2020年9月29日火曜日

想い出の中に・・・その64

 2007年4月14日(土)「森林の分校ふざわ」が指定管理者「森林の里応援団」による運営が始まりました。

最初のお客さんは、私達が運営する前から釣りのため分校を利用していた東京の釣り仲間。頼住さんはじめ10名程度が毎月利用するという常連で、その後も利用は続きました。

5月の連休を何とか乗り切り、5月18、19日の分校の田植えイベント。初めての事で、準備に追われていました。

そんな中、東京のテレビ朝日から「人生の楽園」への出演依頼が入りました。11、12日に製作担当の市村奈穂さんが急遽只見駅からタクシーで毘沙沢に駆けつけ・・・とてもお急ぎの話で、ハンドカメラで映像と話を録画し、私達の運転する車で舘岩・会津高原駅経由で東京に戻っていかれました。

その後、東京の会議で製作が本決まりし・・・なんと、1週間後の分校の田植えイベントを中心に撮影開始が決まりました。


人生の楽園の撮影

田植えには日本設計の絹巻さんご家族が参加されることで、テレビ局から本人に了解を戴いたりして・・・そして私達も田植えの準備で大忙しでした。勿論、布沢・坂田の皆さんの協力のもとにですが。

第1回分校の田植えイベントに参加の絹巻さんご家族

撮影隊は、5人ほどだったと思います。分校での私達の働く姿、毘沙沢の生活、そして只見町の様子などいろいろな角度から撮影していました。そして、田植えイベントも・・・。

しかしながら、撮影3日目の朝、私がダウン。私への撮影は中止・・・そして、その後何回か電話で連絡を頂きましたが、こちらの事情から残念ながら撮影の継続は出来ませんでした。というのは、この時点でさらに3・4日の撮影が必要だったのです。

予定されていたTV放映は変更を余儀なくされ、担当の市村さんはじめ関係者の皆さんには大変ご迷惑を掛けたことと思います。

しかしながら、私にとっては始まったばかりの分校の運営がまずは大事で、こちらを優先せざるを得なかったのです。ここで倒れるわけにはいかなかったのでした。

その後、幾つかのTV局からの撮影依頼は、地方の簡単な物を除いて、お断りしたように記憶しています。

この間の私の記録写真も残念ながら紛失しています。もし何方かこの時の田植えの様子など撮影したものをお持ちでしたらお知らせ頂けると嬉しいです。

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