2009年1月31日土曜日

物を作る、から受ける力







雪に閉ざされても、何とか生きていけるのはそれなりの工夫が。私にとって、あるいはこの地で何千年とこうした環境で生き抜けた理由の一つが物作りかな。
昔の人は、春から必要となる生活雑貨をこの時期に作ることで冬の生活の存在を実感できただろうし、私は、どんな環境だろうと物は作れると言う喜びが支えているのを実感する。物作りの力は何時の時代も同じ。

社会と隔絶していても、物を作っていることで社会とつながっていられると言うのは不思議ではあるが、実感として私は体験している。事実。

若い時は、建築の設計で物を作って心を癒していた。これが管理職になって物から距離が出来た途端苦しくなった。
物を作る力とはたいしたものだと、最近強く、改めて感じますよ。

写真は、今日の工房の仕事です。皮の靴べらは、遊びです。遊びはさらに楽しい。

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