提案書の一部 |
「その2」で書いた竣工直後の超高層マンションを見た、韓国・サムスンの会長からコンサルタントの依頼が舞い込んだのでした。
その当時、韓国では高層板状集合住宅が主で、超高層ポイントタワーは無かったのです。
サムスン関連の不動産開発で、超高層集合住宅を手掛けるに当たり、日本の超高級マンションのノウハウを必要としたわけです。
コンサルをした計画案・超高層住宅4棟inソウル |
打ち合わせが終わると少々観光 |
こちらの体制の提案(4月1日)から契約を終え、最初のソウルでの打ち合わせが5月17日。
最終の2000年2月25日までに、ソウルで5回、東京で1回の打ち合わせ(1回が2泊3日)が持たれました。
大変忙しい時期でしたので厳しい面もありましたが、三井建設設計部の応援を頂いたりして、全体としては楽しくて有意義な仕事として記憶に残っています。
当時、韓国の建築家はアメリカで勉強していましたので、デザイン能力は優れていましたが、超高層住宅としてのきめの細かい配慮が日本側に期待されていました。
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