2010年4月7日水曜日

環境にそくした暮らし





今の時代は、山の中で暮らすといっても自動車はあるし、電気も電話もインターネットだってつながっていますから、都会育ちでも生活できる訳です。
でも、数十年前はまるで状況は違っていたのでしょう。

この地で生まれた和男さんは、小学校生ですでに雪の日も学校まで往復5キロを歩いていたようです。
ですから、75歳を過ぎた今でも熊撃ちで山を歩く時、誰にも負けないと聞きます。


そんな和男さんの木の切り方、運搬の仕方はすごい。
1人で全てをこなします。運搬用の雪道を勾配を見ながら作り、簡単な運搬機1台で何回も何回も運びます。

自然と一体で働くことで身体が元気になるようです。
当然、食事も酒も美味しい。
こうした労働の喜びは今時の仕事の中には少なくなったような気がします。
勿論、鍛えた身体があってのことですから、スクールバスで通学している今の子供たちには無理でしょう。

環境にそくした暮らし方があっても・・・・と少し考えます。

昨日、消雪池を片付けました。
中に1匹のカエル。きっと水源から200mのパイプの中を旅してきたのでしょう。
裏の池に放しました。すでに仲間が卵を産んでいました。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

もう一つ、健康あってこその生活ですね。昨日か 橋のそばの、小さい店をやっている山内モト子さんが亡くなりました。74歳だと思います。2~3年前 大病をして、会津若松市で手術し、どうやら普通に生活できるまでになり、一人暮らしをしてましたが、その後 また調子が悪くなり、かといって簡単にはお医者さんにかかれる場所でないため、ひたすら耐えていましたが、ついに自ら命を断つことを考えました。息子さん二人は 埼玉などで生活したいます。この現実を 無視できないです。老いたら 医療機関がすぐ近くにある所で生活するのが やはり いいように思うものの、むずかしいですね・・・。  

毘沙沢 さんのコメント...

投稿ありがとうございます。
悲しい出来事に、驚いています。

だいぶ前ですが、お店を訪ねたとき、長話をした覚えがあります。
一人暮らしで、寂しい。そんな感じでした。

集落内のコミュニティーのあり方を、真剣に考えなくてはいけない、そんな時期に来ているように私には思えてなりません。