2022年11月28日月曜日

忙しくしています

 冬の足音が近づいてきました。
積雪前のこの時期は雪との競争。
雪が根雪になり車が入らなくなると、毘沙沢での生活は一変します。
その前にあれやこれや、雪で孤立している間困らないように最大の準備をします。


富美恵はせっせと食糧を備蓄。
お友達の農家さんに野菜を分けて頂いたりもしています。
そして、山を下りるとお楽しみで食事をしたり温泉に浸かったりもします。

湯ら里で昼食

クリの大きな額縁の仕事は春先の出荷予定ですが、車の入るうちに出来るだけ仕上げておきたい。
寒い、暗雲の下では、ハードな仕事は除雪だけにしておきたいのです。
怪我をしても、勿論救急車が入りませんので・・。

精度の管理が大変

大きな額縁を組み立中

そんな中、「森林の分校ふざわ」の明日香さんが、林道の別荘に冬支度で来た橋爪さんが、仙台の豊さんの訪問がありました。
冬季孤立前の激励ですね…ありがとう。

布沢育ちの明日香さん

都路町から

仙台から

融雪用の水を引き込むホース。
直前に点検してよかった、
なんと、5か所に不具合を見つけました。

ジョイントが外れていました

そのままにして置いたら、雪が積もってから大慌てになるところでした。
やれやれ・・・ホ。

家の周りのもろもろの物を片付け取り込み、工房の看板を仕舞、ポストを移動し・・これで雪がいつ来てもOKさ。

2022年11月21日月曜日

冬に向けてその後

この季節はいろいろと忙しく過ごしています。

11月11日から大きな額縁の製作がスタート。
13日には「せど森の宴」でお客さんが来宅。
14日、融雪用の水源地のメンテナンス。
15日、家の前の仮設の融雪池の設置。
19日、5回目のコロナワクチン接種。
21日、水源からのホース点検。

大きな額縁は現在進行中ですが、精度を要するため慎重に進めています。
今日現在、外枠がほぼ形になってきました。
なかなか大変です。




せど森の宴は、思わぬ展開でした。
昨年の今頃工房で家具を作った福島大学の3人が・・・サプライズでした。
大黒先生とも分校でお会いしました。




家の前の池は例年今頃の年中行事です。
いよいよ雪の季節だ・・・と気持ちを引き締めています。


5回目のワクチンで町に出たついでに、只見駅前のインフォメーションセンターにお寄りして、その後叶屋さんの伊豆さんにお会いしました。

只見駅前のインフォメーションセンターにて典子さんと

伊豆さんご夫妻

今年は未だ雪が降りません。
助かります。

2022年11月6日日曜日

冬に向けて

 11月に入りますと急にせわしなくなります。
朝晴れていたかと思うと、急に雲が出て風が吹き雨になる天気が冬の前ぶれ。

この時期の朝の青空は実に清々しい

車のタイヤ交換は早々と済ませました。
下の、材料置き場の家の冬仕舞いも終えた・・・やれやれこれで一安心。

スタットレスへの交換、今年は少々早めでした

「今年最後のトマト取りに来て」とのありがたいお話で、最後の美味しいトマトを頂きました。
Mさんのトマトハウスの前で

文化の日は町の文化祭、新しくできた「モノとくらしのミュージアム」がサブ会場に成りましたので、毘沙沢工房の「ボロ帯の写し」を展示させて頂きました。


富美恵の裂き織(ぼろ帯の写し)

冬の仕事で依頼を受けている額縁の打ち合わせ。
雪の前にデザインを確認しなくては・・・と喜多方市熱塩加納町の日本画家・青砥昭修さんの「工房ゆずりは」へ出かけました。

この写真の上下2点の額縁製作依頼

青砥さんの仕事場で

青砥さんたちは、熱塩加納町の黒岩という雪深い山の奥の廃校になった小学校で1993年から活動しています。
奥山生活の私達の先輩、ですから私達は何回か伺っています。
今回は久々の訪問でした。

あ、そうそう、建築にも未だ興味はありますから、柏との移動の時には気になる建物を訪れます。今回は木造の大子町新庁舎。


茨城県大子町の新庁舎

雪国の、少し忙しい短い秋ですが、この季節も好きです。