発の機会となることを期待します。

まだまだ手伝いは必要な様子です。
時間を作ってお出かけください。

2015年10月5日月曜日

季刊誌「民家」

日本民家再生協会の季刊「秋」No.95に、毘沙沢の紹介記事を掲載していただきました。
足を踏み入れて21年目の秋に、この地での生活、経験と経緯を紹介させていただけたことに感謝です。

記事は、写真をクリックして拡大して頂けると読めると思います。






2015年10月4日日曜日

八十里越

第6号トンネルの新潟側
「八十里越」は司馬遼太郎の小説「峠」で、長岡藩の家老、河井継之助が幕末、官軍との戦いで負傷し、会津へ逃れるため峠越えした道として知られています。

江戸期から会津と越後を結ぶ重要なルートで、多いときは年間18,500人の通行が有ったと聞きました。
只見町にとりましては、この八十里ルートの通年通行は悲願です。
国道289号は八十里が通行可能となることで、新潟県三条市から福島県いわき市まで東西302キロがつながることになります。

第7号橋梁と第9号トンネル・叶津川上流
今日、町の企画で新潟県側から、工事現場を視察してきました。
新潟県側は地形が険しく、そのほとんどがトンネルと橋の工事となっています。

工事の大変さと出来具合の様子は、現場を見て初めて理解できる、それが今回の感想です。
第6号トンネルの只見側と第5号橋梁工事現場
しかしながら工事は少しずつ進んでいて、10年後の開通が視野の中に入ってきた・・・と、実感した視察でした。

今回は、新潟県側から県境を抜け、只見町の叶津川上流までを見ることが出来ました。
開通後のこの町の変化を早く見てみたい、そんな気持ちになりました。

案内役の洋一さん・・と







2015年10月2日金曜日

この町の建築の事

大きな家です
数日前に、明和地区の幾つかの古民家(空き家)の調査をさせていただきました。
古い民家に空き家が増加し、一部は解体直前にまで痛んでいます。

この地域の景観の特徴でもあるこうした民家を残す道は無いのか、地域の課題になっています。
ここ数年のうちに、1つでも多くの古民家を、利活用しながら残す道を探りたいと皆思っているのですが・・・でも個人ではできない段階に来ています。

眺望が良い

環境が素晴らしい

今回調査の5軒のヒヤリングでも、その様子がうかがえました。
「私の代で取り壊す」「物置として使っているだけ」「何とか維持しているが使い道が無い・・・その内自然に壊れる・・」「雪の対策が悩み」などなど・・・。
皆さん、どうしたら良いか分からないでいるようです。
日本家屋はモデュールが有るので作図が楽

今回の5軒の簡単な間取りを作図して、明和自治振興会で対策を考える機会を持ちたいと考えています。よろしくお願いします。

現在、町の商工会が中心となって「只見町中心市街地活性化計画」の作成に取り掛かっています。
私も協議会委員の委嘱を受け、昨日の協議会に参加しました。
作業は昨年度から始まっていますが、今年度さらに具体的に・・・との意向です。
少しでもお役に立てればと思います。
手前に見える模型が新庁舎

その会場で、対象計画地の一部なので、新庁舎の模型を拝見しました。
何だか、ブナ林のようなデザインだな~と思いました。
この町には今までなかったデザイン志向・・・ブナ林の中で似合う意匠が素敵だと思いました。
でも外構のデザインが重要かな・・・隣に道の駅は困る。

現在、設計見直し中で、年内に再度発注を掛けると聞きました。
上手くいってくれることを願います。
「ブナ林庁舎」として町のシンボルになることを期待して・・・ちょっと褒めすぎm(__)m。