2019年12月27日金曜日

整さんとの事

初めてお会いしたのは2002年10月、今から17年前になります。
私の建築界の先輩、堀江紀夫さんが、理科大で教鞭をとっていて、「面白い人が君の近くにいるから紹介するよ」の一言からでした。

芳賀沼整さんが、堀江先生を会津に招き、食事を共にし、我が家を訪ねたのが始まりでした。
スタジオの仲間と2002年




その後、スタジオの仲間を伴って良く遊びに来てくれましたね。
雪に埋もれて暮らす昔の生活が懐かしかったのか、雪の季節にも毘沙沢に現れ、ついに、2007年3月、スタジオのスタッフ・学生と共に毘沙沢で2日間に及ぶ雪の祭典まで企画した。
動画「場との対話・2007年3月23‐24日」は今も手元にあります。

その後、新潟、東北での災害では、仮設住宅の建設、復興への尽力、そして役目を終えた仮設住宅(ログハウス)の移設再利用などに面白がって取り組んでいた。
東北では、災害時の記録なども熱心にされていた。

最近は縦ログに本格的に取り組んでいる最中・・・。
誠に残念です。
家具の確認で、2018年夏

只見町新庁舎プロポーザルへの参加。
その後の家具の製作依頼や建築設計でここ数年お会いする機会が多かった。
そして、この10月13日に自ら手掛けた朝日地区の龍泉寺改修を見せて頂いたのが最後になりました。

湯ら里で昼食をともにし、「快気祝いは盛大に・・」と別れました。
別れぎわ、前を行く車の窓から手を振る瞬間が忘れられません。
さようなら。
いや、どこかでまたお会いしましょう。

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