2011年5月4日水曜日
2本のペーパーナイフ
手元に、桜の木でできた2本のペーパーナイフがあります。
作者は高橋英子さん、女子美術大学名誉教授・Hideデザイン工房。
細い1本は数年前に、我が工房にいらした時に頂いたもの。
幅広の1本は、3月に開かれた-さくらを詩う-高橋英子展で展示?された物。
実は、私、案内は頂いていて伺えなかったのです。
その前に、Nさんにお会いしたとき「伺えないのですが先生に宜しくお伝えください。」とお話したら。
後日、Nさんから丁寧なお手紙と幅広のペーパーナイフが届いた次第です。
この桜は、先生の家にあった桜の木をやむなく切ることになり、それをこうした形で残した物と伺っています。
鉈で割った時の面白い形をそのまま作品にしてしまう。
私にはとてもできない業です。自然の偶然の中から見出す審美眼、私は先生に遠く及ばない。
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