2024年2月18日日曜日

地域の暮らしを次の世代に引き継ぐ

 私達のように他県からの移住者は、正確にはその地域の引き継ぎ手ではないのかもしれない。
事実私達は、昔からこの地に暮らした人々の暮らしとは直接のつながりを持たない(もちろん交流はあり見聞きはしたが)。

一時期毘沙沢集落の生活文化は途絶え、そこに私達は新たな生活スタイルを作ってきた。
そして今、次の世代に引き継ごうとしている。

そこには家があり山があり小川が流れ、かつての人々のくらしの証でもある山林・田畑・住居跡の痕跡も残る。

私達は今、そうした過去からのバトンを次の世代へつなげる作業をしている。
幸い、町の空き家バンクを通じて3組の希望者が手を挙げてくれている。
厳しい環境の中に新たな価値を見出してくれる若い人達がまだまだいることが嬉しい。

林道を歩いていただきました
私はこの場所で出迎え

我が家の前で
手前は案内役の和子さん

先日、厳しいと言われる冬の毘沙沢を案内する機会を作り、ご訪問いただいた。
例年になく雪の少ない毘沙沢ではあったが、雪国の生活の雰囲気は体感いただけたと思う。

この地で、楽しく新たな価値を見出して頂ける次なる世代の引継ぎ手、雪の無くなる春までには方針を出さなくては、、。

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