そんな池田武邦さんの米寿を祝う会(9月29日)に出掛けてきました。
記念撮影は3回に分けて行われました |
霞が関ビル、京王プラザホテル、新宿三井ビルと立て続けに超高層の仕事をして、その後、こうした行為に疑問を抱き・・・私が、東京都庁舎のコンペを一緒に手がけていた時は丁度そんな時で、「超高層にいかに自然を取り込むか」がテーマでした。
私の所属した日本設計は、当時最先端の新しい組織事務所で、所員は「皆平等」がコンセプトでしたから、若造の私も、社長の池田さんも対等だったのです。
実に居心地の良い職場でした。ですから、今回の祝う会には懐かしい顔が120人も集まったのでしょう。
しかし、私が「自然と共生して生きる」講義を受けたわずか26年ほど前に、海軍士官だった同じ人が、マリアナ沖海戦、レイテ海戦、沖縄特攻に参戦し、戦艦大和の最後を見、一度死んだ人であったことは、当時想像もしていませんでした。
運命の不思議と、人間の強さを感じます。
池田さん主人公の海戦記 |
私は、この人の影響を、少なからず受けて現在山の中に暮らしているように思います。これもまた実に不思議な運命だと、改めて思います。
30年間、同じ目的で過してきた沢山の仲間と久々にお会いできて、心が暖かくなっています。
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