2016年2月29日月曜日

遠方からの声

只見町に良くお見えになる、自然に学ぶ会のお知り合いからの文章です。
ぐぐっとえぐられた感じがします。

そして、これからのこの町の活動に・・・参考になる意見と思いましたので、毘沙沢の判断で表に出しました。

『新庁舎建設は、只見町の根っ子に潜む課題を、明らかにしてしまったんですね。
若い人が町外に出て行く大きな理由は、旧態依然とした地域の持つ体質なのかも。
新庁舎建設前に、試合のルール作りを済ませておかなかったのではないのか…。

過去にきちんと向き合い、その上で進路を決める。
このプロセスを経ずに進んできたのが、良い意味でも悪い意味でも、今の日本です。
大本営発表、権力のプロパガンダと化したマスコミ、お上の力に従順な多くの人々、…。


只見の現状は、行政/企業/町民、皆が招いた結果なのでしょう。
百年以上も続いた文化を変えるのは難しいですが、不可能ではないと思います。
武器になるのは、隠されていた情報のオープン、若い世代や心ある在住町民の結集、地域外の住民の協力。

それとは別に…。各地区の独自性を打ち出すという手もあります。
各地区の個性が輝き出せば、新しい展開が起こるのではないでしょうか?
集権的にまとめるのではなく、分散的にゆるく結合する。

お金を飴に地域合併を進める行政のやり方。
行政に頼らない主体性を持った考える住民が多ければ、それに抗することはできる。
今後の動きに注目しています。』

遠くからこの町を見守って頂いている方が居ることに感謝

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