2011年9月29日木曜日

デザイナー


先日上京の折、デザインセンターOZONEで「川上元美デザインの軌跡」を覗いてきた。前々から気になっていたデザイナーの一人。
家具が主なのですが、他にも生活に関する全てのものをデザインする。吊橋も含まれる。しかし建築は無いのが救い。

私は建築家だから建築空間のデザインに永いこと携わって来た、そして今は家具のデザイン・製作を続けている。でも川上元美さんのように格好良くはいかない。

研ぎ澄まされたデザインは考え抜かれたエキス、結晶のようなもので、ピカピカ光って見える。だから格好良い。
残された人生。私も自らの結晶を見てみたいと思いながら帰りのバスに乗ったのでした。

3 件のコメント:

ばーばのぱぱ さんのコメント...

私は彼のイニシアルを冠した「MKチェア」というのを18年使っている。見た目はえらく軽快なのだが実は重い。同じアルフレックスから出している座面を布ベルトで編んだ椅子(名前は忘れてしまった)がありあれは見た目軽快、実際も軽くていいと思った。自分でやってないと簡単に批評家になれるね。

毘沙沢 さんのコメント...

デザイナーは思考に多くの時間を費やす、かといって新しいデザインを生み出すのは簡単なことではない、とつくづく思います。MKも良い椅子ですね、まだ健在ですか。

ばーばのぱぱ さんのコメント...

そうだよね、だから簡単に評価して結論出してはいけない、、、と思うのだが、、