2013年8月22日木曜日

山里の営み

毘沙沢に時々遊びに来ていた頃、古老から「あのスモモは良い実が成るよ・・」と、集落内の老木を教わった。
何気なく実を拾い、実生として育てた。

苗の段階で10本ほどを庭に植え、数年は雪に痛めつけられ、添え木などで保護もした。

雪の少ない年だったと思うのですが、突然1本の木がぐいぐいと生長して雪の上に出た。
他は苦戦している中、1本だけは素晴らしく成長して、その後雪の高さを軽く超えて大きくなっていった(現在残ったのは2本)。
この木、おどろ木

その1本のスモモが、今年は驚くような多くの実をつけています。
未だ、幹はさほど太くないのですが、収穫は30キロ????いやそれ以上、今でもボトンボトンと実を落としています・・・。
一日でこんなに・・それが数日続いています

富美恵は最初ジャムなどにしていましたが、あまりの量に・・・かといって捨てる事もできないで、冬用の冷凍庫に電源を入れて冷凍、と相成りました。

親の木は数年前に雪の重みで倒れています。
スモモの木の寿命は人間と同じようなもの、そして人の手を借りて、世代交代したということです。

山里の営みと、自然の恵みのありがたさを少し学びました。
10日もすると、茗荷の収穫でしょうか・・・今日、秋の空気を感じました。

2 件のコメント:

Junko Sato さんのコメント...

ご存知かしら。
スモモはこちらではモモ、普通の桃はケモモだそうです。
その区別分かるけど、露骨で私には馴染めない単語ですが^^;

毘沙沢 さんのコメント...

と言うことは、毛桃太郎ですか・・・困りますね。