2017年9月12日火曜日

南相馬から

南相馬市博物館の稲葉さんから、特別展「被災地の海を生きる」のパンフレットが届いていました。
パンフレットの表紙

南相馬市を含む福島県浜通りの北部と中部を「相双地域」と呼ぶのだそうです。
「相双の海は、暖流と寒流が沖合で出会う蒼い海・・・」と表現しています。

昔、「アクアマリンふくしま」の設計コンセプトがこの豊かな海とさらに山との自然をテーマとしていたのを思い出しました。

そうした海が3.11の被害を受け、さらに原発事故による悲劇が襲いました。
そんな中で、動物や植物や、あるいは人々の生活がどのように営みを続けているのか。
生き残った生き物・復活した生物
絶望する私達に、生きろと言ったー
わたしたちの海
未来につながる蒼い海

内容の深い、考えさせられるテーマです。
重たいテーマですが、さわやかに扱っています。
3.11の体験者であり、現地の研究者である稲葉さんじゃなくちゃまとめられない内容ですね。

開催は9月2日~10月22日です。

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