2021年9月21日火曜日

その後の訪問・・・その12

 このシリーズは、私が設計に関わった建物の記録「昔の仕事」で取り上げたものを、その後訪れて紹介するものです。

今日出かけたのは、このブログの2017年2月21日「昔の仕事…24」で取り上げた大宮聖苑。
さいたま市の火葬場です。
竣工が2004年5月ですから17年が経過しています。

大宮聖苑のアプローチ・今日

柏オフィスからさほど遠い場所ではないのですが、火葬場という事で足が向きませんでした。ところが最近、この計画が国土交通省のグリーンインフラ大賞「防災・減災部門優秀賞」をいただいたとの情報。
計画地はさいたま市見沼区で、かつては湿地で田んぼが広がっていた地域。
水害に対処するため、敷地の多くが調整池となっています。それらを建築計画の中で上手に取り扱ったのが評価されたようです。
実際に関わっていた若い(当時)皆さんの成果です。

国土交通省のHPから

久々に訪れた大宮聖苑は、建物の性格からか竣工当時と何も変わっていませんでした。
丁寧に大切に使われている様子にホッとしました。

エントランスホール

水を取り入れた庭

火葬ロビーと控え室をつなぐ渡り廊下

中庭

調整池側から見る施設

案内図

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