2008年4月23日水曜日

気になる建築スタイル


大雪の地は、雪が生活に与える影響が大きいのです。雪を処する先人の知恵には感心する事がたびたびです。かつての民家のたたずまいの美しさに意義を唱える人はいません。

但し、雪の季節はほとんどが戦いで、力仕事となります。その力が最近は不足。そんな事から写真のような屋根の建物が多くなりました。

地元では、こうした屋根を合理的として歓迎するのですが、私は、困ったものだと考えています。まず美しくありません。皆さんはどう思います?

只見町には景観条例が有ります。屋根の色をダークな茶を奨励しています。でも、従う人が少ないですね。町は自然環境を大切に、と考えていますが、景観条例があるわりには、集落の景観には無頓着?。これでは自然首都宣言が泣きます。

景観を美しく変える近道は、建物の色と素材を整える事が重要です。屋根の色を統一し、外壁の素材を木にできると素晴らしい町になるのですがね。

建築家不在です。この写真はお隣南郷でした。

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