2013年12月2日月曜日

庁舎その後・・・の続き

「庁舎のその後」を書きましたら、下記の投稿を頂きました。

公共施設の公開プロポというのは滅多にないチャンスなので多くの建築家が全力で提案書を作成し提出したと思います。そう云うチャンスを提供した主催者はいい仕事をしたと思うが、一方その社会的責任も生じます。当選者はさあこれから計画案を具体化しようと云う矢先の出来事でさぞがっかりした事でしょう。もともとプロポというのは案を選定するのではなく設計者を選定するものだと割り切ればこうした事もあり得るかもしれません。しかしその変更内容が後ろ向きであるとすればお互いにとって不幸な事に違いありません。プロポ以前にもっと真剣に検討されていてしかるべきだった様に思えます。

この内容は、建築に対する、建築家の立場をよく理解しての内容になっています。
残念ながら、只見町のような小さな町には建築家が身近に常時活躍する場がなく、また、そうした建築家の仕事に触れる機会も少ないのです。
ですから、建築家(町サイドのコンサルも含めて)に何を期待し、どのように接したらよいのか分らないということがあります。

私は、この件には、設計者選定に参加しましたので、多少の責任があると思っています。
しかしながら、残念なことに、現在は進行に関わりの持てる立場にありません。

町民にとって、果たして何が必要なのか、庁舎はどうあるべきか・・・町民に現状を正確に伝え、今こそじっくり話し合う場が必要なのだと思うのですが・・・と、言うしかありません。

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