2011年3月20日日曜日
今朝の毘沙沢
毘沙沢はいたって穏やか。
TVのスイッチを切りさえすれば、大災害が嘘のように、何一つ変化がありません。
雪の量はいたって豊か。
本来なら町民の春の野良作業のために、農道の除雪が始まる季節。
でも、今年は遅れているようです。
やはり影響は押し寄せています。
只見地区センターが構造の強度不足の危険から使用できません。
残る2つの地区センターは災害避難所になっています。
ここにも変化が出ています。
それでも只見町は地震被害ゼロ、放射能の影響微量?で、いたって穏やか。
(赤十字、婦人会などが後方支援を行っています。)
防災無線も届かぬ偏狭の地、毘沙沢。これで良いのかと思いつつも、節電に努め、備蓄食料で命をつないでいます。
普段孤立と戦っていますから、こうした事態ではありますが、この鈍感をお許しください。
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2 件のコメント:
こちら福島県の中通りですが、白梅も咲き、福寿草もいっぱいに花びらを開いていて、一見 穏やかな春到来の日地曜日ですが、町という町
どこも死んだよう静けさです。瓦屋根は ほとんどの家がすり落ち、いまブルーシートが重しで押さえられていますし、道路は亀裂だらけ。そこを砂利で埋めて 何とか走れるようにしてありますが、車は ガソリンがないため ほとんど動きません。東北本線も新幹線の高架橋も行き来する列車はなく、線路の信号機の赤や青のランプも見えません。スーパー、ホームセンタ はど全面のガラスが割れたためにブルーシートで隠して、内部もまだまだ 整理が終わらないと思います。銀行・学校・・・みなしまったまま。役場・市役所の駐車場では給水車。(いくらでも書けますが 長くてもだめですね!)
被災地の悲惨な状況に心を痛めています。
多くの方が、私がTV中継で空から津波の状況を見ているそのときに、海水に飲み込まれたのかと思うととても辛く、悲しい思いでいっぱいです。
毘沙沢は、敷地の外へ出るのが大変な状況を良いことに閉じこもっています。
せめて、のどかな雪景色をお届けする・・しか出来ません。
ブログを読んで頂いている皆さんの健康をお祈りしています。がんばってください。
そして、苦しい思いをまた投稿ください。
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