2019年2月12日火曜日

少し昔の毘沙沢ー2

1992年末、設計事務所の仕事は相変わらず忙しかったのですが、バブル崩壊後多少時間が出来たのだと思います。
人並みに週末休むことが出来るようになり、木工教室に通い始めたのはそんな時期でした・・・私44歳。
縁あって、千葉県八街市に工房を構える榎本正さんの教室でした。
真ん中が私の木工の師匠榎本さん
昼食時には庭でお弁当を食べながら色々と夢を語りあいました

そして榎本さんの企画で、2つの視察に参加したのが会津との関係の始まりでした。
私達は会津とはそれまで全く縁がありませんでした。

1.1993年春の南会津舘岩の製材所、オグラさん・・・きこりの店が出来たばかりの時でした。
未だチップの仕事もされていて、土場には沢山の広葉樹が山積みでした。
ツアー参加者・たかつえのペンション前
舘岩:㈱オグラの土場・1993年
説明は小掠社長
2.翌、1994年春、平出商店の平出さんの案内で新潟県三条市に木工道具の製作工場を数か所見学しています。
三条市の刃物鍛冶工房

特注カンナ工房

参加者の記念撮影
そして、視察後、只見町を通過したのが最初のこの町との出会いでした。
その時の只見町の印象は、山に囲まれた木材の豊富な地、そして山を越えれば刃物の町がある・・・木工家具製作に適した場所、と見えました。

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