2017年3月9日木曜日

庁舎への想い・・・その2

今までいろいろ書いてきました。
色々考えて書いてきました。
興味本位で書いてきたわけではありません。

多少の当事者(設計者選定の一人)の「はしくれ」として真剣に、この町のためにと思って向き合ってきたつもりです。

今日、議会の一般質問を聴きながら、ちょっと寂しかったです。

町民の為、町職員の為、議員の為、皆さんが笑顔で喜んで活躍できる場、そんな新庁舎をイメージして微力ながら努力し、助言もしてきたつもりなのです。

小さな町の中で訴訟などもっての外。
怪我人を出している場合ではないでしょう。

このままでは、しばらく新庁舎の新たな可能性(前向きで創造的なという意味です)は無さそうです。
それで良いのでしょうか。

このままこの町が元気を失う・・・新庁舎計画が消滅しないために(私は建築の力を信じています)。
今一番可能性のある方法を改めて考えています。
そうです。
お蔵に入っている設計図書を取り出して、これを見直して活用して、無駄のないやり方で新庁舎を実現する方法です。
冷静に考えれば、これが損失の少ない近道の選択なのでしょう。

1億2千万円の設計図書を生かしましょう。
1億2千万円を無駄にしないためという意味ではこれ以外にないでしょう。

冷静に考えれば入札に失敗したというだけではないですか(勿論、いろいろ不満は有るのでしょうが、これからだって完璧は無いのですから)。

もし、素敵な素敵な、優しく思いやりのある、そして若者が憧れるこの町の未来を願うならですが・・・・今まで計画を進めてきた方々も、こうした気持ちをもって、と思うから。

責任追及はこの町に似合わない。
設計内容を見直して予算に合わせる行為は、日常的に行われている設計行為の一部なのですから。

追伸:今後の検討の中で、話題にする価値のある考えの一つとして提案しています。
   もう一度是非、出来上がっている設計図書を拾い上げてください。

この間の私の新庁舎への関わりと思考の経緯は下の「ラベル:新庁舎」をクリック頂けると見ることが出来ます。


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