2016年9月14日水曜日

地域おこし協力隊との事

体験住宅
8月2日に書いた「定住生活体験住宅」で、ヒヤリングが出来ていなかった昭和村。
昨日、地域おこし協力隊の大竹さんと出掛けました。

昭和村の「田舎くらし体験住宅」は、県の補助で町が建物を用意し、NPO苧麻倶楽部が平成20年5月から運営しています。
「短期の下宿」との扱いで、1週間からの体験生活が出来る施設になっている。

体験住宅の中で・・・右奥の男性は昭和村の地域おこし協力隊員

昭和村は、からむし織の織姫制度で良く知られていて、現在も年に4名の募集に多くの応募があるようです。
そして、1年の研修の後村には4人のうち3人は残るのだと伺いました。
ですから、利用できる空き家は思いのほか少なく、移住したくても移り住む空き家を探すのが大変なんだそうです。

となると、体験住宅を利用しても必ずしも移住に繋がらない。
和泉さんの話を伺っていて、移住促進には地域の人達との接触の機会が大切で、その地の「生活を体験する」ことなんだと改めて認識しました。
その為には、建物だけが出来たのでは効果が薄く、それを取り巻く運営ソフトが大切なんだと勉強しました。
織姫交流会館で只見町と昭和村の協力隊員

今回の調査で昭和村の2人の地域おこし協力隊の方にお会いしました。
会津地域でも沢山の若者が地域おこし協力隊で活動していることを改めて認識する調査でもありました。

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