2021年11月27日土曜日

ちゃぶ台が嫁に行く

 初雪の翌日、大学生が作った「ちゃぶ台」がお嫁に行きました。
12月21日に催される飯舘村「までいな家」で開催の「いいたて村民食堂」で食卓として使われます。

福島大学の車で出かけていきました

嫁入りした「ちゃぶ台」4点

「・・・村民や関係者じゃなくても大丈夫!」と書かれていますのでお近くの方は是非お出かけください。
私達も、もしかしたら・・・。



裂織りを選んでます

大学生の作った「ちゃぶ台」のほかにも、毘沙沢の裂織りのランチョンマットとコースターにもお目にかかれると思います。 

2021年11月24日水曜日

初雪

予報通り、今朝から雪が降り出しました。
いよいよ雪国の冬が始まった…そんな雪です。



まだまだ根雪にはならないとは思いますが、冬の準備が終わってからの雪は何やら心地よい。

雪の直前、昨日仙台のYSさん来宅。
元気で良かった。



 久々でした。

2021年11月23日火曜日

冬支度

 天気予報に雪の予報が現れると、慌ただしくなります。
冬支度は雨風のない晴天日を選びたいのです。

19日:家の前に仮設の消雪池を設営。
かれこれ10数年、この時期になると同じ作業をしてきました。
重たいものを運ぶのは辛いのですが、慌てずのんびりやればさして大変ではありません。
シートを敷き込んで作業は終わります。

廃材を利用して囲みを作ります

排水管と給水ホースを繋いでシートを敷き込みます

20日:山から水を引き込みます。
100㍍ほど上流の小さなダムを掃除し、配管を繋ぎます。
水を通してから、途中の配管の様子を点検。
今年は、私が草刈の時傷をつけた場所から大量に水漏れ発見。
急遽、テープで応急処置。

メンテナンスで泥を掘り出します

小さなダム

黒パイプで水を引き込みます

21日:森林の分校ふざわの冬仕舞いに出かけました。私の作った屋外家具のメンテナンス。
そして、午後は毘沙沢で若者と一緒にアップルパン作り。そして分校で販売する裂織りを選びました。


アップルパンでお茶

分校用の裂織り選びと打ち合わせ

22日:午後から雨。小降りの間に林道の倒木を運びました。

硬くて重たい・・・良い薪になります
我が車は軽トラのように働きます

冬季間の林道の圧雪。
今年も例年通りに実施して頂けるよう町にお願いしました。
この件については林道沿線関係者にはお知らせしましたが、連絡の取れていない方は、こちらから報告です。
例年通り圧雪日が決まりましたら、このブログでお知らせいたします。

2021年11月17日水曜日

只見生まれの家具(シリアルナンバー・2321)

 書斎に造り付けデスクの製作依頼
寸法等、デザイン指定で発注された仕事でした
2020年10月31日のこのブログに納品の様子が書かれています

◆NO.2321       書斎のデスク
                  寸法:W1800   D800  H720
                  製作:2020年10月
                  素材:ミズナラ  仕上:オイル
                  所有:山梨県北斗市   藤森氏

納品後



工房にて製作中の引き出し

2021年11月10日水曜日

大学生の家具作りが終わりました

 福島大学・大黒ゼミの家具作りのミッションが昨日無事に終了

建築・美術系の学生ではなく、行政政策学の学生が地域に入って多くを経験する
この事は、きっと社会に出てから役に立つことなのだと思います

こうした事に、参加出来て少しでもお役に立てて良かった

25日、製作作業前の打ち合わせ

今回のミッションは、飯舘村の活動で使う座卓4点を学生自らが製作
私はそのお手伝い

製作日程は以下
10月25日
4種類の板、ケヤキ、杉、タモ、クリ それぞれ数枚の板を接いで天板へと加工

天板を接ぐ作業

11月6日・7日
◆天板のサイズを決め、仕上げる
◆脚、貫材を手押し鉋、自動鉋、鋸を使い所定の断面、長さに加工
◆角ノミを使い、脚にホゾ穴を掘る、また貫にホゾ加工をする

天気に恵まれました

天板の仕上げとホゾ加工

角ノミ作業

11月8日・9日
◆脚の組み立てと天板の反り止め加工
◆ペーパー仕上げとオイル塗装

脚部の塗装

大黒先生とゼミの皆さん

危険な機械の作業もあり、緊張の場面もありましたが、段々と慣れてきて、難しい作業を何とか乗り切りました

完成の瞬間・工房にて

5日間の作業を終え無事に4却の座卓を完成することが出来ました

そして昼食は美味しかった


11月7日

11月8日

参加学生数は7名(内1名は海外からの留学生)でした

2021年11月2日火曜日

大学生の家具作り・・・続き

 今までに、木工教室を望む話は聞こえていましたが、なかなか実現しませんでした。
成果品が、あるレベルでないと指導者として恥ずかしいから・・・となると私の準備が大変なのです(もちろん楽しみでもあるのですが)。
かといって難しい危険な作業は避けたい。

大学生の座卓、図面は描きましたが果たしてこれで良いのか。
11月6日の製作再開に向けて試作をしました。


脚部の試作

まずまずです。
強度はこれで大丈夫でしょう。

製作図

細かい面取りなどは皆で話しあって決めましょう。
そのためのたたき台はこれで良し。