2019年10月17日木曜日

建築を巡る・2

今回は、天気が良いので思い立って「六十里越」を越えて「上越市立水族博物館」「新潟県立近代美術館」へ日帰り。

これらの建築は共に日本設計の仕事。
上越の水族館は2年ほど前のオープンですが、近代美術館は1993年開館です。
ですから、いまだポストモダンの影響を受けているように見えます。
バブルが1991年崩壊ですからその直後の竣工。
信濃川へと続くロケーションを生かし、建物を一部地下化し、屋上緑化が川の緑地につながる計画です。
新潟県立近代美術館



川側の展示施設は土の中に埋まっています

近代美術館に並んで建つ「長岡リリックホール」こちらは伊東豊雄さんの設計で、1996年竣工。
「丘のような屋根」当初は屋上緑化を考えていたようです。
建物を緑の丘にしたかったのでしょう。
長岡リリックホール

上越市立水族博物館の設計者は、「アクアマリンふくしま」の設計者でもあります。
経験を生かして、コンパクトな建物の中に深海水槽や日本海につながるプールの演出、巧みです。
写真の様なイベントが開催されています。
このほかに、バックヤードツアーもありました。
時間の関係で参加できませんでしたが魅力的です。


水族博物館の外観

ドルフィンパフォーマンス

日本海の海

シロイルカファンタイム

ペンギンフィーディング

地の利を生かして、今後も日本海側の建築探検を続けたいと思います。


0 件のコメント: