2013年10月20日日曜日

私にも出来るユネスコエコパーク・その3

只見の自然は美しいですね・・・では町並み景観は如何でしょうか?

町には「うつくしい只見町の風景を守り育てる条例」があります。
そして、具体的に守るべき詳細が「景観ガイドライン」として示されています。

会津地域では、大内の宿とか前沢集落とか、水引集落などで昔の茅屋根の景観を残す活動があり、注目されています。

只見町では残念ながらそれだけの古民家の集中した集積はありませんが、まだまだ多くの古民家が残っています。これらを今後どのように扱うのかは只見の今後の景観形成にとって大変重要な課題だと考えます。

しかし、簡単ではない。

そこで「私にも出来るエコパークその3」は、
■「屋根の色を統一しよう」です。好ましいのは古い茅葺に見えるようなダークな茶が良いようです。外壁は自然素材がベストですが、無理の場合、出来るだけダークに仕上げると良いでしょう。

■ブルーシートは、短期間の仮設以外は使わない。車庫の入り口にブルーシートをシャッター代わりに使うのを良く見かけますが、これをダークグリーンに変えるだけで景観は良くなります。

■町のレベルでは、橋梁が重要です、看板、電柱への対応も是非取り組んでいただきたいし、廃屋、大型廃棄物などの扱い・・・沢山、出来ることがありそうです。

景観のことは、簡単に直ぐに出来ることではありません。だからこそ住民皆でその気になることが大切です。
個人の個性より、町の個性を大切にしたい部分だと思います。

今、「日本で最も美しい村連合」に43町村6地域が登録されています。
福島県では、飯館村、北塩原村、三島町がこの運動に加わりました。おなじみの綾町も登録されています。
景観はユネスコエコパーク登録と同時に具体的に進めなくてはいけない重要課題だと私は考えています。

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