2022年10月23日日曜日

冬の入り口

 雪国では、北風が吹いて気温が下がり天候が不順な日が現れると冬の準備に入ります。
毘沙沢では根雪と共に車が入らなくなるという事情から、冬への準備は早め早めになります。

我が家の窓から

他に依頼する汚水の汲み取り、除雪機の定期点検を手配しました。
除雪機は雪が降る前には点検を終えて戻ってくる手はず。

冬の間の木工作業で使う材料の搬入も終えました。

だいぶ前に岩手で手に入れたカツラ材の運搬

草刈り機や、チエンソーなどは燃料を抜いてエンジンをかけ、ガソリンを使い切ります。
除雪機と自家発電機の燃料、暖房のための灯油の確保は早めに終えました。

11月に入ったら車のタイヤを冬用タイヤに履き替えて、そうだ、ワイパーも雪国用に変えなくては。
自家発の点検、オイル交換も・・・そうだバッテリーが古くなってるな。

薪ストーブ周りも準備万端

今後根雪の前には玄関前の消雪池の設置、水源の点検、薪の取り込み。
材料置き場(下の家)の冬仕舞いも11月に入ったら・・。

そんな忙しい中でも、秋晴れに誘われて隣町、昭和村へドライブ。

国道401の南郷から昭和村への峠越え

道の駅からむし織の里しょうわ

喰丸小学校跡

先日、紅葉の毘沙沢に来客在り。
毘沙沢は只見町の奥座敷、秘境の地ですから・・・地元の人だって遊びに見えますよ。

裂き織りの購入ありがとう

今日で指の怪我からちょうど1か月。
順調に回復しています・・・ご報告。

2022年10月17日月曜日

毘沙沢の暮らし・秋の入り口

 14日(金)指の怪我の治療で只見町の診療所へ。
だいぶ回復している、との事で次回は2週間後に。

15日(土)怪我以来初めて田島吹奏楽団の練習に参加。
皆で合奏はやはり楽しい・・・指はまだキーに触れると痛いので薬指は使えないのですが・・・。


依頼の額縁の木取(クリ)に取り掛かる。
周辺の紅葉は少しずつ秋を告げています。


16日(日)麻衣ちゃんが只見町のお米を受け取りに来てくれました。
毎年、私達のお友達から購入している新米です。
ま、この時期の里帰りですね。


布沢区が作成していた「布沢ブック」25ページが手元に届きました。
山の中の集落に移住する人が今後増えるように、そして移住者が短時間でこの地に親しくなるために・・・。
よく出来た案内書だと思います。布沢区だけで使用するのは勿体ないような内容です。
取り寄せて見て頂く価値は十分にあります。






2022年10月11日火曜日

柏オフィスにて

 永いこと2つの地域を拠点に暮らしていると、季節、社会情勢や自らの役割、あるいは自身の健康状態などでその場所の持つ意味、重みがその時々で変わります。

その場所に存在意義が見出せるか、自分達がどれだけ快適に暮らしているか、あるいは社会、周りの人達との関わりの深さなどもその場に暮らす重要な指標となっています。

最近の柏オフィスでは、事務的な作業、設計、情報収集、買い物そして旧知の友達との交流などが主になっていますが、人間ドックや健康管理の通院なども冬の厳しさを避けて柏オフィス側の役割としています。

柏のオフィス

昨日は久々に都心に出て、日本設計のかつての仲間、いや、先輩方との楽しい時間を過ごしました。
心の洗濯・・・ありがとう。

今日は富美恵が近場で友達と昼食会の予定のようです・・・彼女の誕生日。

根津の蕎心にて


2022年10月8日土曜日

指の怪我、その後

 わずかではありますが、身体の一部を欠くというのは辛いことです。
でも脚を失っても義足で走るランナーなどの事を考えると、私の今回の指先の怪我などかすり傷。

救急車で搬送された会津若松の中央病院からの紹介で県立南会津病院へ、その後さらに紹介いただき只見町の朝日診療所へ昨日出向きました。

只見町朝日診療所

今後は自分で傷口を洗い、傷パワーパットで養生しなさいとの先生の指示。
病院へは週1回の通院となりました。

痛みはなく、だいぶ落ち着いています。

2022年10月6日木曜日

2人の仕事のこと

 仕事、そう、仕事なんです。
趣味の延長のような仕事ですから、楽しみながらが大切。
でも、依頼を受けると気持ちがキュンとして、元気が出ます。

喜多方市熱塩加納町の日本画家AAさんから額縁の依頼。
今日毘沙沢まで打ち合わせに見えました。



幅2mを超える大作を含む2点。
来春新築のお寺さんに納入する作品だと伺いました。
深遠な夕日を描いたものと夕闇に月、写真をお見せできないのが残念です。

幅2mを超える額縁製作への挑戦。
この冬の楽しみが出来ました、ありがとうございます。

富美恵は、取り組んでいたボロ帯を今日完成させました。
「ただみ・モノとくらしのミュージアム」のボロ帯の写しです。
近々、新旧を並べてみたいと思います。





2022年10月3日月曜日

只見線が再開通

 2011年の7月の新潟・福島豪雨以来不通になっていた只見線、10月1日に再開。

只見線は、福島県会津若松駅から新潟県小出駅までを繋ぐJRの路線ですが、11年間会津川口駅から只見駅までの間が不通となり、代行バスで運行されてきました。

赤字路線でしたが、線路と駅舎の維持管理を沿線自治体と福島県が行う上下分離方式が認められ、復旧にこぎつけた経緯があります。

昨日、松坂峠を越えて只見線沿線を車で走りました。
線路沿いの道路では他県ナンバーの車と沢山すれ違い、撮影スポットでは多くの方がカメラをかまえる姿も目撃しました。

特別列車満喫号

駅前の賑わい

只見駅前は、久々に多くの人が集まってお祭りで賑やか。
私達は13時40分発、会津若松行きの特別列車を見送ることが出来ました。


駅前に作られた新たな施設

只見線のダイヤは平日3往復しかありません。
今後はいかに乗客を増やすか・・が課題と聞いています。

ちなみに毘沙沢は只見駅から22㌔、只見駅から一番遠い住民です。

2022年10月2日日曜日

せど森の宴

 奥会津体験博覧会「せど森の宴」
只見川電源流域振興協議会が主催して昨年からスタートした企画。


この催しのコンセプトがこのように書かれている。
「せど「背戸」とは家の裏口、裏門もことを指します。
奥会津地域では、家の中のプライベートな空間、お客様に見せない部分といった意味合いで使われることが多い言葉ですが、「この森の宴の期間中は、旅人に普段は見せない「せど(背戸)の中に入ってきてもらい、奥会津地域に暮らす私達の普段の自然な暮らしぶりに触れてほしい。」というメッセージを込めて、せど森の宴と名付けました。

2年目の今年は運営事務局を「NPO法人そらとぶ教室/森の分校ふざわ」とし、より身近な催しになることを意図しているように見えます。

毘沙沢は今年初参加、17番、「E-BIKKE『ISSIMO』で毘沙沢林道サイクリング」を事務局の明日香さんに新たな企画として立ち上げていただきました。


1月13日(日)、11月26日(日)の2回の実施です。
定員は各4名。

奥会津の山奥へ、電動アシストバイクでお出かけいただければ嬉しいです。。

2022年10月1日土曜日

今朝の爽やかな毘沙沢

 久々に毘沙沢の朝の清々しい空気をお届けします。
今朝はぐんと冷えこんで・・ストーブが必要な季節に突入。

只見町は今日、只見線再開通のお祭りでワイワイしていますが、只見駅から22㌔離れたここ毘沙沢はとても静かです。
空気が美味しい。小鳥のさえずりも可愛い。風に吹かれて木々がさわさわしています。