2014年3月18日火曜日

里山資本主義

このブログを読んでいただいている皆さんの多くは、すでにお読みかと思います「里山資本主義」。
遅ればせながら読みました。

著者の藻谷さんは、TVではたびたびお話を伺っていましたから、どういう考えの持ち主かは薄々存じ上げていました。
その藻谷さんの、正確にはその仲間の、今のマネー資本主義対する挑戦状?とも思える集大成といった本です。

この本を読んで、驚いたのは、毘沙沢で、私が十数年前からこの地で経験してきたこと、考えてきたことと多くが重なっています。
木を使って物を作り生計を立てる、薪を燃して冬をしのぐ、古民家を再生して住まう、沢の水を飲み、森林の分校の事業化(森林の里応援団の立ち上げ)、棚田の再生(3年間)、多少の畑・・・・。

何でこうした生活をしているのか、なかなか説明が出来なくて・・・と思っているようなことを、実に論理的に説得しているではないか。
そうなのだ、そうなのだ・・・こういうことなのだ。

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