2025年5月14日水曜日

その後の暮らし・・その7

改装を終えた早川宅にて
 昨年5月24日に毘沙沢を離れて、もうすぐ1年が経とうとしている。
この間私達は1度だけ奥会津に足を踏み入れました。
11月25日郡山の早川さんの自ら内外装を改修した自宅を尋ね、翌日、只見町布沢に残る資材置き場の冬仕舞いなどのために。

その時にお寄りした晃吉さんの家で頂いたカボチャの種が、我が家のベランダで最近目を出している。雪の只見に足を踏み入れなかったのは、1995年以来だから30年ぶりとなる。
都会での生活は気楽さと共に寂しさもまたある・・こういうのが遠くにある故郷への想いというものか、と知る。

12月16日、車をコンパクトカー、ニッサンAURAに乗り換えた。
生活スタイルが変わったこの時に、小回りの利く、との思いからだ。
電気モーターで走るこの車は実に快適、小振りなサイズは駐車場への操作が楽になった。しかしスタットレスは履いていない、雪の道は走らないと決めた。

昨年6月から始めた太極拳は、毎週の練習日に参加。
強制的に身体を動かさない事には、との思いからだが、型を身に着けるのに苦労する。
始めて1年が経とうとしている今、なんとか24式、48式、総合など、身体が動くようになってはきたが奥が深い。

年が明けて
1月は5日、板橋区中央図書館、美術館訪問。
7日 スマホをUQから楽天に変更。
12日 新年会で久々に駒込へ出向く。
13日 東京文化会館で「第22回東京音楽コンクール優勝者コンサート」を聴く。

2月に入りスポーツ吹き矢のお誘いを受けて参加。
十数人のグループの中で、月に4日ほど和気あいあいと精進している。
道具のある遊びは、道具に凝る楽しみもある、「前は家具など造っていたので・・」などと言いながら。
吹き矢は子供のころの遊びで経験があったこと、管楽器を吹いていたことが助けとなって、すぐに上達した。

国技館にて
2月は、11日に日本橋の三井記念美術館で円空を見る。

23日、国技館5000人の第九で歌う。

28日 見沼薬師寺で円空達と出会う。

田中君と
3月には 八王子で田中君のコンサート、昨年に続き2回目となる。

10日 宮口さんの水墨家展で浅草へ。



サントリーホールに来たら寄ります
想い出の仕事
28日  鷹取山で駒込小学校のクラス会。
鷹取山にて


井の頭公園にて
4月に入り7日 検査入院するも異常なし。
18日  板橋区で都市の伐採木の活用についてお話ししました。
20日  サントリーホールで新日本フィル、佐渡さん指揮。


21日 吉祥寺 廣瀬宅拝見で久々に井の頭公園へ。

 この間、ボランティアのような活動も続いているが「晴れの里えほん文庫」での環境整備については次回。

2024年12月5日木曜日

切り株の椅子

 この間だいぶ時間が経過しましたが、ケヤキの障害木から作られた「切り株の椅子」が出来ています。



一部団地の有志に手伝っていただき、初めての試みで・・試行錯誤の末、写真のような3色の可愛らしい椅子となりました。
制作作業中


秋のドングリが似合います。
そして、知らない何方かが、時々手を加えてくれています。


「これはオブジェだな・・・」とか、「絵本の〈どうぞのいす〉みたいだ・・」などと評判は上々です。


今回、この経験から、切り株の魅力に気が付きました。
そして、切り株が人類最初の椅子であったことにもまた思い当る経験となりました。

2024年9月17日火曜日

第二の故郷只見を遠く離れて、その後の暮らし・・その6

 5月末に毘沙沢を後にしてから4か月が経とうとしています。
この間会津方面へは出向けていません。
何故でしょうね。

そんな中、只見ブナセンター友の会から「只見町を遠く離れて思う事」のタイトルで、会報への投稿依頼が在りました。

英国から戻って
地域に根差し、人間関係を大切にし、表現としてモノを創り、感じるままに書き描き、建築・絵画・音楽など芸術を楽しむ。

場所を変えても、基本的にはそうした中で健康に注意しながら過去とのつづきをつなげる暮らしを心掛けたいと思っています。
ま、それしかできませんので。

新たに始めたことは、太極拳。
そして、団地の中で障害木として切られたケヤキの切り株を、椅子として活用する作業をしています・・木の霊を崇める。

木の霊3体

「国技館5000人の第九コンサート」への参加を決めました。
先になりますが来年2月23日が本番です。

2024年9月6日金曜日

第二の故郷只見を遠く離れて、その後の暮らし・・その5

 英国への旅その後
8月2日、Malmesburyを早朝発ち、ロンドンへ移動しました。
娘たちはヒースローの近くのモダンなホテルに、そして私達は市内の便利な場所にホテルを取っていました。

コベントガーデン

噴水はこの季節人気の場所

この日のイベントはミュージカル、ライオンキングを孫たちと鑑賞。
今まで何回かはオペラ座の怪人を好んで観てきましたが、今回は9歳の子供に合わせました。

劇場の外壁は工事中でした

舞台は意外と小さい

劇場はLyceum Theaterでしたので、会場時間までは近くのコベントガーデンで過ごしました。
何度か訪れていますが、相変わらず賑やかでした。

満席でした

ライオンキングは劇団四季でも観てましたが、本場では観客の反応が面白かった。

8月3日は大英博物館、アルバート子供博物館など。




大英博物館

アルバート子供博物館

ナショナルギャラリー

8月4日はナショナルギャラリーなど、、、。
そして、翌5日ガトリック空港からシンガポール経由で6日無事羽田に戻りました。
ナショナルギャラリーは印象派が人気ですね




ロンドン・ガトウィック空港にて

2024年9月2日月曜日

第二の故郷只見を遠く離れて、その後の暮らし・・その4

 英国への旅の続き
フランスの北部、モンサンミッシェルは良く知られています。だいぶ昔に訪れたことがありました。しかしイギリスの南西端ペンサンス地方のセント・マイケルズ・マウントは知りませんでした。
7月31日天候に恵まれて、Malmesburyへの帰り道で訪れました。

海の潮が引いているときには歩いて渡れるのですが、今回はタイミングが合わなかったため船を利用しました。

到着時、まだ歩いている人の姿が見えました

美しい庭園も良く知られているようです

建物は修道院、要塞、邸宅などと
時代と共に変化したようです

8月1日は娘の家の近くのウエストン・バート国立樹木園へ。
英国人は自然を大切にしています。
そして身近に楽しんでもいるようです。





8月2日、ロンドンに移動しました。

2024年8月30日金曜日

第二の故郷只見を遠く離れて、その後の暮らし・・その3

 英国への旅の続き
7月27日はCotswolds Lavender  とChipping Campden

ラベンダーを見に沢山の観光客で賑わっていました
寒いくらいの気候



チッピング・カムデンの中心・マーケットホール
28日はOxford


カーファックス・タワーの上から

29日はPenzanceへ向かい、途中でEden projectという21世紀型植物園に立ち寄りました。
バイオーム内部は熱帯雨林
バイオームの外観

30日は今回の英国の旅で是非訪ねてみたいと思っていたSt.Ivesへ。
目的は陶芸家バーナード・リーチと濱田庄司が英国の南西端の地に作ったLeach Pottery。

現在は記念館のようになっています
しかし作陶も継続しているようです


濱田たちが作った登り窯

St.Ivesは港町で、海水が奇麗でした

St.Ivesにはテート・モダンの分館もあります
と言う事で、後半は次回。

2024年8月22日木曜日

第二の故郷只見を遠く離れて、その後の暮らし・・その2

 蒸し暑い夏を柏で過ごしています。
この時期の毘沙沢の涼しい朝の空気、すでに秋を感じる虫の声などが懐かしく思い出されます。もう少し近ければ・・と思います。

何か月も前からの計画で、今年は夏休みの時期に娘たちの住む英国に出掛けました。
夏休みの時期は航空運賃が高い、ではと、シンガポール航空にしたのです。
避けたいと思っていた南回りです。
でも今回は、懐かしいシンガポールの空気も吸ってみたい、と、少し考えました。

7月24日17時05分羽田空港発、シンガポール乗り換えで翌日1時10分発、英国ヒースロー空港へは25日7時45分着。


シンガポール
チャンギ国際空港にて

我が家を出てから娘達の家にたどり着くのに実質30時間ほどを要しました、、すごいでしょ、、元気。娘たちの住むMalmesburyはCotswold地方の南に位置し、ロンドンからは西に遠く離れているのです。
Malmesburyの街はずれ

中心街・昔の銀行は今はカフェ

Malmesburyの中心マーケットクロス

Abbeyという古い教会


昼食後、町を案内してもらいました。
とても古い歴史のある街です。
とても魅力的な町でした。