2013年10月26日土曜日

ユネスコエコパークは町を救えるのか

昨日、ユネスコエコパークネットワーク会議を傍聴。
7地域からの代表によるそれぞれの取り組みが紹介されました。

綾町はさすがに今が盛りの勢いで、現在の生の話題を提供していました。
当事者として、苦労ありメリットありの状況を冷静に分析して、次の行動に移そうとしている姿に感動しました。

屋久島は世界遺産の影に隠れていますが、今後エコパークを重要な要素として、まじめに取り組んで行くぞ・・・と言う、真摯な気持ちが伝わって来ました。

只見町は、今までの説明から大きな前進が見られなかったのは残念でしたが、「戦略的に取り組む」という力強い言葉が印象に残りました。
人口減少と高齢化に対して、どのような方法で具体的にストップをかけるのか、楽しみです。期待しています。

とはいえ、実はそんなに簡単ではないとの思いを強くしました。
エコパークの看板はそれなりの効果を生むでしょう、でもそれはその後の相当な努力無くして、町の現在の状況を大きく変えるような力にはならない・・・と思わせる内容でした。

エコパークはあくまで手段の一つであって、「戦略的に・・・・」の具体的な目的と目標をきちんと定めて全町的な運動とすることの必要性を改めて感じました。

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