2020年6月8日月曜日

想い出の中に・・・その15

毎年、冬の準備をしているこの時期、布沢区から「特別寄付金」のお願いが届きました。
私達はその頃町民ではありませんでしたから、セカンドハウス居住者と呼ばれていたようです。

そして「・・・お互いに協力し、力を出しあってゆかないと安全で快適な生活環境を維持してゆけないのであります。ご協力頂いた上は、誠意をもって効率的な区の運営に努めますし、皆さまのより良い交流関係の構築に努力したいと存じますので・・・」布沢区は区費の代わりに協力金で協力関係を補うという選択を選んでいたわけです。
1999年の区からの文面

私はこの頃、まったくこうした中山間地の状況には無関心・無知(協力金は支払ってました)でした。
今にして思えば、ある種のチャンスを見逃したのかもしれません。

その後、数年で、この「特別協力金」の義務化は取りやめになりました。
その時点で、セカンドハウス居住者と布沢区は縁が切れたのだと、のちになって知りました。

私達はこの年、年末に出かけましたが、9時近くに柏を発ち、布沢着14時、新雪の為3時間の雪上歩行、途中で真っ暗闇となり、まったく先が見えない(一寸先は闇)という恐怖を体験しました(その後、リュックには必ず懐中電灯をしのばせています)。
年末

内部は未だこんな感じでした

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