2009年7月8日水曜日

超高層の曙



5日に姪の結婚式があり上京。
その後、建築家仲間との飲み会。鎌倉の美術館での坂倉順三展などなど。

その間に霞が関ビルの最近の様子を覗いてきました。
私が山に引っ込む前に霞が関ビル周辺で大きな動きがあることは知っていましたがこんなに早く。
あの狭かった建物へのアプローチが広々と。そして決して出来ないと思われた食堂街も見事に新しく。
新橋方面からは障害物が無くなり全景を見ることが出来ます。

現在、西日本新聞で「超高層から茅葺きへ」という記事が連載されています。池田武邦氏の回顧録で100回の連載と聞きました。
現在は半分が終了し、霞が関ビル誕生に絡む話は終わって、日本設計誕生にたどり着いています。

そうです歴史に残る建物なのです。
その建物が陳腐化することなく絶えず新しくより魅力的に生まれ変わっているということは素晴らしいことだと思います。組織で設計した建物は記念碑ではありませんから絶えず時代の要請に合わせて変化してよいのです。

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