2020年8月31日月曜日

想い出の中に・・・その55

2006年8月19日、刈屋さんの企画で恵みの森にドクターの卵28人を招待。私達も手伝いました。
朝から会場となるブナ林の下草を刈り、おにぎり弁当を持ち込んで爽やかな風の中で楽しく談笑しました。こんなことが出来るのはこの地だからだな・・・と気持ちを新たにしました。
会場の下草狩りを・・彦衛さん

このころ毘沙沢にも光ケーブルが敷設され、いよいよインターネットの時代に突入。町で企画のパソコン教室に私も富美恵も参加。

同27日、刈屋夫妻、林道の松沢さん、橋爪さん、小山さんと共に我が家で肉焼き。
橋爪夫妻、小山さん

松沢さん、刈屋夫妻、富美恵

同28日、このころ私は、県の環境サポータに登録していて、この日は美里町で景観研修に参加。
視察の後の意見交換会

窯元などを見ています

9月4日、柏市「松葉町地域ふるさと協議会」のメンバー40人と森林の分校ふざわでお会いしました。今考えると不思議なご縁です。我々は今、松葉町と毘沙沢を行き来する2地域居住者になっているのですから。
松葉町地域ふるさと協議会の皆さんと分校の前で

「私達松葉町で暮らしていたんです・・・」などと話していました

その後いただいた御礼の手紙

同10日、只見町職員と森林の分校の今後、指定管理について意見交換。このころから少しずつ森林の分校の運営に近づいていました。

2020年8月30日日曜日

想い出の中に・・・その54

 2006年、只見町は神奈川大学と共同で、町に伝わる生活様式や文化的活動,道具や地元素材を使った産物の制作過程などを映像化し、インターネットで公開する「インターネット博物館」の為の取材を全町的に展開した。

布沢でも幾つかの場所で取材され、毘沙沢ではシナの木の皮の採集加工の映像を7月29日に撮影。
残念ながらその後大学での研究予算が滞り、「インターネット博物館」は実現できなかったと伺っている。
7月29日の撮影風景
腐らした木の皮を剥ぐ彦衛さん

6月13日に採集し腐らせていたシナの木の皮(もわだ)を乾かす
8月4・5日、柏市でパッチワーク教室を運営し、パッチワーク作品製作活動をしている(現在も)三宅信子さん来宅。
三宅さんと富美恵


同14日、峠を越えて新潟「大地の芸術祭・越後妻有アートトリエンナーレ」へ出かけています。
現地で東京からみえた藤森さんのご家族と合流し、精力的に見て歩きましたね。
このころの私は、地域活性化などに興味を持って活動を始めていました。
その後の新聞報道

藤森さんのご家族と

大地の芸術祭展示作品

2020年8月28日金曜日

想い出の中に・・・その53

 2006年の続きです。

このころから地元の皆さんとの交流が増えたことは前にも書きました。6月1日刈屋夫妻と林道の松沢さんを交えて肉焼き。

6月10・11日、富美恵のお友達、吉田さんと染谷さん昨年に続いて来宅。この時も三島町の工人祭りに出掛けています。

左から染谷さん、富美恵、吉田さん
同13日、シナの木の皮から繊維を取るための作業。こういうことは彦衛さんが得意で、晃吉さんに声を掛けて頂きました。適当な太さのシナの木を切り倒し、その場で木の皮を剝き、我が家の近くの防火用水池に浸けて腐らせる。2ヶ月ぐらいでしょうか、引き揚げて皮を薄く剝いて繊維を取ります。なかなか興味深い作業でした。この繊維は後に富美恵が織で使っています。
シナの木の皮を剝いています

水に浸けて腐らせる
埼玉の深井さんがバイク仲間5人と訪れてくれたのは7月2日。

7月9・10日、藤森さんが見えて、晃吉さんや松沢さんと肉焼き。残念ながら写真が見当たらない。

同22・23日、深沢君夫妻来宅。夜遅くまで音楽三昧。このころの写真を見ると皆さん実に楽しそうです。

ギターと歌の保夫君

富美恵と洋子さん
次の日はイワナの里へ出かけることが多かった。
何故か次女の燈も居ますね

イワナの里で


先日の毘沙沢

 熊の出没以来、暑い日が続いてぐったりしていましたがそんな中で・・・。

22日は夕方から田島吹奏楽団の練習に参加。目標は10月4日のコンサート。こんな時期ですから、こうしたイベントの多くが中止となっています。何とか実現できると良いな・・・お互いコロナに注意しながらも楽しく。

お互いに距離を保ちながら・・

10月4日の予定プログラム

23日、昼間は30度近くになる気温も、朝は20℃少々の涼しさ。朝の涼しい内に茗荷の採集。昔の人が植えた茗荷が未だに毎年多くの実を付けます。ただし採集時期が重要で、今年は23,24日で沢山採りました。


採集中

そして、トマト農家のMさんから「はね出しトマト取りに来て」との連絡に、ハイハイと出かけました。暑い日が続いて熟しすぎたトマトは出荷が難しいのだそうです。有難く美味しいトマトを沢山戴きましたが、その後の始末が大変です。種分けして、大急ぎでそのまま冷凍庫に入れました。

今回頂いたトマト達

トマトの神様に感謝の二人

25日、お友達の「ビストロ叶屋」さんに昼食に出かけました。町で戴いた昼食券が未だ残っていましたので・・・久々に近況などお話が伺えました。この事についてはいずれまた時間がありましたら書きますが、店の権利と経営ノウハウを含めて200万円で引き受けて下さる方を探しています。是非是非興味と意欲のある方は問い合わせください。窓口は県の「福島県事業引継ぎ支援センター」電話024-954-4163 担当は浦山さん。。

今回もこんな感じで…その他にパスタ

その午後、8月11日のこのブログに書いた道人さんの経木製作現場に出向きました。まだ経木生産までには少々時間が掛かりそうですが機械は立派に動いていました。後は刃の研ぎと調整、そして材料となる木材、ここでは杉を考えているようですが、それらの扱い方でしょうか・・・只見産経木の実現が楽しみです。

2人で頑張ってました


2020年8月22日土曜日

熊の仕業

 10日ほど家を空けて戻ってみると、庭に枯れ枝が散乱。よくよく見るとスモモの木の枝が沢山折られ木の足元に重なるように。そして実っているはずのスモモの実が1粒も落ちていない。

枝を折られた庭のスモモの木
落とされた枝

このような太い枝も
最初は何事かと・・・でも、犯人?が熊であることはすぐに分かりました。

木の幹に鋭い爪痕が・・。

熊の物と思われる爪痕

こんな絵を描きました。

そして少し離れたスモモの木も写真のようにすべての枝を折られて、足元に散乱。今回はスモモだけが狙われた様子。

少し離れた場所のスモモの木

今までも周辺に熊が居るような話は聞いていたが、具体的な被害は初めて。そういえば今の時期このように家を空けることが今まで無かった。そして、我々以外にも毘沙沢の前の住人がときに草刈などの活動をしていましたから・・。

人の気配が薄れて、この地が動物の生活範囲の中に組み入れられたのかな・・・注意しなくては。

2020年8月18日火曜日

想い出の中に・・・その52

 2006年5月12・13日、桧枝岐歌舞伎を観て毘沙沢へ、という大井さんの企画。
この時初めて大島さん、鈴木淳さん、そして白川さんも宿泊しました。

夜はいただいた焼酎とワインにナッツ。

写真を見ると、楽しそうに話しています。都会から離れて山の奥に来ると空気が違い解放感からか皆さん子供のようになりますね。

帰り際の一枚
左から私、大井さん、鈴木さん、大島さん、白川さん
朝食の会
お持ちいただいたチーズ・パンとコーヒー

このころ大井さんから頼まれていた子椅子、この時運んで頂いたのか?

依頼の椅子は右側

6月2・4日、荒木君ファミリーがお見えになりました。丸テーブルが出来たので取りに来て頂いたのだと思いますが、残念ながら写真がこれしか残っていませんでした。萌々ちゃん2歳。


2020年8月16日日曜日

想い出の中に・・・その51

 「想い出の中に・・」シリーズももうすぐ2008年、このブログのスタート地点まで残すところ2年と近づいてきました。

2006年は、森林の分校布沢・指定管理者への参加、その準備がこの秋から始まるのですが、それまでは家具の仕事などで忙しくしていました。

日本設計の先輩、鎌田整介さんから・・・お嬢さん(越田容子さん)が自宅を新築されるので食卓テーブルが欲しいとの話がありました。参考として、あしなが育英会のレインボーハウスのテーブルを見て頂くことにして4月22日に出掛けています。

4月に見ていただいた
あしなが育英会レインボーハウスの大テーブル「1本の木から」

鎌田さん依頼のテーブルは、その後の打ち合わせでデザインを決め、10月18日に納品しました。お嬢さんご夫婦は共に内科のお医者さんで、良く自宅でパーティをなさるとかで大きなテーブルになりました。

納品前の越田さんのテーブル
レインボーハウスと同一の材(タモ)の天板で作りました
両端に引き出しが有ります

布沢の刈屋さんからケヤキの古材を使ったデスクの依頼。赤みの強いケヤキ材を四角く組んで天板としました。

刈屋さんのデスク・出荷前
奥会津では家具にこのように書くことがあります
この他にも、深井さんのデスク、荒木君の丸テーブル、大井さんの紹介で森信義さんのデスクなど・・・。
深井さんのナラのデスク
荒木君のクリのラウンドテーブル
未塗装で納品

森さんのナラの大ぶりのデスク

2020年8月15日土曜日

想い出の中に・・・その50

 2006年は雪の深い冬でした。3月に入って少し落ち着いたかと思ったら29~31日に大雪となり心をくじかれました。写真は4月1日。

4月1日の朝、玄関を掘っています

3月12日、明和地区芸能発表会に富美恵がコーラスとフルートで出演。この季節は未だ林道に車が入りませんので前日南郷のカネマン茶屋に泊めて頂きました。

明和のコーラスで出演
富美恵のフルート演奏
朝の寒い日に「かたゆき」を渡ります。4月15日家の近くを散策。雪国の春の楽しみの一つです。
家の西の尾根にて

4月11日に林道が開通しました。

同15日、芳賀沼整さんが滑田さん、斎藤さん、金城さんと遊びに来ています。

同19日、刈屋晃吉さん孝子さん、目黒吉久さん香都子さんご夫妻が訪れ、林道開通祝いをして頂きました。残念ながら写真がありません。

同24日、町が進める全町光ケーブル敷設に毘沙沢を加えるか、ヒヤリングが有りました。結果この年に毘沙沢に光ケーブルが引かれ、この山奥にもインターネットの時代が来ました。

5月3日、熱塩加納村で行われた展示会、コンサートに出かけています。環境の近い場所での活動に興味を持っていました。

同4日、箕浦さんのお嬢さん、飯田有子さんとご主人の大輝さんの訪問が有りました。5月だというのに家の周りには写真のように雪が残っていました。

5月4日だというのにこの雪です