毘沙沢林道に関する町からの情報は、林道沿線に家を持っていても、町民でないあるいは区民でない一部方々には届いていないようです。
昨年末の布沢区から町・議会への、毘沙沢林道環境改善の陳情についても、一部沿線関係者の耳には入っていないのかもしれません。
また、今回の議会からの不採択通知も、文章が区長宛に届いてはいても議会からの内容説明も沿線関係者への意見聴収もありませんでした。
と言う事で、議会だより(7月29日発行)に公表されたタイミングで、私の個人的な意見ではありますがここに綴ってみることにしました(このブログは林道沿線関係者の多くの方に読んでいただいています)。
これは布沢区とは関係なく、あくまで私個人の考えで書いています、間違った解釈が有るかもしれませんが、お許しください。
只見町・議会だよりの不採択記事 |
毘沙沢林道環境改善を求める布沢区からの陳情への議会からの不採択理由に対する私見
「全線舗装工事については、平成24年6月に舗装工事の陳情があり、当地域は過去の災害時に集落移転をしている経緯があることから、大規模なインフラ事業は適さないと判断し不採択としているが、その後急傾斜等部分的ではあるが舗装工事を実施している。」
この事はこの判断の前提が、当時区が要望していた林道生活者の安全という重要な視点を二次的に扱っての判断であったことがうかがえます。
この時の事はその後、当時の議会議長をはじめ他の議員からも正しい判断ではなかったとの説明を聞くこととなっています。
判断理由のあいまいな、過去の不採択通知を再び持ち出した事に不満を感じます。
「通年除雪については形状、安全性の面から困難であると考えられる。」
「(記載にはありませんが、数ある林道との整合性が取れず、)町道編入については町道認定基準に合致しない。」
(・・)は議会答弁では報告されたが、区への通知からは削除されている。
また現状が町道認定基準に合致しないからこそ環境改善を求めているのですから、現状が町道認定基準に合致しないから不採択というのは理由にはならない。
「当林道については、継続的に維持、補修に努め要望時に圧雪除雪などを行っているが、通年除雪は不可能であっても好天の合間を見て安全性を確保しながらの除雪は可能であると判断した。」
そして全面舗装を否定する通知にもなっていない、そうであれば、住民の味方であるはずの議会としては、はっきり生活道路の全面舗装を勇気をもって応援してほしかった。
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