2015年10月2日金曜日

この町の建築の事

大きな家です
数日前に、明和地区の幾つかの古民家(空き家)の調査をさせていただきました。
古い民家に空き家が増加し、一部は解体直前にまで痛んでいます。

この地域の景観の特徴でもあるこうした民家を残す道は無いのか、地域の課題になっています。
ここ数年のうちに、1つでも多くの古民家を、利活用しながら残す道を探りたいと皆思っているのですが・・・でも個人ではできない段階に来ています。

眺望が良い

環境が素晴らしい

今回調査の5軒のヒヤリングでも、その様子がうかがえました。
「私の代で取り壊す」「物置として使っているだけ」「何とか維持しているが使い道が無い・・・その内自然に壊れる・・」「雪の対策が悩み」などなど・・・。
皆さん、どうしたら良いか分からないでいるようです。
日本家屋はモデュールが有るので作図が楽

今回の5軒の簡単な間取りを作図して、明和自治振興会で対策を考える機会を持ちたいと考えています。よろしくお願いします。

現在、町の商工会が中心となって「只見町中心市街地活性化計画」の作成に取り掛かっています。
私も協議会委員の委嘱を受け、昨日の協議会に参加しました。
作業は昨年度から始まっていますが、今年度さらに具体的に・・・との意向です。
少しでもお役に立てればと思います。
手前に見える模型が新庁舎

その会場で、対象計画地の一部なので、新庁舎の模型を拝見しました。
何だか、ブナ林のようなデザインだな~と思いました。
この町には今までなかったデザイン志向・・・ブナ林の中で似合う意匠が素敵だと思いました。
でも外構のデザインが重要かな・・・隣に道の駅は困る。

現在、設計見直し中で、年内に再度発注を掛けると聞きました。
上手くいってくれることを願います。
「ブナ林庁舎」として町のシンボルになることを期待して・・・ちょっと褒めすぎm(__)m。

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