2011年8月8日月曜日

文字書きの楔(くさび)



解体材の整理は続いています。
燃料(薪)とする物を切断しますが、一番古いと思われる柱は松材です。
数百年の歳月が経ち、表面は古びて汚いのですが切断すると松特有の香りを放ちます。
このあたりの松には「キタゴヨウ」があります。赤松も見かけます。
果たしてどちらか?ヤニの強い材が使われています。

そんな柱から、また文字書きの楔を2枚見つけました。合計5枚。
厚さはほぼ15ミリの杉板です。両面に文字が書かれています。
文字の識別から同時代の1・2枚の元板から切り出したように思われます。
元の板書きが何の目的で書かれたのか?。

わざわざ遠方から持ち運ぶ事は無いでしょうから、この地の物を流用?。
紙が手に入り難い時代、とは思いますが、この山の中で書かれたとして、何時誰がこのように美しい文字を・・・?。
疑問?疑問?・・・あ~、どなたか教えてください。

2 件のコメント:

穂卯 さんのコメント...

少々「書」をやりますので、何と書いてあるのか読んでみようと努力しましたが、左下の「七月に」しか読めません。

毘沙沢 さんのコメント...

同じ日本語がこうも読めないのは何でしょう。悔しいね。