そして蓼雲荘が竣工する直前、次の仕事「秋田キャッスルホテル」がスタート。
当時、新橋第一ホテルの運営で、秋田市最初のビジネスホテルとして営業していた「秋田第一ホテル」の増築計画。
1981年8月、秋田キャッスルホテルとしてリニューアルオープン |
1979年10月に私が描いている立面図 |
1979年4月(私30歳)に設計がスタートし1980年3月着工。
設計打ち合わせが大変でしたね。
冬場には飛行機(YS11)が吹雪で飛ばないことがたびたびありましたから、夜行寝台列車での出張でした。
早朝秋田駅に着いて、打ち合わせの後、夕方秋田駅から夜行でとんぼ返りなどと言う事も有りました。
この仕事で、ホテルのインテリアデザインの勉強を沢山させて頂きました。
客室、バー、大小宴会場、レストラン、コーヒーハウス・・・・等。
大宴会場・照明デザインは永原浄さん |
初めて全てを任されたインテリアデザインは、 屋上に増築したスカイバー・ロータス |
秋田の現場には、家族で移住し1年ほど常駐しました。
竣工時の関係者・右から2人目が担当技師の岩月さん、 女性は厨房設計の森佑子さん、私は左端 |
1981年は、長女の美帆が秋田市立保戸野小学校に入学した年です。
そして、8月の竿灯祭りのころ柏に戻っています。
ホテル設計の大先輩村尾成文さん、家具デザインの今崎努さんに助けて頂きました。
岩月さんとは、家族ぐるみでの・・・・仕事でした。
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