2018年7月30日月曜日

迷い鳩

朝の十時ごろでしたか、窓から中を覗き込むような鳩。

外へ出て近寄っても飛び立つ気配がない。
よくよく見ると両足に足環が・・。

多少おびえた様子が有ること、家から離れようとしないため、保護。
水などを与えて、ひとまず段ボールに入れて様子を見る。

足環には「日本鳩レース協会」の登録番号。

ブナセンターに連絡して対応をお願い。
持ち主の電話番号も足環にあり、山形県南陽市の方と連絡が取れる。
訓練のため、新潟県燕三条見附から放した様子。

今年生まれた若鳥で、たぶん、方向を間違えて迷ったのか、タカなど猛禽類に追われたのか?

久々に伝書バトを手の中に抱きました。
少し小型の賢そうなメス鳩でした。


2018年7月29日日曜日

里帰りかな

この町には、一時居住して、その後いろいろな事情で町を離れる人がいます。
診療所のお医者さん、学校の先生、郵便局や銀行の職員、商工会あるいは役場職員の中にもそうした方はいらっしゃいます。

山村留学生として3年間だけ只見町で生活する高校生も居ます。

〇衣子さんは、2年間この町の介護施設とブナセンターで働き、その後都会へと戻りました。
音楽を通して親しくしていたこともあり、今日は毘沙沢に里帰り。
久しぶりの毘沙沢訪問でしたが、今の生活や将来の事など楽しくお話しできました。

若い方が、この町を去っていくのは寂しいですね。
でも、時々、顔を見せて頂けるのは嬉しいことです。。

2018年7月27日金曜日

毘沙沢林道の一部舗装工事終わる

だいぶ前から町にお願いしてきた毘沙沢林道の一部舗装が25日に完成。
大雨のたびに川道となり、危険な急坂100mの工事でした。
下流側からの舗装道

上流側からの舗装道

林道の管理には、春の側溝などの普請と年2回の草なぎ普請があります。
年々人手が減り、あるいは高齢化で、こうした作業も難しくなっています。

路面の舗装化はこうした日々のメンテナンスが楽にもなります。

町は来年度以降も急坂を優先して年間100mの舗装を予定しています。

少しずつでも環境が良くなることは沿線住民にとって希望です。
宜しくお願いします。

2018年7月25日水曜日

二地域居住

奥会津、只見町には二地域居住の方が結構な数いらっしゃいます。
私達よりさらに前から只見町を頻繁に訪れ、その後家を建てた方、最近売りに出た家を購入された方などいろいろなケースが有りそうです。

そうした方々は、自分のペースで都会と田舎の生活をうまく使い分けて生活されているように見受けられます。
4月29日のブログで紹介した琵琶奏者の大宮さんもその一人ですが、毘沙沢林道にもそうした方が何人かいらっしゃいます。
あるいは仕事で只見に来て、その後家を借り、生活をエンジョイされているお友達もいますね

あまり話題になりませんが、二地域居住者は只見町の財産だと私は思っています。

そうした只見を楽しむご夫婦の毘沙沢訪問が数日前にありました。
私達より前から只見町にたびたび来ていらっしゃるとの事で、過去の話にも花が咲きました。
ご主人が木工に趣味をお持ちで、家具の話にも及びました。


こうした訪問は嬉しいですね。
また是非お出かけください。

2018年7月24日火曜日

林道舗装工事速報―2

工事中の毘沙沢林道工事予定。
今朝がた電話があり、アスファルト施工の日程が25日(水)8時から16時との事でした。

この間は工事区間の通行が出来なくなります。
ご注意ください。
直前ですが急きょお知らせします。

2018年7月22日日曜日

林道舗装工事速報

林道の舗装工事は数日前に始まりました。
今日現在、路面の表面を削り、路盤の成形をしている状況です。

工事工程の説明がありませんので、アスファルトの施工が何時になるかは定かでありませんが、分り次第お知らせします。
下流側から見る施工箇所

上流側からの施工箇所



暑い中で

重たくて大きな家具の制作も山を越えて、昨日出来具合を確認をして頂きました。
その為に、住宅建設中の施主と建築家来宅。

存在感と迫力は想像以上の出来とお褒めの言葉などいただきました。

無垢のミズナラをこのように厚板で組み立てることは、現代ではあまり無いことでしょう。
今、世界の家具デザインの趣向は軽やかなものを好む傾向にあります。

昨日は、昭和村のお祭りに出かけ、生まれ変わった喰丸小を拝見してきました。
企画展などされていて、からむし織の里はやはり文化的であります。



建物は、古い材料を丁寧に再利用して昔の姿を残そうと努力していました。
冷房も入っていましたので、この時期は助かります。

昭和村から田島までは30分ほど。
久々にホームグラウンド、お蔵入交流館で田島吹奏楽団の練習。
7月28日の舘岩のお祭り、8月26日のコンサートに向けて、若者たちも気合が入ってきました・・・よしよし。

高齢者2人、暑さに負けないように注意しながら少しだけ頑張ってます。
毘沙沢も昼間は30度を超えますが、朝晩はとても涼しいので助かっています。
勿論クーラーは無し。

2018年7月18日水曜日

無事に組みあがる

57点の部材を組み合わせて1mm程度の誤差で組み立てる。
そんな厳しい作業が終わりました。
組み立て中は真剣

組上がり重量が150㎏を超える家具は、一人の力では全く動かすことが出来ません。
搬出にドアを通るのが居間であることから、工房ではなく、居間のスペースで組みました。
組み立て完成


組み立てが始まると接着剤の関係もあり、途中で止めることも出来ないため、寸法などに間違えがあると命取りになります。
ですから慎重に慎重に。

今後は、最終の調整・仕上げを行い、下段に扉を付けて完成となります。
暑い夏です。

2018年7月17日火曜日

林道舗装工事報告

毘沙沢林道舗装工事の中間報告。
工事予定の書かれた看板

工事開始の準備は出来ているようですが着工はしていません。
看板には8月末までに終了とあります。

今朝の舗装工事個所の状況をお知らせします。
今朝の工事個所



2018年7月16日月曜日

山の中の養蚕

日本中が養蚕(ようさん)に力を注いでいた明治期、只見地方でも各集落に養蚕工場が建ち、生糸が横浜に送られたと書かれています。

その頃使われたのでしょうか、「糸取り機械」と「糸繰り返し機械」がこの山の中、毘沙沢にも残っていました。
残念ながら気が付いた時は写真の状態でしたので、保存は出来ませんでしたので記録に残します。
残された2つの機械
「会津只見の民具」より

「会津只見の民具」から

都会で育った私は、教科書で学ぶだけでしたので、このような山の奥で過去に生糸の生産がされていたことに今更ながら驚いています。

こうした機械は町場で作られ、山道を遠路運ばれてきたのでしょう。
ですから、役目を終えても簡単には処分できず、大切に保管されていたと思われます。
糸繰り返し機械

木製機械の詳細

詳細(輪車は朴の木と思われる)

明治・大正期あるいは戦前までの日本の産業はこうして多くの地方の人々によって支えられていたのですね。
そして、日本の末端毘沙沢にも元気だった時代のあった事をうかがい知ることが出来ます。

2018年7月10日火曜日

暑い中で

お隣の岩〇さんと、暑い中でひと働き。
だいぶ片付いてきました。
今朝の仕事始め

水分補給

夕方の土蔵

2018年7月6日金曜日

家具の里帰り

8年前に霞が関ビルの中に置いて頂いた椅子が今日里帰り。
4月16日に伺ったときにチェックし、修理をお願いしていました。

木製の椅子ですから、木部の乾燥には十分注意したつもりでしたが、東京のビルの中の環境は想像以上に厳しいものが有ったようです。
霞が関ビルの中に置かれていたた椅子・・4月16日

公共のロビーに置かれていましたので、多くの方に座って頂いたのだと思います。
背の皮革は十分に貫禄が出ています。
でも、心配していたペーパーコードの座は思いのほか傷んでいませんでした。
里帰りした椅子

さて、どのように修理をするか。
今後の事を考え、楽しみながら取り組みたいと思います。


2018年7月1日日曜日

気晴らし

山の中の生活はとても快適ですが、時に気晴らしが必要。
8月は混雑するので・・・と、今の時期に計画しました。

毘沙沢から車で2時間ほどの羽鳥湖湖畔のリゾート地へ出かけました。
広大な展望と管理された自然環境は、昔は蓼科などで良く体験しましたが、何だか久々・・・。
レイクサイドビラ

今回宿泊したドームコテージ
今年から試行中のグランピングサイト

私には物足りないのですが、富美恵には好評でした。
都会人は、このように管理された自然を心地よいと感じるのかもしれません。

温泉に浸かり、少々食べすぎましたが、良い時間を過ごしました。
ちなみに6月28日は私の70歳の誕生日でありました。

その後、例年を大きく上回る高温注意報の中を柏に移動し、柏の葉吹奏楽団の練習に参加。
柏の葉吹奏楽団の公開練習
工房毘沙沢の柏展示コーナー(ブックス・スズキ)にご挨拶。
工房毘沙沢の柏展示コーナー

冷房の効いた部屋でのんびりして、明日、仕事が待つ毘沙沢に戻ります。

田舎暮らし、これを長続きさせるためには、こうした息抜きを前向きに取り入れることが必要かもしれません。