2014年9月9日火曜日

古民家が危ない

身の回りで古民家が話題になっています。

先日、南会津町水引集落で茅葺き民家の保存をされている藤木先生から、「茅屋根ホーラム」(11月1日 in舘岩)の案内が届きました。
日本の中でも、群で茅屋根の残る景観は年々少なくなって来ているようです。
そうした状況の中で、当日はいくつかの取り組みが紹介されるようです。

FBで、大内宿での茅葺練習の風景がUPされていました。
南会津町にも前沢集落が有りますので、関係者が見学に出向いた様子です。
大内では、屋根葺き職人を自前で育て、あの景観を保っているということなのでしょう。
素晴らしい景観ですね

大内の宿、屋根葺き練習風景(写真は借用)

只見町では、鉄板の下に茅屋根を隠した民家は未だ100軒近く残っていると思われますが、茅屋根として見える形で維持されているのは2軒だけ?になっていると思われます。

私の民家調査はなかなか進みませんが、先日「空き家になっていて、今後どのように扱ったらよいか・・・壊さざるを得ない・・・のか・・・」との相談を受けています。
是非とも残ってもらいたいと思いますが・・・豪雪地では空き家を維持管理するのは大変です。
何方か住んでみませんか、改築相談承りますが

奥会津では、多くの古民家がここ10年ほどで姿を消すのではないかと心配されます。

ユネスコエコパークの流れの中で、只見町民具展示の場として、多くの民家の保存・移築を町にお願いしています。
このチャンスを逃さず、古民家保存がいろいろな場で検討されることを期待したいものです。

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