2011年10月29日土曜日

木地師を想う





山の中に暮らして10年、自然の恵みをいただきながら、一方都会の、世界の文化を感じながら木々に囲まれて過ごす生活。
木材を加工して生計を立てている、その生活の基盤を都会に求めるという意味でもかつての木地師に近い。

秋の優しい日差しの中で、小豆のさやから赤く輝いた実を弾き出す作業、これもかつての木地の今の時期の仕事・・・でしょう。

日差しの穏やかな薪に陣取ったカマキリも、きっとかつての木地の仮小屋でじっと最後の時を待っていたのでしょう。

なにやらロマンチックな秋の山里であります。

2 件のコメント:

acanthogobius さんのコメント...

不思議ですね、私の工房の周辺でもカマキリが同じような状態です。
もう工房の壁につかまっていられずにポトッと落ちてしまいました。
気温はずいぶん違うと思いますが、北国の
カマキリは我慢強いのかな(笑)

毘沙沢 さんのコメント...

朝晩の冷え込みはこちらが勝りますから、うん、たぶんこちらのカマキリは寒さに強いのかもしれません。人も、虫も環境に順応しているということですか。