2008年5月12日月曜日

古民家が面白い


山里の仕事には木を加工する事も有った。器を作る木地師は独立した集団で土地に定着しない。だから毘沙沢は木地集落ではない。でも生活用具はほとんどが木で作られている。

写真は筏(いかだ)を操作する櫂棒だと思われる。奥会津では冬に木を切って川を流して、丸太を新潟まで運んだ。この事は「只見川の歴史博物館」で詳しく展示紹介している。

古民家にはこのような物が残っている事がある。何時の時代に作られた物かはわからないがこの家で作られた事は確かだ。楢の素性の良い木を割って木取りしている。仕上げはチョウナ。最終仕上げではない。

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