2021年9月23日木曜日

只見生まれの家具(シリアルナンバー・1304~1316)

 県産材を使うことが条件となる「木景観形成促進事業」で実現した仕事
屋外用家具として「森林の分校ふざわ」から注文
◆NO.1304~1316       〇 テーブル
                  寸法:L2400  W1200  H700
                  製作:2018年11月
                  素材: カラマツ・クリ   仕上:キシラデコール
                  所有:福島県南会津郡只見町  森林の分校布沢 
  

納品時・森林の分校ふざわ
                 
               〇 ベンチ1  2脚
                  寸法:L1600  W380  H420 
                  製作:2019年3月
                  素材:同上
                  所有:同上

ベンチ1

                〇 ベンチ2
                  寸法:L1200  W380  H420

ベンチ2と椅子

                〇 椅子  8脚
                  寸法:W540 D450 H700 SH420 

椅子8脚

2021年9月21日火曜日

その後の訪問・・・その12

 このシリーズは、私が設計に関わった建物の記録「昔の仕事」で取り上げたものを、その後訪れて紹介するものです。

今日出かけたのは、このブログの2017年2月21日「昔の仕事…24」で取り上げた大宮聖苑。
さいたま市の火葬場です。
竣工が2004年5月ですから17年が経過しています。

大宮聖苑のアプローチ・今日

柏オフィスからさほど遠い場所ではないのですが、火葬場という事で足が向きませんでした。ところが最近、この計画が国土交通省のグリーンインフラ大賞「防災・減災部門優秀賞」をいただいたとの情報。
計画地はさいたま市見沼区で、かつては湿地で田んぼが広がっていた地域。
水害に対処するため、敷地の多くが調整池となっています。それらを建築計画の中で上手に取り扱ったのが評価されたようです。
実際に関わっていた若い(当時)皆さんの成果です。

国土交通省のHPから

久々に訪れた大宮聖苑は、建物の性格からか竣工当時と何も変わっていませんでした。
丁寧に大切に使われている様子にホッとしました。

エントランスホール

水を取り入れた庭

火葬ロビーと控え室をつなぐ渡り廊下

中庭

調整池側から見る施設

案内図

2021年9月18日土曜日

只見生まれの家具(シリアルナンバー・1301~1317)

 シリアルNO.1296で紹介した只見産ケヤキのデスク
娘さん3姉妹に同じ机を贈るために、2018年秋と2019年秋にさらなる製作依頼を受けました
◆NO.1301        ケヤキのデスク
                 デザイン仕様はNO.1296に同じ
                 製作:2018年9月
                 製作依頼:福島県只見町   A氏


◆NO.1317        ケヤキのデスク
                 同上
                 製作:2019年9月

同じ1本の木から作っていますが
天板の表情がそれぞれ違います


この間に以下の仕事を頂きました
NO.1300  霞が関ビルの椅子の修理
               2018年8月 



NO.1302  桜の鉛筆ブローチ 100本
             製作:2018年11月


NO.1303  えん玉 40個 
              製作:2019年1月




2021年9月13日月曜日

毘沙沢林道のこと少々

毘沙沢林道には現在4軒の町民の家が有り5人の町民が生活し、二地域居住の家が12軒あります(正確には町民の家5軒、二地域居住の家11軒)。
しかしながら、利用できる道は林道という位置づけで、町道ではありません。

7月末、布沢区で町長に話を聞いて頂く「町政懇談会」が行われました。
コロナへの対応から会の時間を1時間としたため、区では事前に区民へのアンケートを実施し、「只見町に対する私たちのお願い」を提出しました。

その中に「町道及び農道、林道の舗装等の整備」として毘沙沢林道の改善への要望事項がありますのでここに掲載しておきます。
布沢区から町への提出文の一部

毘沙沢林道に関係する二地域居住の方々にはこうした町あるいは区の情報が届きにくいという中で、工房毘沙沢のブログは「時々見てます」という声を聴きますのでここに書くことにしました。

毘沙沢は離村集落とよく言われます。今回の文面にも集落移転と書かれています。
しかし、当時移転したのは七軒のうちの五軒で、私の今住む家とお隣の二軒はこの地に残る道を選んだと聞いています。
この二軒については、災害で傷んだ田畑も町により復旧され、その後も住み続けたため家が残り、今私達がここに居るという事のようです。

町は今、人口が4000人を割り、町外の人々との交流を大切にしています。
毘沙沢の二地域居住者はほとんどが首都圏の方々ですが、今まで町との接触はほとんどなく、ひそかに出入りしているような状況です・・・なんだかもったいないような気がします。

2021年9月12日日曜日

道普請

今日は布沢区の道普請。
 林道住人の対象は毘沙沢林道の登り口から1キロほどの範囲。これを4人で手分けをして行いました。

私は車に草刈り機を載せて出かけ・・林道の登り口から300㍍ほどが私の守備範囲。
朝8時から初めて11時30分までかかりました
今の時期はさほど暑くないので助かりますが、それでも汗だく。
良い運動です。

私の今日の守備範囲


なんだか今年は草の成長が良かったような気がします。
これで今年の道普請はおしまい。

2021年9月11日土曜日

広報ただみ

 毘沙沢に戻ると、町の情報が届く。
月に一度の「広報ただみ」、毎週の「おしらせ版」あるいは今回から新しくなった新奥会津だより「Flow」などなど・・。


今回の広報ただみは、8月15日、お盆の時期に合わせて行われた成人式が大きく取り上げられています。
参加者29名、ほとんどの方がこの機に合わせて只見町に戻ってくるのでしょう。
都会に出ている子供たちが戻ってくる機会を作ること、これは過疎の町にとって重要です。


この一か月の間に町で行われた行事とか、出来事などが取り上げられている中から「ユネスコエコパーク~自然と人間社会の共生のための取り組み~②」をここに載せておきます。

この7月に町の人口が4000人を切りました。
この規模の町ですから、ほとんどが顔見知りだったり親戚関係。
ですから町の広報は、会社の社内報のような感じです。

2021年9月6日月曜日

只見生まれの家具(シリアルナンバー・1299)

 故芳賀沼整氏との最後の仕事
新築住宅の中に置く仏壇収納家具の製作依頼
デザイン:はりゅうウッドスタジオ
◆NO.1299      仏壇収納家具
               寸法:W1035 D900 H2000 
               製作:2018年6月
               素材:ミズナラ    仕上:オイル
               所有:福島県郡山市   I氏

納品後のセッティング

工房での最後の仕上げ

施主検査時の状態


施主・設計者との確認打ち合わせ

施主・設計者との最初のデザイン打ち合わせ

2021年9月4日土曜日

只見生まれの家具(シリアルナンバー・1298)

 「こういう家具が欲しかったんだ・・・」ということで注文いただきました
◆NO.1298    ネストテーブル
           寸法:W450 400 350 D370 350 330 H400 375 350
           製作:2018年5月
           素材:ミズナラ   仕上:オイル
           所有:福島県郡山  H氏






2021年9月1日水曜日

只見生まれの家具(シリアルナンバー・1296/1297)

只見町のAさん、自宅の庭に育ったケヤキを製材し・・・都会で暮らす娘へプレゼントするデスク製作の依頼
◆NO.1296         ケヤキのデスク

                   寸法:W1020 D615 H700
                   製作:2018年2月
                   素材:ケヤキ   仕上:オイル
                   所有:福島県南会津郡只見町  A氏





◆NO.1297         幼児用の椅子
                   デザインはNO.1257に同じ 
                   製作:2018年5月          
                   素材:クリ   仕上:オイル
                   所有:千葉県柏市   S氏